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【児童映画】『太陽の子』『ガラスのうさぎ』

 小学生の時に夏休み登校日に毎年体育館で観せられた映画。映画『ガラスのうさぎ』は東京大空襲、映画『太陽の子』は沖縄戦を描いた児童の体験。日教組教育の一環でしたが、僕自身これらを観て影響を受けた。マンガ『はだしのゲン』を読まされ、映画『はだしのゲン』も観た。日教組の先生たちは反戦反差別教育に必死だった。現代の子供達も見るべきだと思います。
 映画『太陽の子』の舞台は神戸の沖縄県出身者コミュニティ、小学生の僕はこの映画で沖縄戦を初めて知った。映画『ガラスのうさぎ』で東京大空襲を知った。『ガラスのうさぎ』主題歌は海援隊「肩より低く頭をたれて」で初めて海援隊と武田鉄矢を知った。歌詞の意味は理解してなかったが圧倒された。「贈る言葉」発表はその後だった。
 偏った日教組教育には弊害もあったと思うが、反戦反差別を訴えた日教組教育が衰退して教育の現場には何が残ったのだろうか。道徳や政治性が削がれ、そこで育った大人たちはどうなっただろうか。子供達を子供扱いすべきではない。現代の子供たちに社会問題を大人の言葉で語りかける必要はないのだろうか。

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