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【記事掲載】東京新聞「原子力緊急事態宣言」

 今日3月25日(木)、東京新聞の記事「原子力緊急事態宣言・コロナは解除でも政府、原発災害に基準示せず」に日本大学危機管理学部・福田充研究室の解説記事が掲載されています。この記事の通り、福島第一原発事故で菅直人首相が発出した原子力緊急事態宣言はまた解除されていません。福島第一原発事故は終わっていないのです。僕自身、福島の安全安心を大事にして風評被害や誤解・差別などが拡大せぬようにリスクコミュニケーションを展開すべきだと思います。しかし原発の危機管理のあり方、原子力災害対策特別措置法の問題、原子力緊急事態宣言の出口については、きちんと政府、官庁を中心に進めなくてはいけません。  また僕自身は脱原発を緩やかに目指すことには賛同しますが反原発ではありません。原発の危機管理を徹底して運用すべきという立場です。同時に東京五輪開催についても反対ではありません、危機管理を徹底して条件面で合意できれば実施できる、という立場です。ご理解のほどよろしくお願いします。

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