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#103 環境問題に対してもっと積極的に行動しよう

地球環境問題は無視できないレベルになっていると思いますし、何かしら自分でも行動したいとは思っています。特に地球温暖化の問題は、気候変動などを引き起こしますので、早急に何とかしないといけない状況です。

もちろん、二酸化炭素が直接温暖化に影響を与えているのかについては、議論が分かれますが、後戻りできなくなってからでは手遅れです。そのために、出来る限りのことはやっておきたい。

理系の研究者である私としては技術の力で社会課題を解決する方向に挑戦していきたいとは思っています。

例えば、今まで価値のなかったCO2を資源として使った化成品の合成やCO2を貯蔵したり、地球温暖化対策に関する研究が精力的に行われています。もちろん、風力や太陽光発電のような再生可能エネルギーも有望な技術です。

個別の技術はここでは触れませんが、どうも日本企業は環境問題に対して後ろ向きな印象を感じてしまう。もちろん、考えていない訳ではないでしょうが、企業のHPやプレスリリースを見ていると海外企業を比較すると何がしたいのかが全く分からないところが多いのが残念です。

「自社の製品を全てバイオ由来のプラスチックにする」、「2030年にはガソリン車を0にする」、「自社工場を全てクリーンエネルギーで稼働する」などなんでも良いですが、何か会社としての大きなビジョンが欲しい。

日本人が新しいビジョンを示すのが弱いと言われ続けていますが、これからの時代はそういったところも何とかならないのかと思っています。

勇気を出して自分たちが先頭に立って、「世の中をこういう方向に変えていくんだ」っていうことをアピールしてもらいたい。その結果、そういった企業の周りには人が集まります。

優秀な人を雇用することにもつながるし、色々な企業からも情報が入ってくるようになります。それが業界のリーダーの立場の利点です。

後追いでうまくビジネスを運用して、規模を拡大するのも良いですが、やはり非難は覚悟して自分が先頭に立って世界を変えていく気概は見せて欲しい。

もう一つ、環境関係で最近すごく気になったのは、下記の記事です。あまり気にしない人はスルーするでしょうが、「環境省」と「経団連」が協力して、脱炭素社会の実現に向けて活動するという内容です。

元々、経団連は大手企業がメンバーになっているので、経済産業省との結びつきが強いです。そんな経団連が環境省と手を結んだことがすごく新鮮です。

縦割りの状況が急激に変わってきているのかもしれませんし、企業側もESGの観点がビジネスにも必要になってきたことに気が付いて来たのかもしれません。

こちらの動きも要チェックですね。従来型のやり方からどんどん脱却して、世界の環境問題を少しでも解決していけることを期待します。

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