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#117 社内ベンチャー制度を使ったらきっとこんなことをすると思う。

自分が勤めている会社には、社内ベンチャー制度があります。

そもそも、会社は創業4年ほどのベンチャー企業です。しかしながら、設立当初からこの制度はあると思います。
ベンチャー企業の中に、社内ベンチャー制度がある。

社員全員、社会起業家であれ。

社会課題に関し、当事者意識を持つこと。

それが会社のメッセージかなと。

ソーシャルカンパニーは、事業そのものが社会課題解決に直結します。
メイン事業で得た利益の一部を社会課題解決に使う、というわけではなく、メイン事業自体で収益が上がること=社会課題解決になっていきます。

例えば、障害を持つ人々に対する就労支援事業。
これ一つとっても、「障がいを持つ人々の雇用状況の改善」になります。

更に、弊社のB型事業所では、1.農作業をする 2.農作物を加工する 3.販売する をワンストップで行なっているため、「農業の担い手不足の解消」「地産地消」にも寄与します。

そのため、カフェにお客様が訪れ、何か商品を購入すること=社会貢献になるわけです。

持続可能な形で、社会貢献する方法はないだろうか。
自分を採用してくれた役員とは、よくそんな話をします。

で、自分たちの会社に社内ベンチャー制度があり、いつでも誰でも事業プレゼンを役員に行なうチャンスがあります。

が、未だに社内に前例がありません。。。

自分の行なっているペイフォワードカフェは、会社のサポートを受け実施させていただいたことがあります。

しかし、ペイフォワードカフェ自体は、入社以前から行っており社内で事業を起こしたわけではないのでちょっと違うかな、と。。

そこで、COMEMOの投稿テーマが「#社内起業家になってやりたいこと」だったので、「もし自分が社内起業したら」をテーマに、妄想してみることにしました!

●ソーシャルキャリアコンサルティング事業



ソーシャルキャリアコンサルティング事業とは、社会課題解決を生業としたい学生・若手社会人向けのキャリアコンサルを行う事業です。

福祉・介護の仕事は、給料が安い、汚い、きつい、などバッドイメージがついて回ります。

厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、2020年9月時点の福祉・介護職の有効求人倍率は3.82倍。ちなみに、全ての職種の有効求人倍率は1.03倍。

圧倒的な売り手市場であることが分かります。

(下記参考)

一方で、社会課題を解決するという意味では、SDGsアクションにもなる事業です。

就職情報サイトを運営する学情(https://company.gakujo.ne.jp/)のSDGsに関する調査によると、2023年3月卒学生のSDGsの認知率は95.9%、20代社会人の認知率は75.5%だったとのこと。

更に、「企業のSDGsに関する取り組みを、就職活動において意識しますか?」という問いには、73.9%が「意識する」と回答したのことです。

(下記参考)


弊社は、福祉事業を営むだけでなく、ソーシャルカンパニーとして事業を持続可能にするため、利益を追求しています。 

そのため、その会社の社員がキャリアコンサルを行うことで、学生や若手社会人にとって社会貢献×利益追求のビジネスモデルのイメージがしやすくなるのではないでしょうか。

更に、自分はパラレルキャリアを実践しています。

「複業人材」によるキャリアコンサルは、学生や若手社会人に新たな働き方に関する示唆を与えられるのではないかと思います。

もし、当事業を通じて福祉業界に興味を持つ人が増え、就職する若手が増えれば、福祉・介護職の有効求人倍率の引き下げに寄与する。
すると、地域に社会資源が増え、福祉の増大につながる。

….と、書いているうちに、かなり想像が膨らんでしまいました。笑

ソーシャルキャリアコンサルティング。
きっとニーズはあるんじゃないでしょうか!!!

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ふくしまソーシャルワークラボでは、『思いやりを広げる人を増やす』をミッションとし、社会福祉に関する啓発活動をプロボノ活動として取り組んでいます!

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