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Episode.12 「家族が集合する時間を決めておく」という安心感


共働きで忙しくても、

専業主婦(夫)と大黒柱のコンビでも、

お子さんがいてもいなくても、

1日のうちに「家族が集合する時間を決めておく」ことって

すごく安心感があるのです。


わが家でファミリーキャリアを意識し始めた頃は

私も夫も会社員で、ともに片道1時間以上かけて通勤していたので

夫が残業になると、夕食を一緒に取れないことが多くありました。


だから、

「せめて朝ごはんはみんなで食べよう」というのが

自然とルールになっていきました。


そして、

「できれば夕食もみんなで食べたい」はWANT条件(優先度高め)。


私が息子にご飯を食べさせている間に

夫が滑り込みで帰宅し、途中から夕食に参加する

というのが、まあ現実的な折り合い点な感じでしたが


家族の集合時間を守るために、みんなが頑張るって

一体感が生まれるので、すごくよいなと思いました。



わが家はデスクワークのサラリーマンだったけど、

もちろん職業によっては、

毎日の食事を一緒に取るのは難しくて、曜日指定になったり

夕方、出勤する前に共に過ごしたり、

食事ではなくお風呂〜就寝前のひと時を、家族が集合する時間にする

ということもあるでしょう。


そもそも一緒に暮らしていない(別居婚や単身赴任、長期出張中)から

リアルに会うのは毎日ではなくて、1週間に1度、1ヶ月に1度などで

日々はオンラインで定期的に顔を合わしている、

という場合もあると思います。


家庭のありように合わせて、

「家族が集合する時間」の頻度も、時間の長さも、方法も

それぞれ決めれば、それでよいはず。


働き方や生き方に合わせて

「家族みんなが楽しみになる時間」を

家族みんなで決めることが大切なんじゃないかな。


そして、

家族みんなで決めたことを守るために家族みんなが頑張る。

だからこそ、家族としての一体感が生まれていく。

お互いのキャリアを応援したくなっていく。

(鶏と卵みたいな話かもしれないけれど。)



そして、一度決めたことでも

ちょっとずつ軌道修正していくことも大事ですよね。


わが家は、夫がプロジェクト単位で勤務地が変わるため

通勤時間に合わせて、食事の時間帯を変えるなど、

家族が合わせられることは、合わせるようにしました。


もちろん、負担感が少なく、できる範囲で。

息子にも状況を説明して、協力を仰ぐことも忘れず!

子どもがいる場合のファミリーキャリアは、

子どもたちも一緒に家族単位でキャリア戦略を描いていくことだと思うから。


家族が集合する時間を守れないときだって、

「あのセミナーに参加したい」

「飲み会がある」

「残業しないといけない」

いろんな事情で、発生するけど、


“ルーティン”を破ってるっていう共通認識があるかないか

送り出す方の気分は、全然違ってきますよね。


ルーティンを破っちゃった側にも

「ごめんね」「行かせてくれてありがとね」という気持ちがあるから

その分、家事を余計にやろうかなっていう気持ちになったりもします。



「家族の集合時間」に「みんなで家事する」って決めるのも

すごくおすすめの方法です!


わが家は、実はみんな家事(特に掃除やお片付け)が苦手なので

家の中がごちゃっとしがちなんだけど、

「誰かが家事してる時は、基本的にはみんな動く」というルールにしているので


たまに、休日でみんな予定が入っていないときは、

「何時から何時までは家事タイム」っていう家族の集合時間を臨時で決めて

大掃除や衣替えをやってしまうこともあります。


わが家では「ファミリーキャリア」が合言葉になってから

自然とそうなっていったような気がするのだけど、


「家族の集合時間を決める」ことで、

「各自がやりたいことに使える時間を、みんなで協力して最大化しよう」

という意識、というか思いやりが、

家庭に芽生えたからではないかなと思っています。


ぜひ、家族が集合する時間を、家族みんなで決めて

日々のルーティンを意識的に回してみませんか^^


次回、Episode.13『「夫は有形資産、妻は無形資産」という役割分担』は

10月7日(金)に公開しました


\かぞくも、じぶんも、しあわせに/

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🌷この記事を書いた人のプロフィール🌷

1978年5月生まれの牡牛座B型。
2022年現在、夫と息子と東京都内で3人暮らし。趣味は茶道。


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