かっこいい作文
まだ5月半ばなのに、佐世保の子どもたちはもうほぼ半そでです。それくらい暑い日々です。
教室での6年生の子達との作文。
ださい作文とかっこいい作文は何が違うのか、きょうはたくさんお話しました。
ひらがなだらけの文はかっこ悪い。
下品な言葉を使うとかっこ悪い。
、や。の使い方が変だとかっこ悪い。
段落分けがおかしいとかっこ悪い。
はじめとおわりだけで中身がないとかっこ悪い。
簡単な言葉だらけだとかっこ悪い。
いろんな意見が飛び交います。
きょうはコツとして、2つ伝えました。
和語を漢語で考えてみること。
文末表現が同じにならないように気をつけること。
たとえば、「まるを書きましょう」と「円を書きましょう」だと、意味は変わらないけどまると円は和語と漢語の関係です。漢語のほうが、何だかかっこいい感じ。
この和語の漢語知りたいけどわからんかった!というときは、僕に聞いてね、としました。
文末が、だいたい「~と思います」「~からです」「~と思いました」の連発になっていて、中身や流れは素敵なのに文末に工夫がないだけでしまりが悪いというか決まりが悪いというか。
そこで、ちょっと作文を書くときのルールをゲームのようにして設定してみました。
1、文末表現に1度使った表現は、その作文中ではつかえない!お助けアイテムと一緒で、アイテムは使ったらなくなるよ!でも、「思いました」に「心からそう思いました」というくふうがあるならOK。
2、和語で思いついた表現は、漢語に直せないか考えて使ってみる。
ゲーム感覚でルールがあると、楽しいみたいです。
写真は、こんなに蒸し暑い日は、という願望です。内容とは関係ありません。