「フリーランス」なりたかったわけじゃなくて、刺激が少ない生活をしたかったんだ
フリーランスとして日々過ごしている中で、
「フリーランスになりたかったわけじゃなくて、刺激のない生活をしたかったんだ」
と常々感じています。
もともと「海外で独立するぞ!」「たくさん稼ぐぞ!」という目的でフリーランスになったわけではなく、
独立開業のきっかけは、
「人と関わることなくお金が稼げるかもしれない」
という、たいそう後ろ向きな理由です。
当時の私は無職でした。
今でもその傾向は残っているのですが、
・人の声や視線
・他人から過剰な興味関心を持たれること
・音全般(生活音やスマホの通知など)
が、心底ダメになってしまい、人と関わること・外に出ることに恐怖感がありました。
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ちょっと前に、Twitterのスペース(音声配信)で「発信活動」や「ブログ運営」のスタンスについて以下のように話しました。
たくさんの人に自分の発信を届けたいから「ブログ」や「SNS」といった手段があるのだけど、
私の場合は、
「たくさんの人に発信が届くのはなんとなく居心地が悪い。でも、その他大勢には埋もれたくない」
といった、相反する感情が同居しています。
めんどくさい奴だな。
完全にこじらせています。
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だから、フリーランスという就業形態を選んだ理由は、
「静かな場所でひとりで自分のペースで仕事がしたい」
約6年間、フリーランスを継続できたモチベーションは
今の低刺激な生活をなんとかして守りたい!
が根源にあるのだと思います。
(企業案件には納期があるので100%「自分のペース」ではないけど、受注するか否かの自由はある)
おうちの中でひっそりこっそり働く「低刺激な生活」
それがわたしが選んだ働き方。
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ツイッター(現X)やインスタには「3か月で〇万円達成」「半年でフォロワー〇万人達成」「1年で月商〇桁」とか、きらびやかな実績を持つ人々であふれています。
私はそういう人みたいになれなかった。
3か月必死でブログに向き合っても月収は50円ほどでした。
それでも、ほそぼそと行動していくことで得られたものは計り知れません。
今はクライアント企業も増え、いっちょまえに「WEBマーケター」「WEBライター」として生計を立てています。
フリーランスのメリットとして、
収入は青天井、がんばればがんばるだけ入ってくるお金は増える・・・
をあげる方も多いのですが、
私は、
「心地の良い環境や人間関係を選べる」
ってことが最大のメリット。
経済的な不安定さはまだまだ否めませんが、フリーランスという就業形態を選んだことに後悔はありません。
「息がしやすい生き方」を選んだ過去の自分へ。ありがとう。
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