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新しい出会いよりも、ちゃんとバイバイを言うことの方がはるかに大切だということ

私は、卒論を書くために、11月から3ヶ月長期インターンをお休みしていた。

ちなみに、長期インターンをしている会社は、超スタートアップ企業で社員3人とインターン生だけで回っている会社だ。基本的にはSaas企業からの代理でテレアポなどを行なっている。


久しくインターンに顔を出していない僕のもとに、インターン生を管理する子から連絡がきた。
「インターンどうするの?」
「とにかく面談しよ」
と、半ば強引な形で連れられて、インターン先の役員と面談をした。

面談前、最近インターン行けていないし、連絡も取れていないし、怒られんだろうなと思っていた。
卒論が終わったらインターンに戻るとは決めていたものの、教授が思ったより厳しくて、連絡が取れていなかったのだ。


「久しぶり~何してたん?」と相変わらず、優しく話しかけてくれた。
僕は「こういう状況で、卒論が大変で、それが終わったら卒業旅行とかいくんですよ」と伝えた。

そうすると、
「一個いいたいことがあってな。近況とかってちゃんと誰かに連絡してるん?」と。
「いや、してなかったです」と返すと、
「もったいない。去り際に人柄が出るんだよ。俺も後悔してることがあってな」と。


胸が苦しくなった。
報連相は基本だし常に考えていることだったから
それができていない自分がくやしかったのだ。

「でも、、」と、ひたすら言い訳ばかり頭に浮かんで
自分の卑怯さも感じた。


去り際に人柄が出るんだよ
という話があまりにも強烈に胸に刺さる。



人の世というのは、
人との出会いにあふれている。
小中高と色んな人と出会い、
別れを繰り返してきた。

大学でもいろんな組織にいた。
バイト先、サークル、研究室。

これからもいろんな組織に属するし、
そのたびに新しい出会いもあるだろう。

その1つ1つの出会いを
大切にすること。
人と人との関係性を継続させること。


組織から抜けたとしても連絡を取り合い
お互いの人生で支え合っていくためにも、
ちゃんとバイバイを言うことは大切だ。


もうすぐ大学を卒業する私は
お世話になった方々にちゃんと
「さようなら。ありがとう」を言うつもりだ。



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