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チェアヨガ~タオル体操~

「チェアヨガ」は、老若男女を問わずどなたでも簡単にできる「椅子を使用したヨガ」のことです。今回は椅子とタオルを使って自宅で手軽にできる体操を紹介します。「心と体の健康づくり」の習慣化にお役立てください。

みなさんは「ストレッチ」の前に「ウォーミングアップ」をしていますか?

「ストレッチ」は柔軟性を向上し、けがの予防に効果的」と思っている方もいらっしゃるかと思います。全く効果がないとは言えませんが、実は靭帯や腱などがほぐれていない状態で「ストレッチ」を行うと、体温(深部温)を十分に上げることができず、体の組織などを痛めてしますことにもなりかねません。「ウォーミングアップ」を行い、汗ばむ程度まで体温を上昇させた後に「ストレッチ」を行った方が、体にやさしく、かつ柔軟性を高めることになるということです。

 一方、「チェアヨガ」には首から肩、肩甲骨周り、腕、脇腹、越、お尻、太もも、膝、ふくらはぎ、すね、足首、つま先まで、時間をかけてそれぞれの筋肉や関節を収縮させる「軽い運動」と、「深呼吸」を組み合わせているので、体に酸素を巡らせ体温(深部温)が上昇します。いわば、「ウォーミングアップ」と「ストレッチ」を無理なく行える一石二鳥の簡単な有酸素運動といえます。

今回は「ウォーミングアップ」の基本のメニューの中から「タオル体操」を紹介します。


ご用意いただくのは、椅子とフェイスタオルだけです。

①基本姿勢

床にしっかりつく椅子に浅く腰掛け、腰幅に足を開き背筋を伸ばします。

②タオルを持つ

タオルを肩幅くらいの位置でもち、胸の前に上げます。

③タオルを持ち上げる

息を吸いながら手を頭の上に持ち上げます。

④タオルを引き下げる

息を吐きながら肩甲骨を寄せるように胸を開き、タオルをつかんだまま頭の後ろに手を引き下げます。

⑤タオルを再び持ち上げる

また息を吸いながら、ゆっくりと手を頭の上に持ち上げます。

《③~⑤を3回以上繰り返します》


 腕、肩を肩甲骨からしっかり動かし、肩甲骨周りの筋肉や関節を 収縮させることで、肩から背中にかけての広い範囲のコリを柔軟にほぐし、血流を改善させます。
また、タオルを使うことで、肩甲骨を左右均等に動かすことができます。ぜひ皆さんもお試しください。

 ハーツつるがでは毎月第2土曜日にチェアヨガの基本コース「りふさろ」を開催しています。ご興味のある方はぜひご参加さください。

(注:チェアヨガは治療・施術ではありません)

https://www.fukui.coop/wp-content/uploads/2022/01/careminikouza-kaigo29.pdf


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