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スキルの掛け合わせ

こんにちは。
オーストラリアのワイナリーで働いているフミです🍇

たまに、脱線して好きなことを書いているのですが、今日は表題について。

本気でだれも興味なさそう😂
ツラい笑
ハズい笑


これを書こうと思った理由

年始に慕っている方とお話ししていたとき。
流れは忘れたけど、私が「頭の片隅に『スキルの掛け合わせ』の考えがある」ということを言いました。

「いつ考え始めたのか」と聞かれて、まともに答えられなかったので、その後たびたび、いつからだろうと考えていました。

私が思っている『スキルの掛け合わせ』というのは、何かのスキルが100万人の中で1番できる、ということを目指すのではなく、いくつかのスキルを持っていることで自分の市場価値を上げる、と言うことです。


現在の私(28歳)のステータス


・多摩美グラフィックデザイン科卒
→ デザインの基礎知識(ソフト操作含む)がある。

・某輸入食材ブランドの販促
→ 販促やプロモーションの企画、組み立て、仕切りができる。

・ソムリエ、WSET level3、ワイン醸造経験(中)
→ ワインの基本的な知識がある。

・海外生活(中)
→ ちょっとは英語喋れるようになるといいな。


どこか最終地点を決めているわけではなく、その時その時、取り組みたいことに向き合ってできた、私の中の特技たちです。
お互いに強い関連性がなくても、いつか何かに活きるという気持ちで勉強しています。

今の段階で、パッと役に立つかと言われたら、なんだか微妙だけど。
少なくとも、販促時代はデザインスキルやワインの知識がたびたび活きました。


それで、この頃考えているのが、『いつ』スキルの掛け合わせを考え始めたかということです。


きっかけ① 美大入学後のショック

これがいちばんの理由な気がしています。

地元広島では、デッサンのコンクールでも常に上位で、まさに負け知らず状態。

そこから、入学して、上京して、衝撃。

この世にはこんなに絵が好きな人がいるんだ…
こんな世界観を持ってる人がいるんだ…
わたし、めちゃくちゃ下手くそだ…

早々に、「私は人を魅了するような画力はない」と自覚したものの、同級生から「美大に入学したのに、画で戦わないなんておかしい」と非難されて、気持ちは八方塞がりでした。


それからずーっと冴えない美大生活だったけど、ありがたいことに、3年生ごろから、私のことを評価してくれる先生が数名いました。

絵づくりは得意じゃなかったけど、考えるのは好きで、頭を使うカテゴリーなら戦えるかもと思った頃でした。

こういうデザインは、こういうテーマが合う。
この人の絵はこれにいちばん似合う。
文字はこの時こういうふうに使うといい。


デザインが分かる、プロジェクトリーダーのような役割が向いているんじゃないか、そう言っていただくこともあって、
「デザイン力一筋で生きるのではなくて、デザイン『も』できる何者かでいいんだ」
そうやって自分のことを肯定してあげられるようになって来ました。

いくつかの特技を掛け合わせて、自分の価値を高められることを感じた初めての経験でした。


きっかけ② カメライターってすごい

社会人になってからのこと。

販促担当だった私は、畜産農家やパティスリーの取材、周年企画や新商品のコラム作成など、カメラマンとライターをそれぞれアサインする場面が幾度となくありました。

立場上、予算とのにらめっこです。
「ああ、予算的にカメラマンとライター両方は頼めないかしら。私の心許ない文章で戦おうか…。」

そんなことも多かったのですが、そこで知った『カメライター』、つまり、カメラマン兼ライター。
こちらとしては、二人頼むよりはお安くなったり。
相手としては、1件の仕事で割のいい稼ぎを作れる。

2つのスキルがあるって、めちゃくちゃ助かる!そう思った経験でした。


今考えていること

わたしは、将来の夢がない子どもでした。
やりたいこと、なりたいもの、特にない人も多いのではないでしょうか。

あればもちろん、なによりなのだけど。

ただただ、いつも、今やりたいことをやって、できれば人にも説得力を持たせられるくらい深掘りして。
今はまだ、それがつながっていっている実感はないけど、きっと何かに活きてくるって思って、楽しむ。

それでもいいんじゃないかなあ、と思いながら、日々勉強して過ごしているのでした。

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