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大人のジョークにクスッと笑える子

最近、一緒にレッスンをスタートしたお子さん。この子は、私がお母様に(いつもの如くですが…)ジョークを言うと、隣りでクスッと笑ってくれます。そして、折り紙をする手を止め『○○だって。面白い。』と一人、納得をしたかのように静かに笑います。お子さん達と接していて、大人の話を聞いて笑えるお子さんは《言語力》そして、《想像力》が実年齢よりも高いと感じます。この話を娘にすると、『無理して笑ってくれたんじゃない?!賢い子なんでしょ?』だそうです…。はい、はい。分かってますよ。でも、例えそれが愛想笑いだとしても・・・笑ってもらえるのは、すごーく嬉しいものです。

【健気な相棒、ことちゃん♪】私は時々、パペットで相方のことちゃん(パンダさん)をレッスンに登場させます。ことちゃんの役回りはあくまで、私の相方であり助っ人なので、駄目駄目な生徒さんを全力で演じてもらいます!あっ、動かしてるのもtomoだと言うことはお忘れ下さい・笑。ことちゃんは、失敗したり、勘違いしたり、珍回答をしたり、マナー違反をしたり・・・。実は重要かつ、大変な役を任されています。にも関わらず、文句も言わず、無給で一緒にレッスンをしてくれることちゃん!もう、感謝の言葉しかありません。『もう、こんなブラック教室、やってられにゃい。今日限りでことのはを辞めさせてもらいますにゃ!』なんて、言い出さないことを祈る日々です。*ちなみに、ことちゃんの語尾が猫設定なのは、パンダのことちゃんが自分を優秀な子猫と思い込んでいるという、裏設定があるからです・笑。ことちゃんが発するおとぼけ発言、勘違い発言にも即座に反応し笑ってくれる子、このようなお子さんは《想像力》が豊かであると常々感じています。将来は妄想族の仲間入り確定ですね!

【大人の会話に参加している子】普段、大人に囲まれて育っているお子さんは、難しい会話や言葉が飛び交う中で、それらを自然と耳にして生活しています。こうした環境が影響してか?『こんなに難しい言葉、知ってるの?』というような言葉をサラリと会話の中で使ったりするので、ドキッとさせられることもあります。大人の会話を黙って聞いている子、何とか参加しようとする子は大人が思っている以上にたくさんの言葉を蓄えています。このことは、周囲の大人や両親が子ども扱いせずに、対等な関係を築こう話そうとしている家庭のお子さんにも同じことが言えます。子どもが理解出来ないようなレベルの話を一方的にしたり、難しい言葉ばかりを並べて話すことは良くありません。しかし、子どもを子ども扱いし過ぎず、分かる範囲、分かり易いように工夫をしつつも対等に話をすることは大切です。子ども達は私達が思っているよりも、ずっと、大きな大きな言葉の宝箱を持っています。そして、その宝箱に日々、新しく見聞きした言葉を拾っては、集めているのです。その宝箱を充実した中身にするには、お子さんとの会話が一番です。親子で楽しく会話を弾ませ、キラキラ輝くその子だけの、世界で一つの宝箱を作り上げていきましょう。いつか必ずその宝箱は、子どもの力、そして助けとなるはずです。

【王道で強い味方!絵本の読み聞かせ】語彙力が豊富であったり、想像力が豊かなお子さん、静かにお話を聞くことが出来るお子さん達に共通していること。それは、《絵本が好き!》ということです。たくさんの絵本を保護者の方が読み聞かせている証拠でもあります。『先生、もう少しお勉強するなら、何をしたらいいですか?』と聞かれることがあります。そんな時の私の答えは、幼児のお子さんも小学生のお子さんも同じ。『絵本、本を読む時間を積極的に持ちましょう♪』です。本は心を豊かにします。静かに集中する時間を持つことが出来ます。そして何より、本と仲良しになれたお子さんは、もっとそのお友達のことが知りたくなり、遊びたくなります。子ども達を見ていると絵本や本を読んでいるというより、一緒に遊んでいるという感じです。子ども達が本という、お友達ともっともっと仲良く上手に遊び楽しい時間を持ってくれることを願っています。夏休み中も、『何しようかな』と悩まれたら、是非、図書館や本屋さんに出向いてみて下さい。新しいお友達との出会いが待っていることでしょう。この夏、私にも素敵な出会いがありますように♪

それでは、次回もどうぞお楽しみに



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