一條仁@パラレルソーシャルワーカー

社会福祉士/『思いやりを広げる人を増やす』/障がい雇用専門人事・採用支援/ふくしまソー…

一條仁@パラレルソーシャルワーカー

社会福祉士/『思いやりを広げる人を増やす』/障がい雇用専門人事・採用支援/ふくしまソーシャルワークラボ代表/ペイフォワードカフェ代表/福祉マネジメント修士(専門職)/パラレルキャリア/福島でNPO/東京で企業人事/カフェ読書が趣味|TwitterDMからお気軽に

マガジン

  • #ふくソラボmagazine

    • 31本

    ふくソラボメンバーによる月1回ペースで執筆するエッセイ集です。 テーマはその都度変わります。

最近の記事

#330 あなたの時間単価を教えてください

自分の1時間あたりの単価はいくらか、考えたことはありますか? アルバイト勤務だとすると、時給でお給料が出るところが多いのでわかりやすいですね。 一方で、正社員だとどうでしょう。そんなに考えることはないんじゃないでしょうか。 今日は、「1時間あたりの単価」についていろいろ考えてみよう!というお話です。 1.月収÷(月の勤務日数×1日の勤務時間) もし将来、カウンセラーやコンサルタントなど、対人サービスで独立したいと思っている方がいたら、現時点の時間あたりの単価を知るこ

    • #329 第8回ペイフォワードカフェ開催にあたって

      第8回ペイフォワードカフェを2024年9月21日に開催することになりました!!! 今回のテーマは「めくる」カフェ。 今回、一日限りの思いやりあふれるブックカフェを創るべく、 さまざまな形で協力を募っています。 少し長いんですが、読んでもらえたら幸いです。 1 開催に込めた想い みなさんは読書が好きですか? 心に残っている本はありますか? 私は、学生時代、追いかけていた夢を自分の意志で諦めた経験があります。 この時、深い挫折を味わいました。 無我夢中で追ってい

      • #328 障がい者雇用担当人事のぶっちゃけ話、興味ありますか?

        ※本投稿内容は個人の見解を含むものであり、必ずしも所属する企業の立場、意見を代表するものではありません 先日、とある就労移行支援事業所で、人事のぶっちゃけトーク(仮題)と題したイベントに登壇しました。 障がい者雇用コンサルの方 就労支援員の方 障がい者雇用人事の自分 この3人で、障がい者雇用枠の就職について、リアルタイムで人事に根掘り葉掘り聞いちゃおう!! という趣旨の企画です。 これを就労移行のプログラムとして受けられる。 こういうイベントに参加できるのは、

        • #327 杏林大学でゲストスピーカーとして講義しました

          杏林大学で、ゲストスピーカーとして登壇しました! 「ソーシャルワーク演習」という2年次向けの講義。 「ソーシャルワーカーとして生きるということ」というタイトルで、自身のキャリアを振り返りながら、障がいのある人々を取り巻く環境についてお話ししてきました。 1.キャリアストーリー自分自身、大学で福祉を学んでいたわけではありません。 英語教育を研究する大学教授になりたい! かつて、そんな夢を持っていましたが、挫折。 休学期間中、さまざまな経験をした中で、福祉を知りました。

        #330 あなたの時間単価を教えてください

        マガジン

        • #ふくソラボmagazine
          31本

        記事

          #326 物欲のおかげでやる気が上がった話

          ぼくはあまり服にこだわりがありません。 紺か、白。それ以外の服はあまり着ない。 最近、ユニクロ大感謝祭で、Tシャツを買いました。最近はそれらを着回してます。 考えなくて済むので楽です。 相変わらず、休日に着る服については悩んでますが、、、笑 一方、ごく稀に「これは!!!」とビビっとくる時があります。 「これは!」に出会ってしまった 先日、気まぐれに、Theoryというブランドのショップに行きました。 Theoryといえば、スタイリッシュな服で知名度もそこそこあ

          #326 物欲のおかげでやる気が上がった話

          #325 恋愛リアリティーショー考察

          恋愛リアリティーショーを観たことはありますか? ぼくは今まで2つのリアリティーショーを観たことがあります。 夢中になってほぼ1日でそれらを観終えてしまいました笑 ぼくが恋愛リアリティーショーの何に夢中になってしまったのか ダラダラ内省しようと思います。 あらかじめ注意書きですが、 この記事は、頭から終わりまで、正味、中身のうっすい記事ですので、時間の無駄になる可能性大です笑 忙しい人は回れ右して別のnote記事を読みましょう笑笑 恋愛リアリティーショー 簡単に、ぼ

          #325 恋愛リアリティーショー考察

          #324 笑える革命の起こし方

          最近、目から鱗が落ちるような読書体験をしました。 読んだ本は「笑える革命/小国史朗」。 以前、「利他・ケア・傷の倫理学/近内悠太」の出版イベントに参加した際のレポートを書きました。 著者は、その出版イベントで、近内先生の対談相手を務めていた方になります。 小国史朗さんの実践 小国さんの実践は、巻き込まれたくなるような仕掛けがふんだんに取り入れられています。 “DeleteC”キャンペーン がん(Cancer)をなくそうというカジュアルソーシャルアクション。 日

          #323 人は人でしか磨かれない

          礼節が人を作る 礼節が人を作る (Mannaers make the man.) イギリスの格言です。 Stingの”Englishman in NewYork” 昔から大好きでした。 Spotifyのランダム再生で久々に流れてきて、いろいろ思い出しまして。 今日はぼくの思い出話。 ひとり語りをお届けします笑 ある出会い Stingの名曲で思い出したのは、とある外交員の方との出会いです。 この方とは、国際フォーラムの誘導係のボランティアをやったときに知り合いました

          #322 当たり前のことを当たり前に行う

          大切な信条 当たり前のことを当たり前に行う。 仕事を行う上でとりわけ大切にしている信条です。 信頼を得るためには、愚直に誠実に、「当たり前」を積み重ねることが重要。 信頼を積み重ねた上での、「自分らしさ」であったり、「こだわり」だと思っています。 わがままの押しつけ 信頼が土台になければ、「わがまま」でしかありません。 最近、「当たり前」ができていないのでは、と内省することがありました。 仕事にも慣れ、頼られることもありました。 信頼と共に、実績もついてきたという

          #322 当たり前のことを当たり前に行う

          #321 【新刊出版イベント記】採用面接とアフォーダンス

          前回の記事の続きです。 ぼくは仕事で採用面接をおこなうことがあります。 今日は、アフォーダンスの考え方をもとに、採用面接について考えてみたいと思います。 頷くことによる効果頷きに導かれて、人は話す。 話し手が本当に思っていたことを、頷くという行為によって無意識で引き出すことができる。 アフォーダンスは、まさにこのような効果を持っています。 なんだかこれをきくと、傾聴の姿勢に通じる気がしませんか? 支援場面では、傾聴技法が大変有用な支援手法であることが認められていま

          #321 【新刊出版イベント記】採用面接とアフォーダンス

          #320 【新刊出版イベント記】親切を親切と気づかせず与えるためのコツ

          先日、「利他・ケア・傷の倫理学/近内悠太」の出版イベントに参加してきました。 本著は、「世界は贈与でできている」を執筆した哲学者・近内先生の二作目。 本の出版イベントに参加するのはこれが初! いろいろと学びがあったので、当日とったメモを参照しながら、今思うところを書いてみようと思います。 ほんのちょっとの工夫が無意識に働きかけるトークイベントは、著者の近内先生と、本著内で登場する「注文を間違える料理店」の発起人、小国士朗さんの対談形式で行われました。 近内先生は、イ

          #320 【新刊出版イベント記】親切を親切と気づかせず与えるためのコツ

          #319 (株)ビズリーチ様から取材を受けました

          先日、(株)ビズリーチ様からキャリアインタビューを受けました。 インタビューを受ける中で、改めて自分が何を大切にしているのか?を自己理解できた気がします。 貴重な機会に感謝です! 今日は、インタビューを通じて見えた自分が心に留め置いている課題意識を書き綴りたいと思います。 福祉の担い手不足が深刻深刻な人手不足であることが分かりきってる福祉業界。 全国の障害者の作業所などで構成される「きょうされん」が、就労支援サービス事業所などを対象に2023年6〜8月にアンケート調査

          #319 (株)ビズリーチ様から取材を受けました

          #318 あらゆる人々とひとつになる感覚

          つい先日、ミニジャンベを買いました。 アフリカ起源の打楽器です。 ラテンジャズでパーカッショニストが叩いてる、あれです。 なぜジャンベを買ったのか? 購入した背景は、ある映画との出会いにあります。 この映画に出会ってなければ、ぼくはきっとジャンベを買っていなかったでしょう。。 扉をたたく人/トム・マッカーシー妻を亡くして孤独な大学教授と、 移民の青年が、ジャンベを通して心を通わせていくストーリー。 何をしても面白くなさそうな、心にポッカリ穴が空いていた主人公に、 ふと

          #318 あらゆる人々とひとつになる感覚

          #317 選んでいますか?選ばされていますか?

          選ぶ服が変わったずいぶん服装が変わった気がします。 以前はジャケットとYシャツを着ることがほとんどでした。 選ばなくて済むし、それなりに清潔感がある。 紺色が好きなので、紺色ばかり着ていました。 最近はもう少しラフなものを着るようになった気がしています。 なんでか考えてみると 在宅勤務が増えて快適な格好で過ごしがちだから? 職場の人たちがあまりジャケットを着てないから? 単純に自分の嗜好が変わったから? よく分かりません笑 選び方は変わらないでも、服を選ぶときは

          #317 選んでいますか?選ばされていますか?

          #316 志と振る舞いの調和をとる

          「天道、是か非か」 『史記』の著者の一人、司馬遷の言葉です。 善人が不幸のうちに早死にし、 悪人が幸せのうちに天寿を全うする。 そんな人生の不条理に対する憤りを、天に投げかけているときの一節になります。 遅すぎるくらいなのですが、 論語と算盤(渋沢栄一 著 ちくま新書)を時間をかけて読んでいます。 渋沢栄一は、上記の言を引用し、善行はその「志」と「振る舞い」を比較して考えなければならない、と綴っています。 みんな違うし、自分自身も変わる 世の中ってなんて不公

          #316 志と振る舞いの調和をとる

          #315 「イカリカット」な一日

          つい先日、ムカッ!イラッ!とすることがありました。 なんだか苛立ちが止まらず、どうにもこうにも...。 頭が全部そのことに持っていかれちゃって、口をひらくと悪態をついてしまいそうな状態。 そんなときみなさんどうしますか?? 6秒待つまずはアンガーマネジメントですね。笑 カッとなったら6秒待ちます。 怒りの沸点は6秒経つと下がっていくのだそうです。 そういうわけでこのときも6秒待ちました。 しかしイライラがとまらない。。 過去一番怒りを感じたときを思い出すあの時