#45 四季折々 ねずみ一家と 疑似体験 絵本飛び出し 実体験へ

お立ち寄りいただきありがとうございます。
31文字で日々の気づきを綴る、福盛るんです。

「四季折々 ねずみ一家と 疑似体験
 絵本飛び出し 実体験へ」

我が家の子どもたちが大好きな絵本作品の一つに
14ひきシリーズがあります。(作・いわむらかずお)

ばあば(私の母)が、
子どもたちへのクリスマスプレゼントにと
数年前に送ってくれました。
・14ひきのひっこし
・14ひきのぴくにっく
・14ひきのあさごはん
・14ひきのとんぼいけ
・14ひきのせんたく
・14ひきのこもりうた
・14ひきのおつきみ
・14ひきのかぼちゃ
・14ひきのやまいも
・14ひきのあきまつり
・14ひきのもちつき
・14ひきのさむいふゆ

12冊が箱に入ってセットになっている絵本です。
10匹の兄弟姉妹ねずみと
お父さん・お母さん・おじいさん・おばあさん
の14匹の一家の物語。
兄弟姉妹には
1~10までの数の数え方になぞらえた名前がついていて、
一人一人の名前を当てながら、
気がついたらこの絵本で1~10までの数を覚えていた娘。
春・夏・秋・冬の季節を感じられるテーマで
色彩豊かに描かれていて、親子で楽しく読んでいます。

私自身も子どもの頃に読んだことがあり、
我が子たちに読み聞かせながら
何だか懐かしく、ふるさとに帰った時のような
胸がぽかぽかと温まってくるような感覚になっています。

特に娘は、絵本を“絵でじっくり読むタイプ”。
ページをめくるたびに
端から端まで隅々まで目を凝らして
絵から情報を得ています。
14ひきと一緒に散歩する道中に
咲いている花などの植物、
出会った昆虫、鳥、野生の果物、
一つ一つを取りこぼすことなく
じっくりゆっくり読み込むので
文字数は少ない絵本ですが30分かかることもあります。

ねずみたちが住んでいる木のお家、
それぞれのベッド、
たくさんの食器と、収穫した食料がいっぱいある
楽しい料理時間を繰り広げる台所、
お出かけの時に通るまるき橋、

絵本の世界に入って、
繰り返し読めば読むほど
どれも近所にあるような感覚になり
ねずみ一家と一緒に
四季折々の疑似体験をしています。

この絵本はコロナ禍前に送られてきたこともあり、
コロナ禍中はかなり繰り返し読みました。
そんな経験を経て、外へ散歩に出ると
「あ!14ひきのピクニックに出てきた花だ!」
「これは14ひきのあさごはんで出てきたメニューと同じ?」
「14ひきのおつきみみたいにまん丸のお月様だねー」
「あの夕焼けの色、14ひきのおつきみする前の色に似てるね」
絵本で読み込んで記憶にしみ込んだシーンを
現実の自然や出来事と重ね合わせながら思い出しているのです。

これには私も驚きました。
でも、それだけ14ひきシリーズの絵本の中に入って
ねずみ一家と共に疑似体験をしたからこと
現実世界でもしっかりと自然の景色や出来事を
見る目を養い、見る視点を培っていたのかもしれません。
ピクニックにもちつき、せんたくならぬ水遊び、
絵本の世界を飛び出して、実体験もたくさんしました。

絵本から想像する世界と
絵本を飛び出して実体験する世界。
これからもどんどん体験していこう!


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

福盛るん



 

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