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もしミルクボーイが聖書の時代に生きていたら


角刈り&マッチョ「どうも〜凝乳ボーイです〜よろしくお願いします〜」


角刈り「あ〜!ありがとうございます〜!!ね!今、なつめやしの実をいただきましたけどもね!!ありがとうございます〜こんなんなんぼあっても良いですからね!ありがとうございます〜」
マッチョ「こないだな、オカンと話してて」
角刈り「おぉ」

マッチョ「オカンが最近、ガリラヤで*パリサイ人たちもタジタジになるくらい、素晴らしいお話をする人がおるって言うててな」(*当時の宗教指導者)
角刈り「おぉ!」

マッチョ「で、その人の名前は?って聞いたんやけどな、」
角刈り「おぉ」

マッチョ「名前忘れたって言いよんねん」

角刈り「彗星のように現れた*ラビの名前忘れてもーて?どないなっとんねん。
じゃあな、オレが、オカンが忘れてしもた新進気鋭のラビの名前、一緒に考えたるから、ちょっとどんな特徴言うてたか教えてみてよ〜」(*先生という意味)

マッチョ「いやオカンが言うには」
角刈り「おぉ」

マッチョ「なんでも子どもの頃、神殿の中に置き去りにされたけど、そこに集ってた宗教学者を論破してたらしいのよ」

角刈り「おぉ〜…。
ナザレのイエスやないか
ナザレのイエスは、子どもなのに、お母さん迎えに来ても、
『なぜ わたしを 探すのですか わたしが自分の 父の家にいることをご存知なかったのですか』
って、言い放つくらいの 生意気な子供やってんから!
その特徴はもうナザレのイエスよ!すぐわかったがな、こんなもん!」

マッチョ「でもわからへんねんな」
角刈り「なにがわからへんねんな」

マッチョ「なんでもな、オカンが言うにはその人は、大食いの大酒飲みやっていう噂やねん」
角刈り「ナザレのイエスやないか!!
ナザレのイエスはな、水商売であろうが汚職税人であろうが、どんな奴とでも一緒にメシを食うっていう話や!
なんでも、大切な結婚式でワイン増やしとるからな!
ほなもうちょいなんか言うてなかったか!?うん」

マッチョ「何でもその人は、バプテスマを受ける時、鼻から水が入って大変な思いしたって言うねんな。」

角刈り「あぁ…ほなナザレのイエスと違うか。
ナザレのイエスが、そんなヘマするわけないもんね?
そんなヘマするどころか、海の上を歩いて、お弟子さん一人を
『信仰がうすいッッ』
って言って、海から引き揚げてやったっていう伝説があるくらいやもんね?
ほなもうちょいなんか言うてなかったか?うん。」

マッチョ「でもオカンが言うにはな、」
角刈り「おぉ」

マッチョ「その人は、一言のアドバイスで魚を網いっぱいに取らせたり、信者を増やしたりするって言うねんな」
角刈り「ナザレのイエスやないか!!
ナザレのイエスは、魚のみならず、パンも5000人分増やしたり、自分を信じる信者をすごい増やして、律法学者とかにメチャメチャ嫌われとんねから!!
嫌われすぎて、やれ、『これは律法に適ってますか?』とか、『この不倫した女性をどうしたら良いと思いますか?』とか、無理難題を吹っかけられてんねんから!!
でも見事に答えるもんやから、律法学者たち、ハンカチ噛んでるっていう話や!!
間違いない!!オカンが言うてんのは、ナザレのイエスに決まりよ!!」

マッチョ「せやけどオカンが言うには」
角刈り「おぉ!」

マッチョ「ナザレのイエスではないって言うのよ」
角刈り「ほなナザレのイエスちゃうやないか!!
先言えよ!!
オカンがナザレのイエスとちゃう言うんやから確実に違うやろ!
必死でイエスエピソード引っ張ってたときお前どう思ててん!」
マッチョ「それはすまん、でもオトンが言うにはな」
角刈り「オトン!」

マッチョ「イスカリオテのユダちゃうかって」
角刈り「絶対ちゃうやろ!もうええわ!」

マッチョ&角刈り「どうも、ありがとうございました〜」

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