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#エッセイ
シンプルなほうが広がりがあるんじゃないか
これしかできない、みたいな単純でシンプルなものになんだか惹かれる。
家電なんかでも、タイマーだけのシンプルなトースターとか。なぜなんだろう。
これも、いろんな考え方ができると思う。要素を削ぎ落として、本質的な機能だけを追求したとか、ミニマリスト的なスタイルに合うとか。
商品企画的にというかマーケティング的に「その方向」でつくられたものもあるし、実際、それで売れてるものもある。なんとなくだけど
なぜ街に告白するんだろう
日本人は羞恥心が強いとか、思っていても口には出さないとか、ステレオタイプな論があるけど、本当はそんなことないんじゃないか。
むしろ「言葉」に関しては意外にストレートなこともあると思う。愛の告白だってそうだ。
この前も、ある街を歩いていて目の前に《好きです、この街》とだけ描かれた看板が現れた。
いきなりの公衆の面前で愛の告白。いくらなんでも大胆すぎる。誰がそんなに想いを募らせたのだろうか。
食べることはもっと自由でいいんじゃないか
なんか窮屈だなと思う。食べることと健康が結びついた情報を目にするたびに少し身体がこわばる。
あれをもっと食べろ、あれは減らせ、できれば食べないほうがいい、この食べ方はダメ、これとこれを組み合わせ意識しろ。
そりゃね、健康は大事だよ。それに治療的な文脈で制限かけなきゃいけないときは別。
だけど、なんだろう。食べることのデフォルトの部分からなんか「こうでなければならない」がちょっとすぎるんじゃな
「どうしよう」を言わない人
世の中には二種類の人間がいる(便利だけど使いすぎ注意な言い方)。
何かあったときに「どうしよう」と言ってしまう人と、「どうしよう」を言わない人だ。
どっちにしようかなぐらいの感じではなく、どうしていいかわからなくて口を衝く「どうしよう」はちょっと怖い。
できれば、想定外も含めてどんなときも「どうしよう」は言いたくないなと思う。言ってしまったら自分を失ってしまいそうな気がするからだ。
その代