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育休スイッチを立ち上げた動機と想い

「育休はキャリアのマイナスになる」

今年2月にワダチラボが独自にとったアンケート調査で約8割の女性がこう答えた。

本当に育休はキャリアのマイナスになるのか?

第1子を出産したばかりの3年前の私に同じ質問したら同じ答えをしていたいと思う。

30歳で結婚し、2年間の不妊治療を経てようやく授かった我が子。もちろん愛しいし可愛い。でも同時に様々な不安や焦りがどこからともなく込み上げてくる。

職場復帰後、私を必要としてくれる人はいるのだろうか、、

息子がずっと泣いている、、どうして、、

人と話したい、、1人の時間が欲しい、、

そう思っている自分って母親失格だ、、

ママになってまだ1ヶ月なんだから全部できなくて大丈夫と頭で分かっているはずなのに自分で自分を責めて、更に仕事のことを考えて不安と焦りが上乗せされる。

それから3ヶ月後、私の場合は週末1時間程、ひとりの時間をもらいキャリアの棚卸しや資格勉強、たまに友達とランチに出かけたりして、なんとか心と身体を取り戻せた。

そして同時に込み上げてきた心配は「育休ママのメンタルとその後のキャリア」だった。

産後うつは産後ママの15%は経験すると言われ、8割のママが産後大きなストレスを感じたことがるあると言われている。

キャリアについても仕事と子育ての両立に悩み約4割近いママが自ら退職していくと厚生労働省の調査データでも残っている。

周りの先輩ママたちに話を聞いても「仕事と子育て」どちらか選ばないと無理だよ。

ジェンダー平等、女性活躍と言われているけど、本当にママや女性、そして子育てをしたい男性にとっても優しい世界が広がっているのか。疑問が残る。

その時に、今後やりたいことリストに書いたのが「育休ママ向けのキャリア支援」だった。

それから、1年半後。世界中に得体の知れない感染症が猛威を振るう。

緊急事態宣言、自粛、自宅待機、休業、、解雇。

私は育休期間を経て企業での人材育成や求職者支援に携わっていた。職場復帰後、お仕事と子育てで忙しいと自分の中で言い訳をし育休ママ向けのオンラインスクールは未だ企画すらできていない。

求職者支援の現場は休業や退職・解雇した方々の支援で逼迫していた。

その時に多く見かけたのも働くママ達だった。

コロナ禍により、やりたいこと、続けたいことがどんどん奪われている中で私に何ができるのかまた自問自答し始める。

そこでも辿り着いたのが「育休ママ向けのキャリア支援」だった。

ママ自身が自分にokを出し

仕事と家庭どちらかの選択ではなく

あらゆる可能性の中から
自分らしいキャリアを築くことが
できたら、どれだけ幸せだろう。

そうすれば、ママも子供たちも家族も
職場の人もママに関わる全ての人達も
みんなハッピーになるじゃない。

そしたら、私も嬉しい。

これはやるしかないと、育休ママ向けのキャリア支援の企画を白紙に書きなぐる。

まずは資金どうしよう?

あっ、小規模事業者持続化補助金に応募してみよう!

締切は10日前に迫っていたが、一心不乱に2日ぐらいで申請書を書き上げ、必要な書類をかき集めて提出した。

想いが通じたのか結果、見事採択。

アンケート調査、サービスの構築、HP作成、講師集め、チラシ作成、、

初めてのサービス立ち上げで四苦八苦している。

ワダチラボの通常業務もやりながらのサービス立ち上げは正直大変だなと思うことはもちろんあるが、このサービスを続けた先の未来を想像すれば自然と頑張れてしまう。

そして、育休スイッチの想いに共感してくれる人達が私の目の前には沢山いる。共感してくれる人が多いということはこのサービスを必要としている人が多くいてくれるだろうとやけにポジティブで前に進めている。

受講してくださるママ達にとって、

育休期間に立ちはだかる様々な不安や悩みを吐き出せる場。

固定概念を取っ払い、様々な可能性を広げられる場。

仕事やライフなど様々なスキルや知識を習得できる場。

安心安全で、心を豊かにし、自信と指針を育める場所を目指して

日々努力していきます!

そして、

「育休がキャリアのマイナスになる」から

「育休がキャリアのプラスになる」

そういった世界を広げられるその日まで尽力していきたい。


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<育休スイッチ>

育休ママ向けのキャリア支援オンラインスクール「育休スイッチ」

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