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喫茶店のコーヒーかすを有効活用するにはどうしたら良いのか?僕は...「コーヒーインクを作りたい。」

喫茶店のコーヒーかすを有効活用するにはどうしたら良いのか?

こんにちは!カフェを経営しているSeichanです。カフェを営んでいて、色んな事を思いつくタイミングがあります。例えば「もっとコーヒーを美味しくするにはどうしたら良いのか?」とか「お客さんとのコミュニケーションを如何に密にするか?」などです。そんな中で今一番、気になっていて、また思いついた事があります。それが「喫茶店のコーヒーかすを有効活用するにはどうしたら良いのか?」です。

カフェを営んでいると膨大な量のコーヒーかすが生み出されます。このコーヒーかすを「防虫剤」や「灰皿の匂い消し」に利用しているカフェを何店舗か見てきましたが、どうもこれらの利用法は簡易的過ぎるような気がしています。

お客様へ価値あるモノをご提供する仕事がカフェなのです。コーヒーを一杯淹れるにしても、「やっぱり自宅で淹れるコーヒーより、カフェで淹れてもらうコーヒーは格別だなぁ」と言われたいし、コーヒーかすの利用法でも「やっぱり、自宅で試行錯誤したコーヒーかすより、カフェが提供してくれるコーヒーかすの利用法の方が有効だなぁ」と言われたい。

どうしても簡易的なコーヒーかすの利用法(防虫剤や灰皿の匂い消しなど)より、カフェが価値がある・有効と思ったコーヒーかすの利用方法のご提供をしたい。つまり「もっと誰も考えたことのない特殊なコーヒーかすの利用方法を考えたい!」と思っています。

頭を振り絞って、コーヒーかすの利用法を考えていたタイミングのある日、SNSを周回していると、ある投稿に心惹かれました。それがインクについての投稿です。インクについてその投稿を探していた訳では無かったけれど、なんだか気になってアカウントや関連投稿をチェック。その投稿の中で「インクを自作する」テーマの投稿がありました。ここで「コーヒーかすから色を抽出したインク」つまり「コーヒーインク」を思いつきました。


■本日の「○○したい」は…

本日の「○○したい」は「コーヒーインクを作りたい」です。

カフェを営んでいると見えてくる、お客様のカフェでの過ごし方。本を読んだり、原稿用紙へ文字を書いたり…お客様それぞれ様々なカフェのすごし方があります。僕が特に注目しているお客様はその中の一人「原稿用紙へ文字を書くお客様」と「本を読んでいるお客様」です。紙と文字だけで構成される「文字を書く」と「文字を読む」に集中しているお客様へカフェで考案したコーヒーインクをご提供することが「コーヒーインクを作りたい」と思った経緯でもあります。

また、廃棄するはずのコーヒーかすを有効に利用することで、カフェの勿体ない部分や環境に配慮していない事を無くす動きにもなるなと考えました。

コーヒー自体が紙に色を乗せることが出来るので、「きっとコーヒーかすでもコーヒーインクを作ることが出来る」と確信して「コーヒーかす インク 作り方」というキーワードでサイトを周回しています。

ちなみに「コーヒー インク 作り方」で表示されたサイトはコチラ↓

上記のサイトではコーヒー液のみの色を簡単に紙へ移しているやり方でした。これでも立派なコーヒーインクですが、もっと…こう…ボールペンやカラーインクに使われるような着色感が強いコーヒーインクを作りたいと思います。そうです…カフェを営んでいる身としては、もっと実用的なコーヒーインクを作りたいんです。

「文明の利器:インターネット」を駆使して「コーヒーかす インク 作り方」でヒットするサイトや記事を探していますが、なかなか良いサイトを見つけることが出来ない…ならば、残る手段は…

「コーヒーかす以外の○○インクの作り方」

…を調べて、自分の「○○したい」つまり「コーヒーインクを作りたい」を実現していくとしましょう。(インクの成分や歴史、コーヒーの成分についてなどを調べ始めたいところですが調べ始めたらキリがないので、既にあるコーヒーかす以外でインクを作る方法を調べます。)


「コーヒーかす以外の○○インクの作り方」

インターネットサーフィンをしていたら、コーヒーかすでインクを作っているサイトは見つからなかったのです。…がコーヒーかす以外でインクを作っているサイトを発見したので、ご紹介します。

「クルミの殻からインクを作る方法」

見つけたサイトは、鬼クルミの乾燥果肉とアカシア樹脂でインクを作るというサイトでした。クルミの殻、アカシア樹脂、そして鍋など簡単な材料(アカシア樹脂ってどこで手に入るんだろう…)からインクを作っていくというモノでした。

作り方は簡単ですが、時間が掛かるようで、根気のいる作業を要します。(パッと見、5時間くらいを作業時間に費やす「鬼クルミのインクの作り方」でした。)

「おにくるみのみからインクをつくろう」のpdfファイル↓

詳しくはサイトへ↓


■コーヒーインクの作り方

「おにくるみのみからインクをつくろう」のpdfファイルを参考にして、コーヒーインクを作る計画を練ります。(当note記事では、実際にインクを作るまではいかずに計画だけに留めます。)

①500ccのコーヒーインクを作る材料

  • コーヒーかす

  • アカシア樹脂(粉末)

実際にアカシア樹脂をAmazonで購入してみました。↓

  • おたま

  • ザル(ステンレス)

  • 不織布(大袋×2、小袋×1)

  • ビニール手袋

  • 保存用の瓶

②30分、鍋の中で水・コーヒーかすを浸す。

③鍋に蓋をして、沸騰させない様に弱火で3時間煮込む。鍋底が焦げない様に攪拌しながら。

④コップなどにアカシア樹脂とぬるま湯50ccを入れて30分掛けて溶かす。

⑤アカシア樹脂が溶けたら、不織布(小袋)で漉し、ごみを取り除く。

⑥煮終わったコーヒーかすをザルで漉す。

⑦煮終わったコーヒーかすを不織布(大袋)で漉す。

⑧⑥・⑦で漉したインクを合わせて不織布(大袋)で漉す。

⑨⑧にアカシア樹脂を半分混ぜて、かき混ぜる。

⑩電子レンジで水分を飛ばし、濃いコーヒーインクを作る。

鬼クルミの果肉から作るインクの手順でコーヒーインクを作るとしたら、上記の様な工程でコーヒーインクを作成していきます。膨大な量の時間を費やして、果たしてコーヒーインクは作成出来るのでしょうか?!

実は一回だけこの方法でコーヒーインクを試作実験したことがあります。一回目の実験では、失敗に終わりました…「漉す工程」が多くて、中々せっかちな人にはインク作りは向いていないのかもしれません。それでも、実験を繰り返して、成功がある気がします。


■まとめ

「コーヒーインクを作りたい」と思い立って資料を検索したり、実際にコーヒーインクを作る手順を模索したり、作ってみたりしました。コーヒーインクはまだ、完成している状態ではありませんが「○○したい。」を考えている状態からその先の「○○を作ってみた」までに昇華させることが出来たら幸いです。

コーヒーインクを「作ってみた。」から、カフェを営んでいる身としてお客様へ実際にコーヒーインクのご提供・販売を志せたら嬉しいです。

また、このnote記事を指標にして、note記事を見ている皆さんの「実際にコーヒーインクを作ってみたい!」や「○○したい。」という考えを刺激するキッカケになれれば嬉しい限りです。

ここまでnote記事を読んでくださり、ありがとうございました!


■note記事をポッドキャストにしてみました

Fullcity ポッドキャストのジャケット(自作しました!)

今回のnote記事をポッドキャストに収録してみました。ポッドキャストの名前は「Fullcity ポッドキャスト」です。Fullcity(中深煎り)の様に深くて香り高いトークを繰り広げる舞台はオリジナルホームページSpotifyApplePodcastです。


「〇〇したい」をnote記事にしてみたい。

こんにちは!Seichanと申します。僕のnoteの使い方は自分の「○○したい」を表現する場所として使っています。noteとポッドキャストを投稿しています。

「○○したい」という考えは、誰しもが持っている欲求だと思っています。それでも大体は挫折したり、時間が無くて諦めたり、様々な障害が自分の欲求を遮ります。

僕には挫折した「○○したい」がたくさんありました。「あの時、こんなことをやり遂げればよかった」なんて思い出は数知れないのです。

「○○したい」は言わば「夢」や「目標」です。そうです。数知れないくらいの「夢」や「目標」を声にも出せずに諦めてきた人生でした。

「夢」や「目標」になるはずの「○○したい」という「アイデア」を表現していくという「目標」を持っています。

これからは、そんな「夢」や「目標」を声に出す事を、とりあえずの「目標」にしたい。そこでnote記事で自分の考えている「夢」や「目標」を表現していきたいと思っています。


公開済みの「○○したい」


ポッドキャスト・ラジオ公開中

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"「○○したい」を声にする"をコンセプトにしています。

Fullcityポッドキャスト

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