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#9 ナチュラルに生きる。-北海道移住相談会に参加して-

こんにちは、北海道深川市 地域おこし協力隊 いしたです。

6月11日(日)に東京で開催された、
北海道移住相談会」に参加してきました!

北海道への移住を検討されている方々を対象に実施した相談会で、
北海道の46市町村が参加しました。

魅力的な自治体がたくさんある中で、
深川の良さって何だろう、
深川の一番の魅力は何だろう、

そう考えさせられた機会でした。

今回は初めて参加した移住相談会について、
私が考えた深川の良さも含めてお話しします。

いざ、北海道移住相談会へ!


北海道移住相談会の概要】
日時:2023年6月11日(日)
場所:東京都立産業貿易センター台東館4階

深川に移住してまだ1ヵ月しか経っていない移住者ぴちぴちの私ですが、
相談される側・深川の良さをPRする側として初の出張でした。

当日の天気はあいにくの雨でしたが、
300名以上の方がご来場されたそうです。
深川市のブースはというと、約15組の方々が来てくださいました!

深川市のブースへ来てくださった方々、
どうもありがとうございました!

「移住」の思いや考え方は人それぞれ


深川市のブースでいろいろとご説明させていただいて、
「移住」の思いや考え方は人それぞれなんだということを実感しました。

  • すでに移住したい自治体が絞られている方

  • 北海道内に移住したいけど、自治体は決めかねておりいろいろな自治体の話を聞きたい方

  • 都会の暮らしに疲れて、田舎でゆっくり暮らしたい方

  • 良い物件があればすぐにでも移住したい方 e.t.c.

北海道への移住を検討されている方が重要視していることも人それぞれで、
移住の決定打になることも人それぞれで。

「人それぞれ」なんて当たり前のことではあるけれど、
直接お話しして、一番感じたことでした。

移住を検討されている方々が求めている情報が様々だからこそ、
移住した私がいろいろな情報を、
継続的に発信していくことの意義
を改めて感じました。

相談会でご質問が多かった住まいや仕事のことも含め、
リアルな情報を発信していきたいと思います。

移住候補のいちばんになりたい、、、!


知名度の高い人気の自治体をお目当てに来ている方が多かったので、
「空いているしせっかくだから話聞いてみようかな」
と深川市のブースに来てくださった方が多かったように思います。

大本命でなくても足を止めて相談してくださったということは、
深川を初めて知る機会や興味を持つ機会に
繋がったと思うし(思いたいし)、
素直に嬉しかったです。

でも、
深川市を移住先の第一候補として考えてもらえる機会を増やしたい。
深川市に移住したいって思ってもらえるように、
私が感じた良さを伝えていきたい。
そう思いました。

今回感じたことを、
今後の移住相談会とかnoteの内容に反映していきたいと思います!

掲示するポスターやパンフレットも、
デザイン性の高いものが多くてとても参考になりました。
「何を」「どのように伝えるか」という部分に関しても課題に感じたので、
情報の受け取り手(移住を検討されている方)の視点で
考えていきたいと思います。

個人的には三笠市と美唄市のパンフレットが好みでした。

\ 今秋、深川市の移住者向けパンフレットを一新予定です! /


三笠市のパンフレット


美唄市のパンフレット


「何もない」が良い


今回移住相談会に参加して、
・海鮮が有名
・ほどよい田舎感がある など
その地域の「強み」を前面に出して
PRしている自治体が多くみられました。

そんな中、
深川市の強みって何だろう。
深川市が突出してアピールできることはあるのか!?
と考えました。

私が感じる深川市の一番の良さは、「何もない」ことです。

知名度が高いわけではないし、
お米やりんごといった特産品はあるけれど、
他の自治体にだって魅力的な特産品はある。

それでも私は、「何もない」ということを、
深川の良さとして声を大にして言いたい。

「何もない」って、
ネガティブなイメージを抱く方もいると思うのですが、
私はそうは思わなくて。
たくさんのモノや情報に溢れている中で生活していると、
見逃してしまうこととか、忘れてしまうことって多いと思うんです。

都会でバリバリ働いて、
想像していたどおりのキャリアウーマンみたいな生活をしていた私にとって
平凡な毎日をちゃんと生きる」って難しいことでした。
仕事を頑張れば頑張るほど、
何に対して頑張っているのかわからなくなって、
私はどうなりたいんだろうって考えるようになって。
評価されることに喜べなくて、
評価されたくて頑張ってるんじゃないのにって悩んで。

旅行や買い物などのご褒美のために仕事を頑張る、
という生き方もあるけれど(今まではそうだったけれど)、
いつしかその生き方で良いのか疑問が生じていて。

たまに贅沢をして幸せを感じるのではなくて、
毎日ちゃんと生きていると感じられることこそが、
私にとっての幸せなんじゃないかと。

・広い空となだらかな音江連山がいつも見えること
・柔らかくて澄んだ空気が流れていること
・道端に綺麗なお花がたくさん咲いていること
・スーパーに北海道産の新鮮で美味しい食べ物がたくさん並んでいること
・3食自分でご飯を作ることができていること
・平日の夜でも、音楽を聴きながらお茶を飲んで手紙を書く時間があること


「何もない」からこそ、できること・感じられることだらけでした。

映える生活ではないけれど、毎日ちょっとした幸せがある。それが良い。


どれも普通のことだけれど、今まではその「普通」ができなかった。

今は深川で「普通の生活」がちゃんとできていて、
1日1日噛みしめて生きることができている。

だから私は、深川の「何もない」魅力を伝えていきたい。

「何もない」けれど、
魅力はあるし、生活に困らない


「何もない」とは言ったけれど、
魅力はたくさんあるし、
何といっても他の地域へのアクセスが良い。

毎週末どこかへお出かけするわけでもないので、
たまに、気軽に、周辺地域へ遊びに行ける距離感なだけで
私は大大満足なのです。

ドライブしながらいろいろなまちへ遊びに行ける


ナチュラルに生きるということ


私が深川に住んで感じたことをそのまま言葉にすると、
タイトルにも書いた、

「ナチュラルに生きる」

という言葉になります。

今の私は、
無理をすることなく自然体でいることができているということを
自分自身が感じています。


この前、深川へ移住してから初めて母と電話した際、
「声が元気だから安心したよ」と言われました。

私自身、なんだかとってもナチュラルに生きられている気がする!
と思っていたけれど、それが話している相手にまで伝わるのって、
すごい変化ですよね。

深川の「何もない」良さを伝えようとすると
普通で当たり前のことばかりになってしまうかもしれないけれど、
そんな深川の良さを綴っていたければと思います。

深川市では、移住・定住をご検討されている方に向けてセミナーやツアー等を企画しています!いつでもご相談をお待ちしておりますので、少しでも気になるなという方は気軽にご相談ください!
深川市移住定住サポートセンター
メール:iju_support@city.fukagawa.lg.jp

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