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「FUKUYAの、いま。」#07 【リノベーション事業部デザイナー 安藤】じぶんらしく、“いま”を楽しむデザインを届けたい。

「フクヤ建設ではどんなひとが、どんな思いで働いているのだろう?」

フクヤ建設は、新築・リノベーション、公共建築や飲食経営など、様々な事業を手がけるようになり、ここ数年でスタッフの数も、ぐんと増えました。

このインタビュー連載では、いま、会社を構成するスタッフへ、どんな思いで、どういった仕事をしているのか。広報課石川が実際に話を聞き、リアルな会社の空気を伝えていきます。

第7回は、リノベーション事業部デザイナーの、安藤さん(入社1年目)。リノベーション事業部デザイナーとして、日々デザインと向き合う“いま”を取材しました。

【プロフィール】
安藤言羽(あんどう ことは)
1998年生まれ。工業高校卒業後、ハウスメーカーで2年間設計として勤めたのち「現場経験をしてみたい」という思いから建設会社へ入社。約3年の現場監督経験を積んだ。もう一度設計の仕事をしたいと考えていたところフクヤ建設と出会い、2022年1月に入社。リノベーション事業部で、デザイナーを担当する。ヴィンテージの古着や雑貨、車やバイクが好き。



心をうごかす“じぶんらしいデザイン”


「届けたいお客さまのイメージももちろんあったのですが、じぶんがもし都会暮らしをしていてマンションリノベを選んだら、こんな風に住みたい!という理想を軸に、間取りやデザインをかたちにしていきましたね」
設計を担当した買取再販アーネスト能茶山について、安藤はそう答えた。

中古マンションリノベーションを提案する買取再販アーネスト能茶山は、いままでのフクヤ建設のデザインとは一風変わった、ヴィンテージデザイン。まさに、都会のマンション暮らしをイメージするような“今っぽい”デザインなのだ。

「アーネスト能茶山」は、人気の鴨部エリアにある築29年の鉄骨鉄筋コンクリート造マンション。

ヴィンテージのものが好きで、常にアンテナを張っている安藤だからこそ見つけられた、仕上げ材や照明。彼女らしいデザインに、心がうごかされる。

そして話をするうちに、そのデザインが見た目だけのものでなく、間取りや予算感の部分まで、すべてがしっかりと裏付けされたものであることに驚いた。

後ろに見えるtoolboxの「クラシックリブパネル」も、当社ではじめての採用だった。

「この物件は、社内コンペだったので予算はかなり意識しましたね。コストを抑えるために、実は間取りもあまり変えていないんです。その分、仕上げ材にこだわって雰囲気をがらりと変える工夫しました」

改めて見わたすと、和室からフリースペースへと変わった洋間や、壁付けからコの字型に変わったキッチンなど。間取り(主に壁や、配管の位置)を変えずに、床材や建具、壁材などの仕上げ材によって用途や雰囲気をデザインしていることが分かる。

マンションでは難しいと言われる土間収納も、さらりとかなえているのも、さすが。若い世代のニーズを、しっかりと掴んでいる。

マンションでの土間施工は、管理組合の規定や構造上難しい場合もあるのだそう。


なりたい姿を求め、奔走した下積み時代。


安藤が若干25歳で、ここまで行き届いたデザインができることには理由があった。

工業高校を卒業後、はじめての就職は意外にもハウスメーカーの設計。先生の勧めで何となく決めた就職先だったが、想像していた設計業務とは違い、インテリアコーディネートが中心だった。
「やりたかったことと違う‥」違和感を覚え、すぐに転職を考えはじめたのだそう。

そこで「じぶんが理想とする設計士になるために、まずは現場の経験を積んでおきたい」と思い立ち、建設会社へ入社。女性職員が1人もいない環境で、男性と肩を並べて3年間、マンションの現場監督として働いた。

もともと設計士志望だった安藤は、このままその会社で部署異動するか、新たに設計事務所に転職をするのか迷っていた。
その当時、県内の設計事務所などを検索するなかで出会ったのが、フクヤ建設だったのだ。

「ホームページを見たとき、雰囲気やデザイン性に惹かれました。事業も多岐にわっていて、色々なことに挑戦できそう!とワクワクしました」

人事課の取り組むミスマッチを防ぐNMT(ノットミスマッチツアー)にも参加し、社内の雰囲気を直接感じられたことも入社の決め手となった。

頭だけでなく身体を動かして、理想の設計士像を追い求めた下積み時代の経験は、まさにバランス感の優れたデザインに表れている。

若い世代にこそ、リノベの魅力を伝えたい。


「同世代(20~30代)のお客様に、リノベーションの選択肢がもっと浸透したらいいなと思ってるんです」
現状、リノベーションを計画するのお客様は40~60代がメイン。安藤と同世代の20~30代のリノベーション計画は、ごく稀だという。

建築資材の高騰は留まるところを知らず‥土地代の高いエリアでの新築は総予算5,000万円を上回るケースも少なくない。
その点、あるものを活かすリノベーションは新築と比べ、コストがおさえられる。これからの時代に、必要とされる選択肢なのだ。
(実際に、アーネスト能茶山の販売価格は2,690万円(税込)と約半分の価格)

「まだ、知られていないだけだと思うんです。まずは、選択肢のひとつとしてリノベーションの物件を見に来て欲しいですね。アーネスト能茶山も、マンションであることを感じさせないほどに、開放的で気持ちのいい空間になったなと思っています。」

「アーネスト能茶山」の南側の窓からは、向かいの小山の緑が一面に広がっており、鳥のさえずりが聞こえるほどに静か。

リノベーションのなかでも、特にマンションリノベーションは、屋根・外壁・基礎など高額になる建築費用が必要ないため、コストをおさえやすく、その分仕上げ材に費用をまわす余裕ができる。

先にも述べた通り、買取再販アーネスト能茶山も、そういった理由から仕上げ材までこだわり抜くことができた。予算を気にして、妥協するばかりの設計ではなく、細かなことろまでこだわり抜く設計ができたことは、とてもやりがいに感じられたという。

一面タイル張りの洗面所など。費用のかかるタイル施工も思いきることができた。

「リノベーション事業部でデザイナーとして働くなかで、リノベーションの魅力は日々深まっていて、それをどうすれば、お客様に伝えられるかな?と日々考えています。」
若い世代のお客様にも、リノベーションの選択肢が届くように、デザインだけでなく、イベントやリーフレット作成などやりたいことは沢山あるという安藤。

これからも、リノベーションを通して、彼女らしいデザインで沢山の“ワクワク”を届けて欲しい。

12/9(土)・12/10(日)にはリノベで叶える住まい展vol.16を開催(定額リノベ募集キャンペーンも開催中)ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

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