【レビュー】英語学習書『ALL IN ONE』

昨日は、つぶやきにて英語学習書『ALL IN ONE』の紹介を行いました。

そこで本日は、『ALL IN ONE』を実際に使用してからの感想を記載したいと思います。

画像2


ALL IN ONE

本書は、英語学習書『DUO3.0』と同様にページ上部に英語の例文、その下に単語等の解説が配置されている構成となっています。

しかし、『DUO3.0』よりも1文当たりの例文が長くなっており、単語のレベルも高い傾向にあります。そのため、本書の位置付けとしては中級者レベル以上向けとなっています。

また、『ALL IN ONE』はChapter1から20まで収録されていますが、Chapter1は「時制」、Chapter2は「文型(SV, SVO, SVC)」という感じで文法の項目毎にChapter分けがされているので、1ページ目から読むだけではなく、辞書代わりとして利用することも可能です。


ページの構成

ページの構成は以下の図の通りとなります。

画像1


例文

例文は1文ごとに文庫本にて3行に及ぶほどの長さです。しかし、例文と日本語訳にはそれぞれスラッシュ「/」が入っており、他の参考書と比べ日本語訳との参照を容易に行うことができます。

また、文章ごとに文法で重要な箇所が赤字で記載されているため、どの部分を注目して読めば良いか一瞬で判別を行えます。


単語

各ページの中央部の左側には英単語(英熟語)、右側にはそれに対応する日本語が書かれています。

また、右側には対応する日本語だけではなく、その単語の別の表現方法や、相性の良い前置詞等が書かれている場合もあります。


解説

解説のスペースには、各ページで用いられた文法項目についての解説が記載されています。


感想

従来の文法書では、文法の解説に対する日本語の文章が長い参考書がほとんどでした。しかし、『ALL IN ONE』は文法の各項目が1ページ、長くても2ページで完結する作りとなっており、他の文法書と比べ比較的敷居を低く学習が行えるように感じました。

また、本書の文庫版のもう一つの特徴として、音声をYouTubeで聞ける点が挙げられます。そのため、本が手元にない状態でも聴くことで復習に活かすことができます。

1周目は1日1Chapter以上を進め、3月中に2,3周できるよう進めていきます。

★連続投稿20日目★

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?