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ぐったりにまったりの縄文ライフ。 noteでの基本は自分語りエッセイ妄想備忘録。 そろ…

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ぐったりにまったりの縄文ライフ。 noteでの基本は自分語りエッセイ妄想備忘録。 そろそろ本業の臨床検査技師のことを書こうかなと思って放置。

マガジン

  • あつ森で縄文

    じょーも島ライフの記録などなど

最近の記事

土偶好きが土偶読む読む論争について語る

はじめに 僕は土偶が大好きである。趣味を聞かれると「土偶を見たり作ったりすることです」と公言している。 好きな理由の第一にトリッキーな造形とキュートな顔。それは揺るがない。次に日本各地にそれぞれ特色のある土偶がいること。地元のスポーツチームを応援するような感覚を土器や土偶に見いだせる事が面白いと思っている。俺の町にあの「しゃがむ土偶」がいるんだぜ!と岩手県人が大谷君を自慢するような気持ちを味わえるからだ。 もう一つ好きな理由がある。それは土偶だけが持つ情報の特殊性だと思

    • 「新幹線は春を呼ぶ」

      僕は滅多にはない出張で新幹線に乗り込んだ。6時47分発やまびこ215号、各駅停車の東京行きだ。 三人がけの窓側の指定席に乗り込むと、春休みの高校生五人が乗り込んできた。たぶん修学旅行以外で友達と出かけるのは初めてなのか、大声こそ出さないが静かにハイテンションだった。その中の二人が僕の隣だった。 その高校生達は朝7時からモンスターエナジーと、アポロチョコをテーブルに広げて、旅のスタートダッシュを決めていた。そりゃそうだろう。なんせ友達だけの東京旅行なんて大冒険なのだから。僕

      • もう一つの縄文島に行ってみた

        前回、あつ森から縄文好き(あつ森縄文人)を探しだした話を書いた。今回、その貴重なあつ森縄文人が作成した島に訪問をしたので報告する。あつ森界の縄文島同士の交易としてはおそらく世界初の出来事であろう。 島の名前は「はるしか島」。我が島「じょーも島」は縄文ぽい要素をとにかく集めて各所に配置しただけなのだが、「はるしか島」は縄文要素に加え、神秘性や物語性、さらにリゾート気分にさせる最高の縄文島であった。島主さんによれば「縄文に弥生が渡来してきた時代を舞台にした文化保護区リゾート」と

        • あつ森から縄文好きを探してみた

          あつまれどうぶつの森(以下あつ森)をプレイしていると思わないですか?自分に近い島開発をしている人を探しだして、その島を覗いてみたいという欲求。この夏から、あつ森を通して縄文好きを探す自由研究をやってみたので報告する。 あつ森の中の縄文人口って縄文が好きって公言している方は案外多い。芸能人で言えば井浦新さん、藤岡みなみさん、片桐仁さん、などなど。根拠は全くないが、5千人に1人ぐらいは縄文好きはいるだろうと思っている。日本の人口1.265億人と考えるとで62万人ぐらいが縄文好き

        土偶好きが土偶読む読む論争について語る

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        • あつ森で縄文
          7本

        記事

          じょーも遺跡発掘調査報告

          2020年4月。じょーも島北西部の山岳地域に位置するじょーも遺跡に関する発掘調査が始まった。じょーも遺跡は縄文時代中期~後期にかけての遺物が多数発見されており、現在確認されている数多の「あつ森」島群の中で確実に縄文遺跡と明記しているのは「じょーも遺跡」のみである。2020年11月において3次調査までされており、その進捗状況について報告する。 じょーも島概要 じょーも島は南半球の小さな島。かつては無人島であり、2020年3月より移住が進み、住民12名の定住が確認できている。

          じょーも遺跡発掘調査報告

          竪穴の悩みをカエルが解決してくれた話

          今年の5月の終わり。栃の木の葉の間から穂状の花が現れ始めた頃、あつまれどうぶつの森の中の「じょーも島」では秋の終わりを迎えようとしていた。そう、じょーも島は南半球なのである。そんな春の終わりと秋の終わりを同時に感じながら、ひとり悩んでいたことがあった。 「竪穴が問題なんだ」 僕は前回、じょーも島に歴史博物館をつくった話を書いた。歴史資料館が完成した時期もちょうどこの頃であったが、なんかモヤモヤした気持ちが続いていた。やはり縄文を目指す島としては資料館建設よりも大事な縄文要

          竪穴の悩みをカエルが解決してくれた話

          島に歴史資料館をつくる

          皆さんは歴史博物館もしくは歴史資料館に行ったことはありますか?日本で生まれ育って暮らしている方なら一度は行ったことはあるのではないでしょうか。文化庁のHPを見るとH30年の時点で歴史博物館の数はなんと3328館もあるとの事。正直びっくりですよね。(画像は文化庁より) なんと全国のマクドナルドの店舗数(2900程度)より断然多いのです。 きっと皆さんの近くにも隠れた素敵な資料館はあると思いますので是非行ってみてください。おわり。 じゃなかった。今回は「あつ森で歴史資料館を作

          島に歴史資料館をつくる

          交易で土偶を手に入れる

          はじめに言っておくが、これは「あつまれどうぶつの森」の話。 前回「あつ森で縄文生活 草創期編」の続きである。 交易について交易とは簡単に言えば物々交換であり、5000年前の縄文時代から行われていたと言われている。新潟県の糸魚川周辺でしか採れないヒスイが全国各地の縄文遺跡から出土されていることからその事が証明済みである。そりゃーそうだよね。あの時代に緑色に光る石が隣村の人が身に着けていたら欲しくなるよね。人は自分の土地にないものを、他の土地で手に入れるしかないのだから。(画像

          交易で土偶を手に入れる

          あつ森で縄文生活 草創期編

          「何もないから、なんでもできる」 そんなキャッチコピーで今年の3月20日「あつまれどうぶつの森」が発売された。僕はスマホの待ち受け画面も土偶にするぐらい縄文ファンなのだが、この縄文的キャッチコピーに完全にやられた。これはやるしかないと。 縄文時代は、石から鏃を作って狩猟し、粘土から作った土器で調理をした。縄文人はまさに何もないところから何かを生み出し生活したわけなのだが、「どうぶつの森」でも縄文的生活ができるのでは?と猛烈にワクワクした。3月の初め、僕はこのゲームのために

          あつ森で縄文生活 草創期編

          そうだ。ポポー会を開こう。

          ポポーという果実をご存じでしょうか? 先週の日曜日、そのポポーを食す会を急遽開催したという話です。 ポポーとの出会い北米原産で明治期に日本に持ち込まれた果物。ポーポーやポポーノキ、ポポ、アケビガキとも呼ばれ、今では「幻の果実」と言われている。 妻の実家には30年以上前からポポーの木があり、「幻」でもなんでもない。数年前、これ「ポポー」だよと妻に渡されたのがポポーとの出会いでした。当然見たことも聞いたこともない果物だったのでネットで調べてみると・・なんと「幻の果実」とな。

          そうだ。ポポー会を開こう。

          Eddie Van Halen と僕

          朝起きてスマホに映しだされていた文字 「E・ヴァン・ヘイレンさん死去」 数年前のネット記事かなにかで、ガンで闘病していたのはわかっていましたが、寝起きに霞んだ文字に浮かび上がる一行としては唐突すぎて一気に目が覚めました。 エディーとの出会い僕が洋楽のハードロックを聴き始めたのは確か中学2年生ぐらいだったと思う。自分の性格的にロックに傾倒する要素は全くない。ジャンプ発売日の火曜日を楽しみに生きて、他の日はファミコンの事しか頭になかった普通のモブ中学生でした。音楽といえばBO

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