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「学童クラブ」を知ってほしい✿私たちの『成果』とは✿
1.子どもは僕たちが仕事をしていると思っていない
子どもたちと接していると、
子どもたちの感覚や純粋さに
おもしろいと感じることがたくさんあります。
・意思がはっきりし、対等に話し合いができる
・喜怒哀楽の表現を言葉にできる
・共感できることが多い
・大人よりも優れた特技を持っている子もいる
・与えられなくても自ら学ぶ機会を持てる年代
というところが、僕が小学生年代との関わりが最も楽しいと感じる理由です。
先日、1年生の女の子にこんなことを言われました。
○○ちゃんって、なんでおしごと行かないの?やってないの?(●^o^●)
(○○ちゃんは僕のあだ名です)
学童では子どもと遊ぶのも仕事ですが、子どもからしたら遊びは当たり前なので、遊んでいる僕たちを見て
「学童の先生=お仕事」というイメージが湧かないんでしょうね。
その子のお父さんは毎日スーツ着て出かけるとか、難しい話をしているとか、そんな感じなんでしょうかね。
とにかく面白くて笑ってしまいました。
今お仕事しているんだよ、と答えると
え?そうなの?((+_+))
と首をひねっていました(笑)
2.学童クラブ職員の成果とは
学童クラブの仕事って、
大人の世界では日本ではどれぐらい認知度があるでしょうか。
まだまだ認識されていないと感じるので、noteを通じて学童の内情について語っていきたいと思っています。
今回は学童指導員の「成果」についてです。
営業マンのようにノルマ達成度や売上高が数字で見えるわけでもなく
塾や学校の先生のように生徒のテストの点数が上がったということもなく
目に見える成果は存在しません。
毎日、預かっているお子さんを元気な姿でお父さん、お母さんのもとへ返してあげる。これが仕事の内容です。
単に預かるだけでなく、集団生活を学び、遊びの楽しさを知り、友達が増え、生活が楽しくなる。
そんな心を豊かにできる場所となれるように僕たちは頑張っているのです。
僕が考える、学童クラブ職員の成果(の1つ)は、
「いつもありがとうございます」
「安心して預けていられます」
「楽しんで学童通ってます」
といったような、保護者からの言葉。
楽しかった!という子どもたちの声、笑顔。
この仕事をやっていてよかったと感じる瞬間です。
このような言葉は、お金では買えません。
3.僕たちが持つ誇り
子どもにとって最も近い大人はお父さん、お母さん。
2番目に近い大人は、学校の先生。
そして次に近いのは僕たち学童の先生です。
子どもたちの、親には見せない姿を見ることができる。
先生じゃないから、あだ名で呼ばれてもOK。
長い時間、思いきり関われる。
日本中の、学童で働く仲間たちへ。
心の中で次のような文言が書いた旗を掲げ、胸を張りましょう。
「私たちは、お父さんお母さんの次に、子どもたちの幸せと成長を願っている大人です。世界で2番目の存在です。」
世界で2番目ですよ!!すごくないですか。
子どもたちからは、「おじいちゃん、おばあちゃんが2番目じゃないの?」
という突っ込みが聞こえてきそうです。
そんな時は、
「おじいちゃん、おばあちゃんは1.5番目!」と答えましょう。
世界で2番目は死守ですよ。(笑)
最後に
僕たち学童職員の成果は「心の交流と温かみを感じられること。」
最後までお読みいただいた方に感謝です✿
ありがとうございました。
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