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46日目 ハノイ その3 「タイ30日✙ベトナム20日のバックパッカー旅(なるべく安く、なるべく長く、なるべく楽しく)」

バインミー を食べて、朝9時半になって外出、出発。
本日のメインイベントは、お昼にハノイにいらっしゃるMさんとの会食‼
それまでの午前中2時間は、 ここ旧市街を歩き回ってみることにする。

ホアンキエム湖の北側に広がる 旧市街は、昔ながらの商業区として風情をたたえた商業の街。通りごとに同じ種類の職人工房やお店が集まり、角を曲がるたびに趣の異なった姿を見せる。そういった工房やお店が800m×800m四方のエリアにひしめき合い、古くからの濃厚な生活の匂いがしみ込んだ街。
そう、この旧市街で暮らすように歩き回りたくって、この区域の宿を選んだのでした。
昨夕食堂を探しながら 近所を歩き回ってみたので、街のイメージはなんとなくつかんだ。

方角を北側と定め、ハノイ中心部で最大の市場といわれるドンスアン市場方面を目指す。歩いてそんなにかからないはず。
素敵な乾物屋、種類豊富で試食OK。 マンゴーなども 果物や、豆だ木の実がいっぱいあったけど、写真撮ったら完全に観光客の冷やかし丸出し なので控えた。
交差点に面した見晴らしのいい建物では、1階が書店で2階と3階をカフェにしている。

そのわきを進むとドンスアン市場…、あった~。 
一目見て、1階は日曜雑貨や 土産物が中心 みたい。この建物は 3階建て、2階 3階は衣料品の店が並んでる様子。綿やシルク生地の品揃えが豊富で安い。安いけれども 1つだとか 1枚の買い物には応じてくれないと言われている。建物周辺は生鮮食料品の路上市場となっているらしいけれども まだ見ていない。建物の反対側へ出たら見られるんだろう。
早速入っていく。雑貨部門は1つのお店が 1坪 2坪と小規模でびっしり詰まってる。

これだけでも見ごたえたっぷり。少額紙幣もつっ込める小銭入れに丁度良さそうなものはないかと物色。こんなことしてたら、いくら 時間があっても足りなくなるんだけれどもね、って自分にツッコミを入れる。

2階は衣料・小物。ハノイに入ってちょっと 寒くなったし、 長袖のトレーナーやジャンパーみたいなのを一つ自分への土産物代わりに買ってみてもいいかも。ゴルフのラウンド中に使うちょっとした小物バッグにちょうどいい大きさのものも見つけた。 そう、こんなことしてたら時間がいくらあっても足りなくなるんですよ。 でも冷やかしだけじゃなくって、何か良さそうなのがあったら買って帰ろう みたいな目で見て回らないとつまらないんだよね。

3階も同様。バッグ売り場もある。まあでも機能性を考えると、今使っているワークマンのバッグがバックパッカースタイルの旅行には一番だな。帰りにどっさり 買ったお土産を入れる用に1つ、はありだけど。 生地の品揃えはさすがにすごい。バイヤーさんとのやり取りを見ていても真剣。階段から見た写真は、3階の生地屋さんと2階の小物帽子売り場。

繋がっている別の 棟に行くと、カフェテリア食堂見っけ。ボールにいっぱい、たくさんの種類のお惣菜が並んでいて 素敵なバイキング。今度来たら、このお惣菜を全種類すべて制覇したいものです。

さていったん戻ろう。戻る道すがら、ちらっと見えたクリスマス飾りのお店やら、自転車の花売りとおもちゃ問屋街。

さてお昼は本日のメインイベント、ハノイにいらっしゃるMさんとの会食‼
待ち合わせ場所としたタンロン水上人形劇場に向かう。この人形劇は14年前に来た時に観た。
Mさんは駐在員家族帯同でこちらにお住まい。彼女の駐妻友達のIさん(半年南米のバックパック旅行経験者)と3人で待ち合わせ。

揃ったところでどこに行くか。リクエストを問われて、そうだ3人いるんだから一昨日の晩に見た、店先の歩道にまで椅子と机を出して賑わっていた鍋を囲んでた風景を思い浮かべて言ってみました。分かってもらえて探すも、まだ昼だから鍋はなさそう。旧市街でのお二人のご推奨食堂へ。

地元に詳しいお2人が選ぶお店、Mさんが今度食べたいと思っていたのも含めて選んでみたメニュー選び、テーブルに何種類も並べて食べ比べ♪ 流石に美味、なかなかのお味です。

食事もそうだけど会話もね。ハノイの暮らしから駐妻事情、私のこの旅の遍歴もそうだけど、友達Iさんの半年南米バックパック旅行経験までいろいろ。
当然のこと喋り足らずで、満席人気の喫茶甘味処へ。ベトナムのスイーツ・チェーとコーヒー・お茶を何種類か頼んでシェア。私には名前とものが一致しません、多分ミックスチェーも。もち米、トウモロコシ、焼きバナナ、ザクロ、ハスの実、ナタデココ、あずきにタロイモなどなど、いろいろ入っていたと思います。


そうこうしているうちに、友達Iさんが帰る時間となった。
Mさんから行ってみたいところある?それに対して、少し思っていたところ、タイ湖(西湖)周辺。
ガイドブックによると、欧米人が多く住むタイ湖北側は、静かな環境と景観の良さから欧米人が好んで住むエリアで、在住者が集う 隠れ家的なバーやカフェ、スパ が点在している。さらに近年は街中の家賃高騰で、この周辺にオープンするレストランも増えている、とあった。ホアンキエム湖周辺は旧い街で自分で歩き回れるものの、タイ湖(西湖)周辺って以前も行ってないし新しい街の雰囲気も見てみたいけど、今回は少し離れているし無理だなと思っていたところ。これまでの話でまさしくそこに住んでいらっしゃるということだった。
ならばとお願いして、友達Iさんも帰るところだし、そのまま3人で帰る(私にとっては行く)ことに。グラブタクシーで少し乗ったら着いちゃった。

う~ん、周辺には 高層マンション、高層ホテルなどの高層タワーが何棟も建ってる。雰囲気がちょっとハノイの中ではハイソな感じ。
その中の駐在員向けマンション だから立派です。敷地に何棟かあってその中の一つ。 敷地内の施設も充実していてすんごい!もっとすごいとこもあるとおっしゃってたけど。
お部屋もきれいです。お茶を用意していただいている間に、中学生のお嬢さんmさんも インターナショナルスクールから帰ってきて一緒におしゃべり。
さすがインターナショナルスクールだけあって、グローバルな人間関係が垣間見られるみたい。 日本人は少なくて、韓国企業の進出から韓国人が多い。 韓国人の割合の方が多かったら多いで、韓国人で固まりがちだったりも。ベトナム人ももちろんいて、すごい 富裕層や高官の子弟の様子。 中には高価なブランドバッグを持ってたり、修学旅行などで飛行機に乗る時に、団体席でなくて別途ファーストクラスに乗る子も。
そんな話の数々にびっくりして驚くとともに、英語をメインとしたグローバル環境の中での、コミュニケーションの取り方を色々学ぶことが多かったです。

そこで私がこの旅行の中で気になったこと、私がその時どうすべきだったかをmさん(お嬢さん)に聞いてみました。 ことの子細は(ってこの後ちょっと長いから、いらない人はすっ飛ばしちゃってね)、ホイアンに向かう観光付きバスで立ち寄った五行山(ごぎょうさん)。ダナン郊外で山全体が大理石で出来ているマーブルマウンテンに登った時のこと。
やっとこさで頂上に着き、岩場に座って一息入れながら眼下に広がるダナンの海辺一帯の景色を気持ちよく眺めて休憩していました。そこに後から登ってきた韓国人の数人の一隊が。その先頭を登ってきた人が、後から登ってくる仲間を待つかのように、私の座っている目の前に、ドンと立ちはだかったのです。眼下に広がる景色が見えなくなってしまいました。悠然と眺めながら立ち尽くすのです。おいおいそれはないだろうと感じたものの、仲間が全員登りきるまでの二・三分までのことだろうと思いました。まぁ前方の景色が塞がれても、ここは二三分のこと我慢して感情的な発言はやめようと黙っていました。
結局、彼は仲間が全員揃っても二、三分どころかずぅーっとその位置をずれることなく、しゃがむこともなく、仁王立ちのまま。私にとっては景色がずっと遮られていたのです。

思い返すと、同じ観光客仲間として許容?!してしまったものの、その場で英語であるいは日本語でもいい「どいてくださいね (あるいは少し右にずれてくださいね)」って言ってもよかったと思います。
mさん(お嬢さん)の回答は、話さなきゃわからないよっていうことでした。
彼女の友達だったらどうする?って聞いたら、「どいてって言いながら、腕でどける」だって‼️
こちらの意向と大いに異なる行為をする相手には、言わなきゃ通じない相手なんだから、言わなきゃ。こちらの憶測でこっちの期待を勝手にかけてもしゃあないってことだ。納得。

振り返るに彼からしてみたら、私なんて上りつめて岩に座って単に休んでるだけだろう、自分がここで立っていてもダメって言われなければ休んでいるだけなんだから、このまま景色を楽しもうって思っていたのかな。いや、多分彼は私の存在すらも忘れていて、そうまでも思っていなかったかも。それならば「Hey,Hey」だとか「Hallow,Hallow」あるいは「Excuse Me」ですむ。
もうちょっと大人対応で、「少し横に動いてくれませんか、景色が見えなくなって悲しいので」って、アサーティブに要望を伝えるとか。相手の反応を見ながら段階を重ねて伝えればいいだけの話だ。 英語で伝わらない相手かもしれないから、日本語でそう言ったって構わない。 ちょっとジェスチャー加えて言えば伝わるかも、何を言わんとしてるかは分かるわかるんじゃないかな。わからなかったらやっぱり 腕で押しのければいい。

さすがインターに通っているmさん(お嬢さん)、あっぱれ!あなたはこれからのグローバル人材だ!
こころざしも秘めて努力しながらのびのびと外国生活に馴染んでいる。
我々ことなかれ主義だか空気を読む世代を乗り越えて、世界に羽ばたいてくれ♪

別にこんな事に限ってではなく、もめごとなり交渉ごとなり全てそうなんだろうな。おもんばかって、なんていうのはこっちの勝手。おもんばかられた相手にとっては、そんな気もなく単にやっちまったことなのかもしれない。だから勝手に思い込むのは金輪際やめよう。
そうこうするうちにもう夕方、おいとましよう。
在住者ご推奨の多彩なランチ&喫茶も満喫でき、楽しいお話の数々と楽しくて、ためになった有意義な1日をありがとうございました。 

帰りは私のポリシーとしてはタクシーじゃなくて市中バス。停留所まで送って頂いてバスの番号・55番Aを教えてもらって無事車中の人。

乗車中にGoogleマップで、走行現在地も降りるべき最寄りのバス停も把握。降りる時にも気づきましたが、ハノイの空港から86番のバスで最初に降りたところでした。
このバス停の反対側・下り側車線にはバス停がないから、帰りのハノイ空港へ行く86番のバスにはどこから乗るのだろうかと、謎のバス停を探してみる。

うろうろしていると、新装開店カフェみたいな感じの、開店祝いのお花を所々に見かける。

こんなと言っては失礼だけれども、露天商にまで新装開店の花束が。

通りによってはクリスマス仕様。
一種の店側の自己主張なのか、自分の店の前には車を止めないでねの表示もあることはあった。

電飾作業をするから止めておかないでねっていうのとは違う。そんな作業中の表示はないし、珍しいです。どの道も大体車が路上駐車してるし。

旧市街からバスに乗ってハノイ空港に行く86番のバス停をやっと見つけた。「23 Hang Tre」86 bus stop(to airport) で、実際19:18に86番が通った。これでホッ。

路上まで椅子を出しているカフェ。自分のところにバイクで来た客を迎えるにあたって向かい側の歩道にバイクをとめるんだけど、きっちり整頓して止めるように誘導している係の方までいる。たくさんお客を取り込めるように、バイクもピッタリくっつけて駐車させてるのが面白い。

左端の黒い服着たお兄さんがその整理係で、向かい側の喫茶店で飲んでる人達も見えるでしょうか、バイクもしっかり綺麗に並んでるんですよ。

何人かがバックパックを抱えてバスを待っているような雰囲気だったので、聞いてみた。ここからのミニバスが、サパまで行くそうです。

サパって知らなかったんだけど、ベトナムの首都ハノイより約250km、標高1,600mの山間部にある高原リゾート。フランス統治時代には避暑地だったサパは、夏場も涼しく、冬場は寒さが厳しく雪がちらつく日もあるど・・・、他の都市とは一味違ったベトナムだそうです。
女性ばっかり、なかなかの人気のところだと思うので、今度機会があったら行ってみよう。なんかこのロータリーのところから出発するにが都合いいみたい。
だからか、空港行きのバスもこのロータリーよりも手前のところがバス停になっているのがよくわかった。

近所の旅行会社カウンターで両替レートを確認。
5000円→780(156のこと)ホイアンの時よりは悪い、160-162だったから。でもクレジットカードのキャッシング153-4よりもいい。

夕食は昨日も食べたブンチャカをまた。はまってます。

テーブル席も、観光客よりも地元の方々で埋まっている。


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