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2020年6月コロナの渦中、ようやく渡米【飛行機編】

4年間の遠距離恋愛の末ようやく渡米のめどが立ったと思った矢先、コロナにより渡米を延長を余儀なくされました。しかし私のビザの関係で7月までには入国しなければ白紙に戻される恐れがあったので急いで入国しなければならなくなりました。
今回は世界中でコロナの収束がまだ見えていない状況下で海外に行った際に見たいつもと違う風景をお伝えしたいと思います。

①チケットの予約方法とその金額

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5月の中頃に6月のフライトを調べましたが、どれをとってもオンラインでは電話での確認を催促されました。
4月に予定していたフライトが年内なら変更手数料無料で対応してくれます。そちらの予約変更と言う形で電話で予約しました。大阪からLA までの便予約で乗り換えは羽田で一回の予定。
始め予約をしたのはAmerican Airlineで値段は1人7万円ほどでしたが、今回は週に1度しか東京とLAを結ぶ便がないため、かなり値段が上がっていました。2人で差額25万円ほど。片道です。しかも今回はAmerican Airline自体が飛んでないと言うことから、コードシェア便としてJALの国際線を使って予約をとることができました。日系の航空会社を利用できるのはかなりラッキーだったと思います。「この便を逃すと、東京に一泊するコースになる。席も無くなりつつあるし、乗り継ぎがスムーズに飛べるのは20日後になる」と言われて急いで予約を抑えました。

②空港の様子と空港スタッフの対応

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大阪からの出発だったので東京までは1時間弱。空港も人がおらず、お土産屋さんもやってません。飛行機の案内板にも欠航の便が目立ちます。手荷物を預ける際も搭乗手続きも全て並ばずに通れました。搭乗する人も窓側にしかほとんど人がいないくらい空いてました。
羽田でのトランジットは1時間半しかなくて、国際線のターミナル3まではバスで10分。バスの乗り継ぎがうまくいかず、かなりギリギリで焦りました。
いつもなら国際線のカウンターで確認して検査場に進むのですが、カウンターもJALのカウンターしか空いてるのが確認出来ず、スタッフに声をかけました。
チケットを見せると、「案内します」とご丁寧に検査場の入り口へと案内され、ゲートの案内もスマートにしてくれました。今までにないほど丁寧だったので驚きました。見回すと自分たちしか居なかったしこんなに人のいない検査場、審査所、見たことなかった。。
搭乗口も出国審査所の目の前だったので時間に間に合い、ホッとしました。
時間があれば、免税店で買ってきて欲しいと言われたものがあったのですが、見回すと全て閉まってました。
トイレも幾つか封鎖されていて、私達の乗る飛行機に乗る人達しか居ないという感じでした。

③機内での配慮(コロナ対策)

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いつもより一回り小さな機体の飛行機でのフライト。
搭乗者はマスクの着用を促されました。
ファーストクラスの人も少なく、エコノミークラスの私たちも1席は間隔を保つよう席指定がされていました。家族が1つにまとまっていましたが、1人で乗っている人は空いてる席に誘導され3つの席を使っている人もいました。子連れの外国の方が多くて比較的賑やかな機内でしたが、席にゆとりがあり、子供達を寝かしつけることもできていたので、子連れ家族の環境は良かったと思います。トイレの周辺には集まらないように注意アナウンスが付け加えられてました。
CAの方たちは皆さんマスクとゴム手袋を装着して接客をしておられました。

④LAX到着・アメリカの空港

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約10時間のフライトを終え無事にロサンゼルス国際空港(LAX)到着。入国審査場に向かいましたが、到着便も私たちの便のほかにもう1便しかなく、かなり閑散としていました。いつも観光ビザとアメリカ市民、永住権を持っている人とに分かれて列を作るのですが、今回はあまりにも人が少なく、一列で並ぶように言われ、入国審査をする人の方がいつもより多かった位です。列を作ろうとするとすぐに呼ばれて審査が始まりましたが、ウィルスの検査などは一切なく、入国の理由、どこに滞在するか、など聞かれる位で大きな問題はなかったです。
何故かすぐに入国はできたものの、荷物の受け取りが非常に時間がかかり、一度は指定された場所荷物が出てきたかと思うと、途中でアナウンスがかかり「違うところから荷物が出てくるのでそこに行くように。」と言われ移動したりと意外なところで時間がかかりました。
空港の店も閉まっていて、電気も節電のため?暗く感じました。
いつもは迎えに来る人でごった返すLAXも人がいなさすぎてとても広く感じました。

⑤まとめ

今回は時期が時期だっただけに大変貴重な経験ができました。実は3月に予定を早めて渡米するつもりだったのですが、チケットを買った2日後にフライトがキャンセルになりました。あいにく航空会社に問い合わせたところ、返金は3ヶ月後と言われましたが今もなお返金はされておりません。航空会社もいつもと違う状況に戸惑いを隠せないようで、空港がこんなにも機能していない状況を見るのは初めてだと思います。
これから飛行機を利用する人に向けて思う事は、

*機内でも感染に警戒すること。
*マスクはできるだけ外さないこと。
*トイレの使用も極力控えること。

を心がけたほうがいいと思いました。
また、機内に持ち込むものとしてノンアルコールの除菌シートや、多めに使い捨てマスクを持ち込みました。アルコールなどの消毒液は持ち込めないので注意です。クレベリンも没収です。
まだまだ気を緩められないコロナ対策ですが、出来る限りのことをやるしかないですね。皆様も飛行機でお出かけの際はお気をつけて。

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