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事例検討で支援の充実を

深草京しみずには、利用者様、介護者家族様のご支援を行う部署として支援相談室という部署があります。現在、支援相談員3名、施設ケアマネジャー3名の合計6名体制で日々業務を行っています。老健は介護保険施設ですので、施設での生活において利用者様のアセスメント(心身の機能評価や生活課題、在宅復帰に向けた取り組みや療養環境の計画などなど)を行いながら、医師・看護師・介護士・リハビリスタッフ・管理栄養士など様々な職種で支援を致します。その中で、施設ケアマネジャーの役割はとても重要です。施設ケアマネジャーは上記のような利用者様のアセスメントに基づき、ケアプランを立案するとともに施設ケアや支援の方向性が妥当であるか、新たな課題は無いか?チェックを行うとともに、ケアプランは利用者様ケアの航海図のようなものであり、その意味でケアマネジャーは支援の舵取り役とも言えます。利用者様や家族様の介護環境は皆さん1人1人で違いますので、ケアマネジメントにおいては支援方法の標準化はされているもののケアプランが『正しく機能しているか』を評価していくことはとても重要です。

事例検討会の様子。毎月1名のケアマネジャーが自身の担当する利用者様ケースの支援について報告およびケアプラン内容の課題などを話し合います。

そこで、深草京しみずでは毎月1回、ケアマネジャーが集まり、担当させて頂いている利用者様のケース(事例)検討を行っています。複数のケアマネジャーの視点が入ることで、ケアプランの妥当性を吟味し、各ケアマネジャーも遠慮なく意見を出し合います。利用者様の支援は1日にして成らず。様々なケアマネジメント事例を検討しながら質の高いケアプランがご提供できるよう切磋琢磨の日々であります。

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