見出し画像

先週のショートショート【24年05月19日~05月24日】

■2023年05月19日(日)
Yumikoさんからのお題は「ススキ」。ススキってなんだろうと調べる。ここから離れるとしても幽霊話くらいかなあ。幽霊話、思いつかなかったので、もろにススキ野の話を書く。オチもない。これはダメだ。時間切れで23時半に「旅の不思議」をアップロードする。こんなにダメになってしまったかと自分を情けなくおもう。(結果としてビュー数がハネた。わからないものである)。

■2024年05月20日(月)
Akiさんからのお題は「ボート」。さっぱり思いつかず、ぼーっとほかのことを考えていたり、寝落ちていたりして、全然だ。屋形船の船頭が定年退職し、次の職場で謎の荷物を運ぶというイメーができたが、肝心の謎の荷物がぜんぜん思いつかない。これじゃあ、ショートショートにならない。いつものように狸を出して、がっくりと肩を落とす。私にはこれしかないのか。妻は読んだ気配すらない。タイトルは「夜の襲撃」としてアップロード。

■2023年05月21日(火)
Akiさんからのお題は「幻覚」。まず国語辞典で意味を知り、幻覚剤でなにか書こうかと思ってWikipediaで調べたらとんでもない情報量だった。いかんいかんと頭から撥ねのけ、「ないものが見える」というシンプルなアイデアで断捨離社会を書こうと思う。ある程度まとまったが、出だしが抽象的で気に入らない。そのため話が割れちゃっている気配すらする。タイトルは「幻覚社会」としていちおうアップロードした。

■2023年05月22日(水)
Akiさんからのお題は「バラバラ」。朝からなんとなく意識しているけど、まだアイデアは下りてこない。こういう時のやり方はいくつかあるが、ひとつに類語辞典を引いてみるというのがある。「分解」という言葉が出てきた。なるほど、これなら書けそうだ。街を流しているジャンクロボットの話を思いつく。タイトルは「分解重ねて」としたが、カッコウつけすぎだと思ったので「街ゆく部品」に変えた。

■2023年05月23日(木)
Akiさんからのお題は「幻覚」。まず国語辞典で意味を知り、幻覚剤でなにか書こうかと思ってWikipediaで調べたらとんでもない情報量だった。いかんいかんと頭から撥ねのけ、「ないものが見える」というシンプルなアイデアで断捨離社会を書こうと思う。ある程度まとまったが、出だしが抽象的で気に入らない。そのため話が割れちゃっている気配すらする。タイトルは「幻覚社会」としていちおうアップロードした。朗読後、記憶剤がわかりにくいという指摘を受け、私も抽象的な説明からの始まりが嫌だったので、書き直し。前半を削除し、具体描写の合間に挟んだ。

■2023年05月24日(金)
Akiさんからのお題は「シングルファーザー」。ロボット父子の話を考えていたが、ロボットに親子関係があるのはどう設定しても変だ。そこで人間の子をロボットが育てる社会の話にする。材料は「今日を楽しみにしていた」というセリフだけである。ここから20分で話を組み立てた。タイトルは「誕生日酒」。

■まとめ
ショートショートの長さって体質的なものなのかな。私は600字前後ですーっと終わるが、人によっては100文字でキリッと終わったり、10枚くらい平気で書いたりもする。伝わりさえすれば短いほどよい気もするが、私は1枚半くらい書かないと自分の文章にならないと感じる。2枚書いてしまうときは、たいてい余計な雑協物が混じっていて、それは展開でわからせるべき「世界観」であったり、不要な雰囲気だけの会話だったりする。会話、うまければ意味がなくてもいいのだけど、私はうまくない。

次週
前週

この記事が参加している募集

#振り返りnote

84,948件

新作旧作まとめて、毎日1編ずつ「朗読用ショートショート」マガジンに追加しています。朗読に使いたい方、どうぞよろしくお願いします。