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レンタルフロントは会社の印象をつくる。福島建機の「窓口」を担うメンバー鼎談

福島建機の3つの基盤であるサービス、レンタル、販売。今回はその一角を担うレンタルフロントのメンバー、山田、高橋、古川にインタビューを実施しました。レンタルフロントは、福島建機の窓口としてお客様が抱えるさまざまな課題に合った商品の提案・提供を行っています。

日本の建機保有台数のうち、およそ半分以上がレンタル機と言われており、建機レンタル業全体の業績は伸び続けています。建設機械のレンタル事業が建設の現場のおいて重要な役割を担っている昨今で、レンタルフロントだからこそ感じるやりがいと喜びと現状の課題に対しどのようにコミットしていくのか、聞いてみました。

※撮影時のみマスクを外しています。

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左から古川、山田、高橋。いつも笑顔で明るい印象の3人です!

畑違いから飛び込んだ建機業

——今日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介と福島建機の入社動機について教えてください。

高橋:自分は本宮市の旧白沢村出身で、大学で県外へ進学しました。大学時代は経済学部で経済市場の動向や、国際、人口、労務など幅広い観点から経済にフォーカスを充てて勉強していましたね。

就活では福島県に直接的に貢献できる仕事を軸に探していていました。とある合同説明会で、福島建機を知ったのですが、そのときの採用担当の方が熱意をもって質問に応えてくれたことを今でも覚えています。その方以外でも選考中に多くの社員と関わりを持つなかで、この方々と一緒に働いてみたいと思い、入社を決意しました。 

入社して最初の配属は経営企画チームで、そこでは新車の手配や、実績の作成などを行っていました。社内にICTチームが発足したタイミングに、前任を引き継ぐ形で、3か月ほど日立建機日本株式会社の窓口業務を担当。その後、郡山支店のレンタルフロントへ異動となり、今は建設機械のレンタルに関わる社内的な処理を主に担当しています。

古川:私は郡山市の大槻町出身で、栃木の大学へ進学しました。私も高橋さんと被るところがあるんですけど、就活の時に、福島県に貢献できる仕事がしたいと思っていて、合同説明会などを通じて企業選びをしていました。そこで福島建機を知ったんです。

選考中は、役職者問わず多くの社員と交流できて、特に取締役と話した時に面白い方だな、と思ったことを覚えています。他にも同業の会社に内定をいただいていたのですが、明るくて陽気な事務所と社員の雰囲気に魅かれて、福島建機を選びました。

入社後は、4月からの新入社員研修が終わり、その年の8月に郡山支店のレンタルフロントに配属されました。仕事は、主にレンタル機械の引き合い(営業からきたレンタルの受注を処理し、建設機械を出庫する仕事)をやっています。あと、機械返却後の処理と機械管理ですね。

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山田:私は郡山市出身で、高校卒業後に関東の大学に進学しました。大学卒業後、一度不動産の営業職に就きましたが、福島県に戻ることになり、福島建機に入社しました。まったくの異業種からの転職だったので、入社当初は大変なことばかりでした。特に数字の読み方に慣れなくて、本当に苦労しました。また私が入社した10年前は、今と雰囲気もまったく違っていて、お昼休憩も食事の音さえ気になるほど静かで、正直入社したことを後悔しました(笑)。でも当時気軽に仕事の相談をできる上司がいて、その存在に助けられてなんとか頑張れましたね。

入社後は総務や、田村店で事務全般を経験したあと、郡山支店のレンタルフロントとして今は後輩のサポートを行っています。

レンタルフロントは「福島建機の顔」

——ありがとうございます!レンタルフロントは日々どのような仕事をしているのですか?

高橋:一言でいうと、福島建機とお客様の、最初の接点となる人ですね。営業がお客様から依頼された建設機械や、現場で仕様する用品を、社内で手続きしてお客様のもとに届ける、そして返却されたものを適切に処理していくことが、レンタルフロントの主な仕事です。お客様に直接連絡して、現場や使用したい商品の詳しい内容を伺うこともありますし、弊社と取引している運搬業者や仕入れ業者との意思疎通も、我々の大事な仕事です。

また、レンタル機械のメンテナンスの指示をサービスエンジニアに出すことや、建設機械の稼働状況を把握して支店間の機械の行き来を手配することもあります。小さな仕事まであげたらきりがないですが、福島建機の保有しているレンタル機械と用品のすべてを担い、お客様に適切に提供していくことがレンタルフロントの大きな役目だと思います。そこから、エンジニアや事務に仕事が循環していきますから、社内での連携をスムーズに行うことも大事な役割の一つですね。

——営業と一緒にお客様とお話ししている場面をよく目にしますが、お客様と接するなかで大事にしていることはありますか?

高橋:まず、建設業のお客様がほとんどということもあると思いますが、元気がないのは絶対NGです。印象も悪いですし、福島建機のキーワードが「元気」ですから、まずは大きな声で挨拶することとはきはき話すことが大切だと思います。それから、お客様にとって最善はなにかを常に考えています。当たり前のことかもしれませんが、たとえば運搬業者がレンタル機械を取りに来た時に、機械が出しづらい場所にあって積むのに時間がかかったら、業者の方はあまりいい気分はしないですよね。なので、事前に機械の配置を確認して、出しずらい場所にあったら手前に移動したり、ほんのささいなことですが、相手にとって快いことをできるように日々気を配っています。

山田:私も、お客様と接するときの基本は元気と笑顔だと思っています。ちょっとイライラしたり嫌なことがあっても、お客様の前には絶対笑顔で立つことを心に決めています。

古川:確かに山田さんはお客様と話すしているときはいつも笑顔なイメージがありますよ!

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山田:そこは、自分が福島建機の最初の窓口になるので意識していることですね。大げさかもしれませんが、福島建機の印象をつくってしまうのは、我々レンタルフロントだと思っています。もちろんマイナスな印象も与えかねない。しっかり誠実に、そして的確にお客様に対応することで、ポジティブな印象のまま建設建機の機械をご利用していただきたい。そう思って仕事しています。なので、笑顔と元気な挨拶が福島建機の大きな特徴というか、強みだと感じますね。

仲間が増えると、できることは100倍になる

——まさに「福島建機の顔」であるレンタルフロントですが、現状の課題はありますか?

山田:現状の課題は、建設機械や用品のレンタルに関する業務領域が狭いことです。「お客様から問い合わせをもらう→レンタルする→返却後の処理」というレンタル一連の業務しかできていないため、レンタルが関わる業務でも他部門任せになっているのが現状です。たとえば、レンタル機械のメンテナンス・修理はサービスエンジニアに動いてもらわないと完結しませんし、レンタル機械の稼働状況を見て新車と入れ替えする仕事もレンタルフロントではできません。そのような状況を踏まえ、レンタルフロントとしてできることを増やしていこう、そして福島建機の資産であるレンタル機械の価値を高めて、より多くのお客様の現場をより良くしていこうということで4つの戦略をたて、実現に向けて日々できることを取り組んでいます。

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——4つの戦略とはなんでしょうか?

高橋:「建設機械の購入・売却」「建設機械以外のラインナップをそろえる」「レンタル部門で機械管理をまかなう」「データを分析し活用する」。これが4つの戦略です。このなかで特に注力すべきポイントは、「レンタル部門で機械管理をまかなう」つまり、レンタル機械専属のエンジニアの採用と育成です。

現状ではエンジニアが一人当たりに担当する機械が多すぎで、精一杯の状態です。そんななかでレンタル機械よりも、お客様の機械や特自検(建設機械が1年に1度受けることを法律で定められている点検)を優先させてしまうことは当たり前だと思います。でも、だからといってレンタル機械とお客様の機械はどちらが福島建機にとって大切かは決められません。そこでレンタル専属のエンジニアが、レンタル機械の修理やメンテナンスをフロントと密に情報共有をして取り組むことで、レンタル機械として提供できるお客様への価値を向上できると思っています。取り扱える商品を増やすこともできますし、それによって人材不足が叫ばれる建設現場に、人の代わりに動く建設機械をより早く、より適切に提供できます。ICT施工にもレンタルフロントとして取り組める幅が広くなり、お客様の課題解決によりコミットしていける、そのように考えています。

古川:そのためにも、福島建機に興味をもった学生さんとより長い時間関わって、仕事のやりがいや素晴らしさを伝えていきたいですし、より多くの仲間と一緒に福島県を元気にする仕事をしていきたいですね。自分も選考で多くの社員と関わるなかで福島建機の良さを感じたので、このコロナ禍で大変ではありますが、どのような形でも学生さんと関わりを持てるように自分から積極的に動いていきたいです。

この仕事だからこそ感じるやりがいと成長

——最後となりますが、福島建機のレンタルフロントとして感じる仕事のやりがいを教えてください!

高橋:自分がお客様との接点となり、また社内で起点となって急な出庫に無事対応できたときですかね~。「今日、急なんだけど機械借りれる?」というお客様もいらっしゃって、驚きはしますがお客様にもそうせざるを得なかった理由があると思うので、その部分を汲んで社内で情報共有をしています。急ぎだったり、イレギュラーな案件こそいつも以上に連絡を取り合うことが大切だと思うので、そのときは特に気を張ってますね。お客様に「急な仕事にも笑顔で対応してくれてありがとう」と言ってもらえた時は、本当に嬉しいですし、関わってくれたエンジニアや営業に感謝です。こう振り返ると、自分でとっさに判断して行動しないと物事が円滑に進まないので、その部分は自分でも成長を感じますね。

古川:自分は、建設機械の先に付けるアタッチメントをレンタルして、返却していただいたときに「つかいやすかったよ」と言ってもらったことがあり、自分の整備したものではなかったですが、とても嬉しかったです。お客様の望む商品を提供できたんだな、と自分の仕事に自信が持てましたし、エンジニアにも伝えてより仕事のモチベーションが上がったように感じました。

福島建機でレンタルの仕事をして、機械の知識や免許を取得できたことも、お客様へのサービスに繋がっていると思うので、これからは自分で商品の説明や提案をできるようもっともっと勉強していきたいと考えています。

山田:お客様から問い合わせいただいた商品が無くて、代替品を提案したとき「困ってたから助かった~」と心から言っていただいたときは、ホッとしましたし嬉しかったですね。他支店の状況や、他の会社を当たってやっと貸し出せたものだったので頑張ってよかったな、と思いました。

また私は、顔見知りのお客様もいるので、そのようなお客様と親しい関係になれたことは、長年やっているからこそのやりがいだと思います。これを高橋くんや古川くんにも感じてもらうためにも、育成にはこれから特に力を入れていきたいですね。

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——お三方、インタビューに応えていただき、ありがとうございます!福島建機をレンタルフロントから盛り上げていきましょう。これからもよろしくお願いします!

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