スクールカースト

少し前になりますが「MEAN GIRLS」観劇レポ、書留です。
生田絵梨花さんが主演、ストーリーはアフリカから転校してきた主人公がスクールカーストの中で強く、たくましく、生き抜いて、生きていくうえで大事な事は何かを見つけていきます。

ピンクがキーカラー

カーキ色の野性的な色味の服で登場する主人公ケイディ（生田絵梨花）と対照的なのがスクールカーストの絶対王者レジーナ（石田ニコル）
ホワイト一色の衣装で登場し、完璧なスタイルと高圧的な態度で存在感抜群！レジーナ役の石田ニコルを見るだけでも価値ありミュージカルです。

悪口ノートは「PINK」

物語の中でクラスメイトの悪口を書いたノートの話が出てきます。
今だとLINEや裏アカでクラスメイトの悪口を書いているのかもしれませんが、ミーンガールが出来た頃はノートが主流。
この悪口ノートの色がピンクで、劇中でもアイコン的に使われてます。
で、劇パンプレットがこの悪口ノートをモチーフにした形とピンクにしているこだわりが。何やから舞台と一体感を感じる演出です（しかも少しノートメモがついていて書き込めるこだわりあり）

思い起こせば学生時代
悪口ノートは書いてなかったけれど、好きな人からメモ帳をもらって、嬉しくて人気のないところでそっとメモをめくったら、一ページ目に「ボクの好きな人ベスト5」というメモが！！
そこには私の名前がなかった…という、悲しい思い出しかない。

そしてこのミュージカル、ジェンダーレス、いじめ、人種差別まで踏み込んでいきます。スクールガールのドタバタと思いきや、考える題材が沢山。

見応えあるミュージカルでした。