見出し画像

#32 田植えで感じるふかがわの春

北海道の4月はまだ肌寒かった。
本州で暮らしていた時はちょうど4月に桜が咲いていたので、桜から春を感じていた。

北海道の桜の見ごろは4月下旬。
だから、年度が変わっても春って感じはあまりしなくて。
私は去年の5月に深川へ移住したので、深川で初めて迎える4月だった。

4月になると、肌寒さはありつつも空気や空が春っぽい柔らかい感じ。
そんなふかがわの春は「田植え」が教えてくれる。
田植えが始まるのは5月中旬頃からだけど、
4月後半になると田んぼに水が張りはじめて、
「あぁ、これから田植えが始まるんだ」とワクワクする。

あの春のワクワク感を田植えで感じれるなんて!

ふかがわの好きなところは、
田んぼで四季の移ろいを感じることができるところ。
実際に深川で暮らしているからこそ、肌で感じることができる。

春は田んぼに水が張り、青々しい


夏は穂が実り、黄金に輝く。


秋はようやく収穫の時期を迎えて、夏と違った黄金の景色


冬は田んぼ一面真っ白な白銀世界


田んぼで四季を感じることができるって、風情があって、とても良い。

なんて贅沢なことなんだろう。
平凡な暮らしの中にこの景色があるって最高じゃん。
と深川にきてからひしひしと感じる。
ふかがわは派手なまちではないけれど、
暮らしてみて感じる良さがたくさんある。
暮らしの中で気づける良さがたくさんあるって素敵なことだと思う。


いいなと思ったら応援しよう!