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#55 感性と知性

昨日に引き続き安宅さんの著書『知性の核心は知覚にある』より。

感性について述べられる中にこんな言葉がある。「対象の意味を理解すること自体が高度な知性である。つまり、一つのインプットからどれほど多くの情報を得ることができるかが知性そのものなのだが、〜」
この言葉が僕の脳にインプットされた時、とても脳が飛び跳ねていた。
日常的に、何かの音がすればその音の発生する瞬間をイメージし、その音が発生するのはどういったサイクル(動き)の中の一瞬なのか、誰のどんな利益になる為にそれが動いて音が発生するに至ったのか=目的は何か、発生したその音に気付く他の人は僕と同じ様なニューロンがあるのか、そしてある時には今の僕と同じ脳の回路を確実に共有できるテクノロジーが誕生しないかな?そしたらまた人間が進化するよな、、といった様な事まで考えるに至る。ここでは「知覚する」になるのかな。
そんな周りからしたら無駄や馬鹿と思う様な事を考える自身の脳を褒められた気がして勝手に脳内がワクワクになったのだ。

読んで知覚するに至るまでは1分もない。そんな時間を朝7:30頃に記憶(ここでは経験を意味する)できたのだから今日は1日無敵状態だった。
※勝手にアドレナリンがでてた気がするだけw

しかもこの本、よく見ると既に全体の3割を読んでしまっていた。。。こんな少ない情報でワクワクしっぱなしの本だ。何回も見返すに決まってる。はじめて気持ちの良いテキスト情報の処理をループできる気がする。

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