一條仁@パラレルソーシャルワーカー

社会福祉士/『思いやりを広げる人を増やす』/ふくしまソーシャルワークラボ代表/ペイフォワードカフェ代表/日本社会事業大学専門職大学院/パラレルキャリア/福島でNPO/東京で企業人事/カフェ読書が趣味|TwitterDMからお気軽に

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    #258 学位授与式を終えて

    日本社会事業大学専門職大学院、修了しました!! 学長はじめ、来賓の方々の祝辞 在学生の送辞 一言一句、味わいながら式に臨みました。 社会人になる前の卒業式は、どこか上の空でしたが。 言葉の重みを感じました。 祝辞は、私たちのために作ってくれたものだな...と感じたとき、心にグッとくるものがありました。 送辞は、学部生に送られたものに感じましたが、想いがこもっていてシンプルに感動しました。 本年度の専門職大学院の答辞は、所属するゼミの学生から指名されました。 特

      • #257 空中に投げられた石

        各学校では順次卒業式が行われる時期に入りました。 かくいう自分も、今週末に卒業式を控えています。 卒業式といえば、様々なお立場の著名人からの祝辞スピーチ。 スティーブ・ジョブズのスピーチは伝説的ですね。 今年はどんな著名人は祝辞を行うのでしょうか。 先日、株式会社バンタンの卒業式スピーチの動画を観ました。 成田悠介氏が、卒業式スピーチを行っていたんですね。 成田悠介氏は、その独特な言葉遣いで、絶賛炎上中なわけですが、言葉の節々に感じる知性に魅せられることがしばし

        • #256 満員電車の過ごし方

          東京に引っ越してから、朝、約30分ほど満員電車に揺られるようになりました。 何をしてこの30分過ごすかをあれこれ考えています。 今は、日によって違います。 音楽に集中したり 本を読んだり 昨日の仕事の振り返りをしたり 最近はnoteの下書き原稿をつくる時間にしています。 基本、すきま時間はゆるりと過ごしたい人間です。 しかし、満員電車って見知らぬ人がぎゅうぎゅうになっているから、気持ちがゆるりとしないんですよね。 かといってネットサーフィンで時間を消費するのもも

          • #255 準備8割

            怒涛の年度末の真っ只中!! 振り返る間もなく日々が過ぎていってしまいました。 本業の変化の裏で、学業の終わりが近づいています。 1月に論文を提出しました。 おかげさまで修了認定をいただきました! テーマは『ペイフォワード活動の意義と可能性』です。 ペイフォワードカフェの実践を題材に、恩送りを広めんとする活動について考察しました。 実践研究論文の執筆は、徹底的に自分と向き合う省察の繰り返しになります。 自分(の活動)を題材に、論文を書くわけですから。 実践に身を

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            #254 どのようにして小学生に発達障がいを伝えるか

            熊本県川口小学校で、「福祉ってなんだろう?」というテーマで授業しました! 小学生にわかることばで福祉を伝える 今回は事前準備にとても苦労しました。 めちゃくちゃ考え抜いたと思います。 いろんな人に相談させていただきました泣 小学生だからといって子ども扱いしたくない。 福祉の楽しい部分も難しい部分も伝えたい。 そう考えると、とにかく何をどうしたらいいかわかんなくなる。迷走です。。 いろんな人に相談して、軸を作っていきました。 自分の立てるゴールは何か? 授業後、

            #253 非難されない人はいない

            最近、自分の心にズシンと響いた一節を紹介します。 ちょっとわかりづらいかもですね。。。 ネットで、上記の文を子ども向けにしたものを見つけたので、引用させていただきます。 周りの目を気にしない! 自分らしく生きる! と自己暗示をかけること、しょっちゅうあります。 一方で、気にしないとうまくいかないことがあります。 集団だから。 社会だから。 ふとしたとき、周りにどう思われるか気になる心理は働きますよね。 誰だってそうなんじゃないでしょうか。 自分は嫌われているん

            #252 スラムダンクからチームワークを学びました

            もうオレにはリングしかみえねえ スラムダンクを観ました。 観てしまいました。 周りの猛プッシュがあり、劇場へ足を運びました。 宮城リョータを中心に描かれた本作ですが、個人的に一番痺れたのは三井寿の上記のセリフです。 限界を超えてなお、コートに立つ。 ボールを受け取ると、3Pを決める。 ゴール決めるんですよ。絶対。 カッコよすぎるだろぃ....。 三井の体力の無さ 宮城の身長の低さ 桜木の経験の浅さ などなど 本作でリアルに描かれています。 そう簡単に埋まらない

            #251 スタンディを卒業します(5/5) 〜おわりに&今後について〜

            おわりに&今後について ざっと自分のスタンディでのキャリアを書き綴ってきました。 最後に、スタンディ卒業にあたり、いくつか書き残したいと思います。 1. スタンディは、「既存の発想に捉われないソーシャルベンチャー」として入社直後から今まで軸がぶれていない会社です。 ソーシャルベンチャーは、ビジネスの力で、社会課題の解決や社会的価値の実現をしていこうとする中小企業のことを指します。 こうした企業には、①野心に溢れ、②働くことそのものが好きで、③社会が前進することに価値を置

            #250 スタンディを卒業します(4/5) 〜HR推進室〜

            HR推進室 福島事業所でのマネージャーのときから、ちょくちょく人事回りの仕事をしていました。 などなど。 それらの業務は、不思議と苦ではありませんでした。 むしろ、楽しくやっていました。 入社から1年ほどが経った頃。自分の中でこんな思いに駆られるようになりました。 “人事をやりたい!!” 人事として福祉を捉えてみたい と思ったんですね。 ぼくのベースは福祉です。 しかしながら、さまざまなことに取り組んでいると、本当に福祉の人?と言われることもあります。 福祉の

            #249 スタンディを卒業します(3/5) 〜事業立ち上げ〜

            事業立ち上げ 入社して3ヶ月。新型コロナ対応であたふたしていた時のことです。 いや...え?? 元々ねらっていた物件が空いたため、そこで事業所をやるとのこと。それで事業所づくりに関わってほしいと。 まだ正社員でもないんですが...え...? と内心思いつつ。 ・事業コンセプト決め ・共創パートナーとのミーティング ・地域の方々向けレセプション 等々、事業作りから関わらせてもらいました。 会社規模の事業作りははじめての経験でした。 振り返ると、マネージャー業務でいっ

            #248 スタンディを卒業します(2/5) 〜新米ベンチャーマネージャー〜

            新米ベンチャーマネージャー『緊急事態』から、僕のスタンディでのキャリアはスタートしました。 当時の首相、安倍総理大臣は、2020年4月7日に首都圏の7都府県に緊急事態宣言を行い、4月16日に対象を全国に拡大しました。 2020年4月1日に入社した自分。案の定、パニックです。 急成長するスタートアップ・ベンチャーに、”業務の引き継ぎ”は、ほとんどありません。 まして、「緊急時対応マニュアル」も、前任者の名前が掲載されたままの、型に沿った定型的なものです。 加えて、新型

            #247 スタンディを卒業します(1/5) 〜入社のきっかけ〜

            2023年2月末をもって、3年お世話になったスタンディ株式会社を卒業することになりました。 本記事は、今まで会社でお世話になった人に向けて書いています。 また 1.ソーシャルベンチャーに興味のある人 2.キャリア自律を図りたい人 の参考になればと思い、公開しています。 とても長くなったので、何回かに分けます! ※上長に許可を得て掲載しています。 ※本記事の内容は全て個人の見解によるものです。 入社のきっかけスタンディは、職業上のキャリアとしては2社目になります。

            #246 心のバリアフリー講座を主催しました!

            1月28日、第1回ペイフォワード学ぶカフェ〜心のバリアフリー講座〜を開催しました! 講師に、 バリアフリーツアーセンターの佐藤由香利さん・今井信枝さん もも組の皆さん をお招きし、二部制で「心のバリアフリー」について学びました。 もちろんカフェなので、真心込めてコーヒーを淹れさせてもらいました! 具体的に、障がいのある方々への接し方や配慮のポイントについて学ぶことができました。 参加者の皆さんも、真剣に学んでいるようでした。 また、困難を抱える方々の擬似体験を通

            #245 耳の傾け方

            「それは違う」 言いたくなる時があると思います。 聞いて 聞いて さらに聞いて 「自分もそう思う。」 こちらから言えるようになるまで、聞き続ける姿勢が肝要と思うのです。 真逆の意見にみえて、捉え方が違うだけで根底同じってことがあったりします。 あるいは、意見がほとんど食い違っていても、共通点はどこかしらにある。 見つけたら、共感する。 共感すると、途端に話し合いになっていきます。 早く答えを出さなければならない場面では難しいかもしれません。 人の話を聞

            #244 “ある”ことに気づくということ

            当たり前に感謝するって相当難しいことなんだと思います。 高校生の時、福島に遊ぶ場所がないからという理由で首都圏の大学への進学に憧れていました。 遊ぶ場所が“ない”ことが嫌でした。 わたしたちは“ない“ことに目が向きがちです。 ものが”ない“から欲しいと思うし、 配慮が”ない“から冷たいと思うし、 制度が”ない“から不満を抱きます。 ”ある”に目を向けることって実は難しい。 コンビニには基本なんでも“ある” 聞く耳が”ある“から話すことができる 制度は人がつく

            #243 伊藤時男さんとの対話

            講義のゲストスピーカーで伊藤時男さんのお話を聞く機会がありました。 伊藤時男さんは、東日本大震災によって”自由を得た”方です。 福島県沿岸部にある双葉病院に40年近く精神入院。 震災が起き、被災によって転院を余儀なくされ、転院先で「ここにいるような人じゃない」と言われすぐに退院。 現在は、ピアサポーターとして講演活動を行う傍ら、精神医療国賠訴訟の原告団として国と闘っておられる方です。 生きて、ソーシャルアクションしていることが奇跡のような人です。 病院のPSWなら