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読書指導

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「スピンマップ」はじめます

「スピンマップ」はじめます

「スピンマップ」。

なにそれ??

となったのは、今から2,3年前のこと。

夢の中で、知らない人たちと輪を作って、どうやらいろんな対話をしているようで。

その人たちが何を感じているのか

「スピンマップでやってみよう」

と僕が発言していたのがきっかけです。

ネットで検索しても何も出てこないし、そういう言葉はどうもないらしくて。

あれはなんだったんだろうと、思いつつ、とても鮮明な夢だった

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今ココから、コレカラも

今ココから、コレカラも

10月に入ったというのに、台風の影響か湿度がすごく高くて、夏に戻ったようなじっとり感の佐世保ですが、皆様の地域はいかがでしょうか?

きょう、3ヶ月のお約束で作文対話指導の一環として取り組んでいた方と、最後の対話でした。

感じていることを言語化するのがニガテ、そもそも何かを感じるって何?というところから、少しずつ感覚を取り戻していくような流れで3ヶ月一緒に過ごしました。

どうしてこうなっている

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やっぱり俳句が好き

やっぱり俳句が好き

読書作文指導を春から続けている男の子。

だいぶ書く力もついてきて、ニガテだった漢字もたくさん書けるようになって来ました。9月に入って、始めた当初とは違うニーズが出てきました。

国語や文章の読解が出来るようになりたい。

自分なりの解釈や、読んだ文章、経験した出来事からいろんなことを感じ取るということはたくさんやってきて、そこにつながること、表現することに関しては途上であるとはいえ、慣れてきて上

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輪をつなぐ

きょうは、作文指導の、技術面だけでなくこういうのを受け取ったくれたら嬉しいな、というのを「受け取ってるよ~!」ということを真正面から返してもらったような出来事が続いて、嬉しい1日でした。

大人の部で続けてくれているお友達は、本当に素敵な女性で努力家で、彼女が学んだことをまとめてくれた文章を読むことで僕も勉強になるし、対話を通していろんな視点を持てるようになったり、互いに体験したことや思いついたア

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かっこいい作文

まだ5月半ばなのに、佐世保の子どもたちはもうほぼ半そでです。それくらい暑い日々です。

教室での6年生の子達との作文。

ださい作文とかっこいい作文は何が違うのか、きょうはたくさんお話しました。

ひらがなだらけの文はかっこ悪い。

下品な言葉を使うとかっこ悪い。

、や。の使い方が変だとかっこ悪い。

段落分けがおかしいとかっこ悪い。

はじめとおわりだけで中身がないとかっこ悪い。

簡単な言葉

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案内つくりました

案内つくりました

だいぶばたついていたのか、日々が充実しているというか、すき間時間に投稿しようと思っていても結局できずに過ごしていました。

読書作文指導、第1期のモニター期間が終了が近まってきていて、日曜日には1期生にまとめ発表をしてもらう予定です。

春休みに入って、午前はオンラインで読書作文指導、昼から夜までリアルの塾でお勉強を教えたり、読書作文指導をしたり、といった感じです。

紹介したいお話いっぱいあるの

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自分を知るという喜び

自分を知るという喜び

先週1週間は、公立高校入試直前であったりして、作文指導はお休みしていました。

随分間が空いたように感じました。

水曜日に、オンラインの子どもたちと、そしてきょう、リアルの教室ではじめて小学生の子どもたちに読書・作文指導をしました。

水曜日のことについて。個別対話の日で、小2の女の子と小1の男の子を別々の時間で見る予定でした。小2の女の子は、自分の読書を作文について対話をしたあとに、別のリクエ

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春来ぬと、目にはさやかに見えねども

春来ぬと、目にはさやかに見えねども

気軽に即時的に連絡を取り合える現代において、読書・作文指導の課題の作文が届くのを待つ気持ちって、文通相手からの返信を待つようなわくわくと待ち遠しさが相まった、時間差があるゆえのじれったさと楽しみがあります。

そして、それを受け取ったとき、自然と口角が上がってにやにやしている自分がいて、本当に人の書いた作文を読むのが好きだねぇ、としみじみ思います。

言葉として出ているものは、その人の気持ちを表す

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ひとつのことばとふたつの意味

ちょうど1年ほど前に、ある学びの場で一緒になって、3ヶ月その講座を共にした戦友から、作文指導について大人に対してもやってもらえるのかという連絡が来たのは読書・作文指導募集の告知をしてすぐのことでした。

これまで、学生でない人への作文・小論文指導などをしたことは実はありました。社会人枠として受験を考えている年上の方などの指導をしたことがあります。

今回のリクエストを受けて、その友人がどういうこと

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小鼻がふくらむ

小鼻がふくらむ

いつも僕のことを応援してくれている親友のお子さん。

何度か一緒に遊んだり、一時期はオンラインで一緒にお勉強もしたお子さん。

その子が読書・作文指導のひとりめの生徒です。

どうして読書・作文をやってみたかったのか、しっかりその子自身の目標があった。

ただ自分のうちにあるものを表現するだけでなく、文法上や言葉の使い方として指摘されるもどかしさ、うっとうしさ、そういうのに立ち向かいたいという気持

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第一歩

第一歩

男もすなる日記というものを、的な感じで、

noteはじめてみました。

これから続けていきたいこと、やっていきたいこと

その取っ掛かりと記録を兼ねて。

国語を専門としつつ、今では科目の垣根を越えて

個別指導という形式で教え始めて10年以上経ちました。

この春から、読書と作文を合わせた指導をやっていきたいと考えています。

興味のあることはたくさんありますが、僕はそのどれに対しても

言葉

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