このタイミングで「リンパ腫」が見つかったのは「奇跡的なことなのかもしれない」と思えるようになってきました…
以前,妻のリンパ腫について書きましたが,現在抗がん剤治療1クール目です。昨日,やっと退院することができ,久々に帰ってきました。来週か再来週にはまた2クール目が始まり1週間程度入院することになるとは思いますが…。2クール目からは病院が札幌から近くの室蘭になるので,とても助かります。
抗がん剤治療で大変なのはやはり副作用ですね。特に最初の1~2週間は吐き気があり,「食べること」が一番大変なんだそうです。今は3週目なのでもう元気(という表現が適切か分かりませんが,でも元気)になっていますが,白血球の数値が上がらないので,いろいろなものに感染しやすく危険なので,次回の10/4の病院まで外出禁止です。妻の場合,リンパ腫の症状はまだ出ていない段階で見つかったので,主に副作用との闘いになるのだと思います。
それで最近,「このタイミングでリンパ腫が見つかったのは奇跡的なことなのかもしれない」と思えるようになってきました。妻のリンパ腫が見つかったきっかけは,目の充血です。目そのものではなく,目の辺りからリンパ腫が見つかったのですが,それは最も弱く「まだ何もしなくてもいい(経過観察)」程度のものでした。それから体にもないか調べたところ,中程度の強さのリンパ腫が見つかり,治療が始まりました。「目の充血」もたぶんリンパ腫の直接の症状ではなさそうなのですが,「目の充血」がなかったらこのタイミングで体のほうのリンパ腫には気づけませんでした。何も症状がなく,とても元気な状態だったので…
もちろん闘病生活はうれしくないですが,早く見つけることができて本当に良かったと思います。そういう「感謝」の気持ちも忘れないようにしながら,とりあえず半年間闘います。
あらゆるオチを誰よりも先に小噺化するプロジェクト『令和醒睡笑』過去の創作小噺を何回も何回も回すと"古典小噺"になる・・・はず・・・【小噺はフリー台本】