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震災から8年半後に巡る宮城ひとり旅

2019年7月6日~8日、二泊三日という短い時間ながら、初めて東日本大震災の被災地を巡りました。車なし女ひとり旅。以下、旅の具体的なスケジュール等です。

1日目気仙沼駅着(14:09着)  →タクシーで約15分、約1700円
          リアス・アーク美術館  →タクシーで約15分、約1700円    
             紫神社前商店街  →徒歩で約15分 
             気仙沼駅 →JR気仙沼線BRTバスで約25分、240円
     陸前階上駅 →徒歩で約5分
             ゲストハウス架け橋(19:40着)

2日目ゲストハウス架け橋  →JR気仙沼線BRTバスで約15分 
     南気仙沼駅 →タクシーで約5分、約800円
             気仙沼市魚市場・シャークミュージアム →徒歩で約15分 
             南気仙沼駅 JR気仙沼線BRTバスで約15分 
             陸前階上駅 徒歩で約15分 
             伝承館 →タクシーで約5分、約900円
             陸前階上駅 →BRTバス×電車で約3時間、1500円 
             渡波駅(石巻駅) →徒歩で約20分(おかみさんのご厚意で車送迎)
             ゲストハウスみらい(19:00着)

3日目ゲストハウスみらい ※終日車移動 
     大川小学校 
             女川駅前・ゆぽっぽ 
             日和山公園 
             石巻駅
             仙台駅(18:20)          
   ※3日目はコンシェルジュ石巻さんの車で移動。(後述します)

【なぜ、今頃?】
出身が徳島県の私が東北を初めて訪れたのは、東日本大震災後でした。青森、宮城蔵王、山形に旅行し、被災地のことは震災直後から気になっていながら、被災地に入ったことがなかった。それをずっと申し訳なく思っていました。また、ゼネコンで働いていたこともあり、復興の様子も気になっていた。会社を退職することが決まり、有給消化に入ったタイミングで、今このタイミングを逃しちゃだめだ!と思い、宮城へ。

【8年半経っても、震災の様子はわかる?】
震災を感じるきっかけは、本当にたくさんありました。自分の目で見てはっきりわかるものは、美術館の展示や震災遺構の伝承館、大川小学校です。それ以外でも区画整理や地盤沈下した土地の嵩上げなど、工事の多さ、行き交うダンプカーを自分の目で見ることも、8年経った今でもできます。タクシーの運転手さんの話からも、「この建物は津波が来ても残ったんだ。」とか「この間までここは夜も真っ暗でただっ広いだけだったが、最近ようやくお店ができてうれしい。」とか、世間話からいろいろなことが想像できました。JR気仙沼線が、電車ではなくBRTと呼ばれるバスだったことも私にとっては衝撃でした。レールがあった場所にまっすぐ道が伸びているのも、不思議。行かなきゃ感じられないことが、本当にたくさんあるんだと痛感しました。

【コンシェルジュ石巻って…?】
ペーパードライバーの私は運転ができない。大川小学校は一番有名な震災遺構ですが、車じゃないと行けません。正直、行けないと諦めていました。それを知ったゲストハウスのお母さんが紹介してくれたのが、コンシェルジュ石巻の菊田さん。朝9時から夕方5時まで、私の行きたい場所+地元の方のみぞ知る場所にたくさん連れて行ってくれ、運転もガイドも全部お願いすることができました。これは、奇跡。しかも、破格でした…こんな幸せなことがあっていいのか。石巻は人情の街だと感動しました。
https://ameblo.jp/concierge-ishinomaki/entry-11466071021.html?frm=theme

(石巻 日和山公園)



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