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金子文恵 / 料理家
2021年4月30日 19:49
朝シャワーに入って入院中に伸びたひげを剃ったおとーさん、「気持ちよかった〜」と、ご機嫌だ。胸椎の圧迫骨折は、バスルームでの転倒が原因らしいからちょっと心配だったけど、大丈夫だった。髪も伸びたから、デイサービスが始まったら散髪しようね。雲が広がってお天気はイマイチだったけど、朝ごはんのあと散歩へ行くことにした。山を降りるのは腰に負担がかかるから、バスで移動して北海道神宮詣でのあとお花見。北
2021年4月30日 19:41
相変わらず電話は通じず。退院を目前にして、今更葉書を送っても行き違いになっちゃってもなぁ、と葉書も出せない。そんなこんなで、退院の日を迎えた。前日にPCR検査の陰性確認も取れ、早朝便で意気揚々と帰るはずだったのに、目覚まし時計を止めて寝坊してしまった!猛スピードで準備して、なんとか無事チェックインできた時は、きょう1日の仕事が終わったくらいどっと疲れが押し寄せ、飛行機の中では爆睡。(単なる言い
2021年4月26日 16:04
相変わらず朝の電話は通じず。というか、ワンコールもしないうちに「ただいま電話に出られません…」ってアナウンスが入るのは、なぜ? とはいえおとーさんから留守電はかかってきた。「ひさしぶりに文恵と話したくなって、電話をしたんだ。」ちょっとキューンとするじゃないか。折り返し電話をしたけど、やはり出ず。なかなか通じないねぇ。でも声が元気そうで安心した。そして、きのうはタイミングよくおとーさんか
2021年4月23日 06:39
朝の電話、したりしなかったり… ごめんよう、おとーさん。心のどこかで、電話しても出ないしなぁ、って思ってたんだろうなぁ。おとーさんが着信に気がついて電話をしてくれても、仕事中で取れず留守電を聞くだけが数日つづいていた。来週の退院について主治医の先生に連絡したら、予定通り退院してもいいとのこと。病院にも慣れたのかだいぶ落ち着いていて、起き上がったり歩いたりするのも入院当初よりスムーズになったそう
2021年4月20日 09:32
13日は目標にしていた雑誌のひとつの撮影があり、ちょっと緊張していて、おとーさんに電話をするのをすっかり忘れていた。気がついたらもう夜。一応電話をしてみたけれど、やはり電話に出ず。それからの3日間は、朝の電話はとってもらえなかったけれど、昼すぎにおとーさんから「文恵から着信があったから電話をしたんだ。」と留守電が入っていた。折り返し電話をしておとーさんとおしゃべりでき、お互いちょっと
2021年4月14日 08:39
朝移動中におとーさんから電話があった。けさ電話したときの着信があったことに気がついて、電話をしてくれたらしい。「そっちの天気はどうだ?」「うん、お天気がいいよ。」「札幌もいい天気だ。こんな日に外に出られないのは、残念だな。」「そうだね、元気にお散歩できるように今はがまんだね。」「そうだな。さっき屋上に行ったんだ。」「そうなの?気持ちよかったでしょう。」「ああ。だけど、ダ
2021年4月11日 23:16
けさも電話が通じないなーなんて思っていたら、またおとーさんから電話がかかってきた。「文恵、財布がないんだ。」と言う。いやいやおとーさん、財布は持って行きたくないって言ったじゃん。だから小銭入れに¥2,000-入れて持っていったんだよう。そう伝えて、小銭入れは手元にあること、お金も入っていることを確認してもらった。看護師さんにごめんなさい言ってね、と伝えると、「今横にいるんだ、___すま
2021年4月11日 23:14
朝の電話は相変わらず撃沈。きのう8時半に電話するからね、と伝えたんだけどやはり忘れちゃったみたい。そのあときのうの返事をするのに病院看護師に電話をかけて、月末にわたしが帰省したときに退院をする方向で話をした。そうこうしてたらおとーさんから電話。「脂汗が出るくらい痛いんだ。こんなことは今までなかったのに。」「痛いの辛いね。コルセットしてる?」「ん?してないな。」「じゃあ、電話終わ
2021年4月11日 23:12
朝いつもように電話をしたけれど、やはり通じず。仕方ないなーなんて思っていたら、おとーさんから電話があった。朝ごはんを食べたか、痛みはどうか、お風呂に入ってね、などとおしゃべりしてたら看護婦さんに変わった。「ここのところ金子さん落ち着かないようで、きのうの夜も何度かナースステーションにいらっしゃって同じことお聞きになったりしていたので、娘さんの声を聞いたら落ち着くかと思って電話をしました。」
2021年4月11日 23:10
毎朝電話をするも撃沈。おとーさんから電話があったけれど、仕事中で出られず。いつもは入っている留守電のメッセージもなし。あー、もどかしいっそんなこんなの8日、タイミングよくおとーさんからの電話に出られた。こないだまでに比べて声に張りがあっていい感じ。「今ね、廊下で電話をしてるんだ。痛いから壁に寄りかかってるけどね。」まだ痛みはあるようだけれど、コルセットもちゃんとしているようだし少しずつ
2021年4月6日 23:06
けさも電話は撃沈。気を取り直して葉書を書く。特別なことを書くわけじゃないけれど、おとーさんの淋しさや不安がが少しでも和らぐといいなぁ、と思いながら。どうしてるかな?痛みは少し和らいだかな?声が聞きたいよ。
2021年4月5日 09:27
ちょっとしたストーカー状態かも?などと思いながら、けさもこりずにおとーさんの携帯にしつこく電話をする。そして撃沈、ちーん。しょんぼりしてないか、施設に入った気がして意気消沈してないか、心配。あー、気になるっ と思っていたら、夕方おとーさんから電話!ちょっと小躍りしてしまった。「文恵、荷物を受け取ったんだけど持ってきてくれたのか?」「ううん、私じゃないよ。きっと妹Rちゃんが持っていってく
2021年4月4日 09:04
けさも電話は撃沈。あー、声を聞けないことがこんなに心配なこととは思わなんだ。もう何日おとーさんと話してないんだろ。きのう葉書は出したけど、ダメもとでメールをすることにした。認知症だとわかって落ち込むようになったおとーさんに介護をするまで毎朝お花の写真とメッセージをメールしていたのだ。(おとーさんはお花好き)その頃はメールでやりとりすることもあったなぁ。懐かしい。その後介護をするようにな
2021年4月3日 07:02
けさもしつこく何度も電話をしたけれど、通じない。むー… 仕方ないとはいえ、声を聞かないと落ち着かない。おとーさんと電話で話すのがすっかり日常の一部になっていたんだなぁ、と改めて思う。仕事もあるし、いつまでもおとーさんに電話をかけているわけにもいかず、きのう書いた葉書を出しに行った。むかしまだ甥っ子や姪っ子が小さい時に、ときどき葉書を出していた残りの切手を貼った。足りない分は郵便局で買おうと思っ