ふくしデザインゼミ

福祉法人や地域を社会教育の場とし、領域を超えて実践的に学び合うプログラム。24年度は、…

ふくしデザインゼミ

福祉法人や地域を社会教育の場とし、領域を超えて実践的に学び合うプログラム。24年度は、滋賀県高島市を舞台とする「ふくしデザインゼミ ローカル -TAKASHIMA 2024-」と、東京世田谷・長崎諫早・福島いわきを舞台とする「ふくしデザインゼミ 2024」を開講!

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  • ふくしデザインゼミ 2024

  • ふくしデザインゼミLOCAL 2024 in 高島

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  • エッセイ|2023-24 ふくしデザインゼミ

    八王子、伊豆大島、滋賀高島、長崎諫早の4つの地域にわかれて活動している23-24ゼミ生のレポートエッセイです。

  • ふくしデザインゼミ 2023-24

    ふくしデザインゼミ 2023-24 始動!

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【ゼミ生募集!】ふくしデザインゼミ 2024 ~ふくしをひらく、デザインの実践(9/14~12/15開催)

ふくしデザインゼミは、「福祉」や「デザイン」に関心のある学生・社会人が参加する実践的な学びのプログラム。今年で3年目を迎えます。 2024年は関西で8月から「ふくしデザインゼミ ローカル」が開講しますが、関東でも9月から「ふくしデザインゼミ 2024 ~ふくしをひらく、デザインの実践」がスタートします。 昨年は28名の方とゼミをともにしましたが、今年はより密度を高めてみようと15名限定です。 *ふくしデザインゼミ 2024とは? ふくしデザインゼミは、2022年度は「

    • 「らしさ」がゆらいで、「ともに」が生まれる。|オープンフォーラム レポート【ふくしデザインゼミ 2024】

      福祉やデザインに関心のある学生・社会人が参加する実践的な学びのプログラム「ふくしデザインゼミ」は、今年で3年目を迎えます。今年度のキックオフとなるオープンフォーラムが2024年8月11日、千代田区障害者福祉センターえみふるで開催され、100名もの方が会場に足を運びました。 3年目となる今年度のテーマは、「ふくしをひらくデザインの実践」。東京世田谷・長崎諫早・福島いわきの3地域を舞台に、現地でのフィールドワークやワークショップを通じて、法人の職員たちとともに「ふくしをひらくア

      • 世田谷、いわき、諫早。今年のゼミのフィールド、ご紹介します!|ふくしデザインゼミ 2024

        2024年9月、3年目となる「ふくしデザインゼミ」がいよいよ開講します! 「ふくしデザインゼミ 2024」では、全国3地域をフィールドに、「ふくしをひらくデザインの実践」に取り組みます。 舞台となるのは、東京都世田谷区、福島県いわき市、長崎県諫早市。 どうしてこの3つの地域がフィールドなの?それぞれどんな場所? このnoteでは、3つのフィールドについて、少し詳しくご紹介していきます。 1、東京都世田谷区|社会福祉法人武蔵野会ふくしデザインゼミは、東京都八王子市に本部を

        • たかしまデザイン会議 2024 DAY.1~5|お申し込みフォーム【まとめ】

          高 島 を 考 え る 5 日 間 たかしまデザイン会議は、高島のこれからを考えるプロジェクト。 琵琶湖の西にある高島市は、人口 4 万 6 千人の自然豊かなまち。そこで暮ら す人たちはおおらかで、ぬくもりが 感じられるまち。アクセスもそこそこで、J R 湖西線に乗れば京都まで45分。移住者も増えています。 都会には都会の良さがあり、高島には高島 の良さがある。どこか別の地域を羨んだり安易にマネをしたりするのでなく、高島らしさを生かした、まちの未来の描き方・つくり方がある

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        • イベントレポート|2022-23 ふくしデザインゼミ
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          「ふくしデザインゼミ ローカル」で出会うなまみの学び。キックオフフォーラムから見えたこと|LOCAL 2024

          * 「ふくしデザインゼミ」とは?「新卒で地域に飛びこんで3年目。求めていた“何か”が福祉にあるかも」「4択のマークシートでは答えられない“答えのない問い”を考えてみたくなった」「地域課題の手前にある、自分の課題に気づいた」「よいデザインってなんだろう?なまみの人と関わりあうことにヒントがありそう」「わかんないけど楽しそー!」 こんな声が聞こえてきたのは、2024年7月13日にひらかれた「ふくしデザインゼミLOCAL」のキックオフフォーラム。 約70人の参加者たちが京都に

          「ふくしデザインゼミ ローカル」で出会うなまみの学び。キックオフフォーラムから見えたこと|LOCAL 2024

          ふくしデザインゼミの2年間の足どり【前編・2022年度】

          2024年8月から関西中心に、「ふくしデザインゼミ ローカル -TAKASHIMA 2024- 」、2024年9月から関東中心に、「ふくしデザインゼミ 2024」、2つのデザインゼミが開講します! フライヤーやpeatixを見てくださった方のなかには、「具体的にはどんなことをするんだろう?」「講師の方々はどんな人たちなんだろう?」「大事な時間とお金を使って、参加する意義や価値、ホントにあるかな?」きっといろんな疑問を抱いておられる方もいるはずです。 ゼミ生募集期間中、not

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          高島、どんなまち?|「ふくしデザインゼミ ローカル-TAKASHIMA 2024-」紹介【地域編】

          2024年8月、「ふくしデザインゼミ ローカル -TAKASHIMA 2024- 」が開講します! フライヤーやpeatixを見てくださった方のなかには、「具体的にはどんなことをするんだろう?」「高島ってどこ?どうして高島で開催するの?」「講師の方々はどんな人たちなんだろう?」「大切な時間とお金を使って、参加する意義や価値、ホントにあるのかな?」きっと疑問を抱いておられる方もいるはずです。 ゼミ生募集期間中、noteで、できる限りみなさんの疑問にお答えし、企画の解像度をあげ

          高島、どんなまち?|「ふくしデザインゼミ ローカル-TAKASHIMA 2024-」紹介【地域編】

          【ゼミ生募集!】ふくしデザインゼミ ローカル -TAKASHIMA 2024-(8/24~11/30開催)

          これまで東京中心に2年間取り組んできた「ふくしデザインゼミ」。今年は関西中心の「ふくしデザインゼミ ローカル」という新たな試みがスタートします。 これまでの活動をベースとしつつ、地域(ローカル)により焦点を当てたプログラム。舞台となるのは、滋賀県高島市!琵琶湖の北西に位置する、人口5万人弱の地域。 「ふくしデザインゼミ ローカル -TAKASHIMA 2024-」、8月開講です! *ふくしデザインゼミ ローカル とは? 「ふくしデザインゼミ ローカル」は、ローカルで、

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          福祉もデザインも、思っていたより広かった|小杉真由|2023-24 essay 16

          なにかに挑戦してみたい|12月20日大学生活に慣れ、あっという間に4年間が終わってしまう気がしていた。 1年生のうちに何かにチャレンジしたいという気持ちが強くあった。 コミュニティサロンでボランティアをしたのはもう2年前、高校2年生の夏休み。高齢者の方々と話すなかで、「地域には小さな困りごとを抱えた人が沢山いるのではないか」と思うようになった。気軽に相談できる地域づくりやコミュニティづくりに貢献したいという目標ができ、福祉を学びたいと東洋大学の福祉社会デザイン学部に進学した

          福祉もデザインも、思っていたより広かった|小杉真由|2023-24 essay 16

          ふくしをひらいたその先の景色|大友裕也|2023-24 essay 15

          残り香赤羽駅で別れを告げてから、もうひと月の時が過ぎ、私はこれまで通り、文字だけの春休みの中、今日も学生証を武器に大学の門をこじ開け、研究室のいつもの席に座る。 設計、査読修正、共同プロジェクト会議、、、昼夜問わず、ふくしの雰囲気を纏うことはほとんどない。 福祉という世界に対して、私はいわゆる余所者であった。 終電のメトロから降り、人のほとんどいない最寄り駅前の巨大ロータリーを眺めながら小一時間思考の整理をするのが、私にとって一日を終わらせる合図であり、最も幸福な時間だ。

          ふくしをひらいたその先の景色|大友裕也|2023-24 essay 15

          「自分ごと」のそとに7人で|堀はぐみ|2023-24 essay 14

          福祉をもっと知りたい!私はもともと、地域コミュニティの希薄化や孤独・孤立の問題に興味があった。大学2年生の夏にボランティアをしたコミュニティカフェ。スタッフさんや障害当事者のお客さんから話を聞くなかで、日本では障害を持つ方の権利が守られていない現状があることを知った。例えば日本は障害者権利条約に批准しているのに、精神障害者の強制入院に対して勧告がでるくらいその条約を守れていないことなど、どれも重大な話なのに私が知らないことばかりだった。人権には関心があったし意識が高いほうだ

          「自分ごと」のそとに7人で|堀はぐみ|2023-24 essay 14

          うっかりしっかり体験記(後編)|永井煌|2023-24 essay 13

          >>このエッセイは3部に分けて投稿しています!(前編)と(中編)から、ぜひ読んでみてください! ひらくためのデザイン「福祉に余白をつくりだす」ための具体的なアイディアを提案することになっている竹端ゼミ。本番の1週間前のオンライン中間発表会では、前半にここまでのゼミのプロセス、後半に「しっかり1.0→うっかり→しっかり2.0」を紹介した。 前半、こもちゃんの「しっかり」した発表は、わかりやすく、コンパクト。後半、「うっかり大臣」ことあっこちゃんの発表は、対照的。フィールドワ

          うっかりしっかり体験記(後編)|永井煌|2023-24 essay 13

          うっかりしっかり体験記(中編)|永井煌|2023-24 essay 13

          >>このエッセイは3部に分けて投稿しています!(前編)はこちらから。 やるべきことにしばられない「余白」1ヶ月ほどの準備を経て、私たちは2泊3日のフィールドワークへ向かった。ゼミ講師のひとり・小松理虔さんがキックオフに話していた、「五感をつかうこと」「何気ない小さな変化に気づくこと」を意識しながら臨む。 長崎に降り立ったとき、いつも生活しているまちとは違う空気を感じた。塩の香り。少し温かい風。ついにフィールドワークがはじまるんだなあ、と自然と身が引き締まる。 景色に注目

          うっかりしっかり体験記(中編)|永井煌|2023-24 essay 13

          うっかりしっかり体験記(前編)|永井煌|2023-24 essay 13

          難しそうなゼミに来てしまったなふくしデザインゼミが始まった!キックオフキャンプ2日目の午後、私が所属する竹端ゼミでは、これから2ヶ月間のゼミをどう進めていくか話し合っていた。 私たちはフィールドワークで、長崎の社会福祉法人南高愛隣会をたずねる。南高愛隣会では、事業や施設が大きくなるなかで、どうしても、地域の人や職員さん同士のつながりが希薄化している状況もあるのだという。また、福祉領域では最近、制度が充実してきたからこそ、枠にはまった仕事になって一人ひとりに向き合う時間が減っ

          うっかりしっかり体験記(前編)|永井煌|2023-24 essay 13

          スタートラインに、やっと|佐藤佳弥|2023-24 essay 12

          どうしよう、やばい、大学2年生が終わろうとしている。とりあえず何かしなくちゃ、という適当な理由で応募したふくしデザインゼミ。何をするかは、正直どうでもよかった。 そこで行われていたのは、「ふくし」というその時の私は無関心の題材についての「あなたはどう思いますか?」「これを踏まえて何を感じましたか?」という対話。意見を聞くだけでも自分の意見を言うだけでもダメ、という空間のなかで、私はとても焦っていた。 他のゼミ生は、自身の経験も重ねながら熱のこもった意見や考えを発言してい

          スタートラインに、やっと|佐藤佳弥|2023-24 essay 12

          「一歩」があるからひらかれるもの|横田亜弥佳|2023-24 essay 11【田中ゼミ・フィールドワーク】

          ふくしをひらくレシピ集田中ゼミは「福祉拠点をまちにひらく」というテーマから始まりました。滋賀県・湖西地域の福祉の一端を担う社会福祉法人ゆたか会さんと一緒にゼミの活動を行っています。 オンラインでのゼミ生や職員さんどうしの交流が渦を巻き、活動が盛んになってきた田中ゼミ。フィールドワークに向けた準備として、「ふくしをひらくレシピ集」の作成を行いました。 (オンラインでの活動の様子は、こちら!) これは、フィールドワーク前の「ふくしをひらくレシピ集」。場をひらく方法や暮らしの

          「一歩」があるからひらかれるもの|横田亜弥佳|2023-24 essay 11【田中ゼミ・フィールドワーク】