私の職歴について①

私は今はホテルで接客の仕事をしてるけど、ずっとホテルで働いていた訳ではない。
高校卒業した私は、ホテルとは無関係のコンピューター会社の事務の仕事に就いた。
私が卒業した商業高校で、コンピューターのコースのクラスに入ったので、自然とコンピューター関係の仕事に就けたらいいなと単純に思っただけだった。
その頃はなりたいものはなかったから。
でも数年間働いてると、やりたい事が出てきた。
住宅関係の仕事に就きたいと思うようになった。
住宅なら自分が仕事をしたと言うものが、形に残せると思ったから。
そして転職する決意をした。
転職先は住宅販売会社で、営業の仕事に就いた。
営業なんてやったことはなかった。
でもどうしても挑戦したかった。
その営業をやってるうちに、人と関われる仕事の充実さを知った。
それが多分今のホテルの仕事に繋がってると思う。
自分で言うのもなんだけど、営業は私には向いていたのか、結構いい成績を残せた。
ビギナーズラックもあったのかもしれないし、ちょうど阪神淡路大震災の後の建築ラッシュに当たったからとか、色々要因はあった。
まだ女性セールスは珍しかったのもあった。
そういう環境に恵まれていた。
しかし、男性社員からやっかみで、次第に疎まれるようになってきた。
やがて私は職場で孤立して行く。
仕事も全く手につかなくなる。
そのうち会社に行けなくなっていった。
そう、私は自分でも自分を、精神的に追い込んでいた。
うつ病になった最初発症だった。
結局休職、復職を繰り返したが、元には戻らず、退職してしまった。
それから住宅関係の仕事には、何社か転職したが、結局うつ病を再発させる結果になった。
私には住宅関係の仕事は無理だと判断。
そこから退くことにした。
次回につづく。