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Alexaが思った以上に生活に馴染んだ話


スマートスピーカーお持ちですか?

皆さんはスマートスピーカーをお持ちでしょうか。
Amazon Echo、Google Home、Apple HomePod…最近は色々なものが売られています。

所謂「IoT機器」というやつで、ただのスピーカーじゃなくてそいつに色々させようぜという代物になります。
きっかけがないと中々購入までたどり着かないですよね。
私は新しいガジェット大好きおじさんなので、なんとなくAmazon Echo show(画面のついているやつ)を購入しました。

まさかこんなことになると思ってなかったんです。
生活にここまで浸透するとは…

私が深みにハマっていく流れをご紹介します。

「時計付きスピーカー」くらいの気分

最初はSpotifyを聴く用のスピーカーが欲しかったんです。
スマホやPCでも勿論いいんですが、ただスピーカー買うだけじゃつまらないなと思っており、無線でなんかないかなーと漁ってました。

するとタイミング的にAmazonプライムデー。
私はこいつに何万円吸い込まれたか分からんのですが、たまたまAmazon Echo showを発見。

調べてみると結構いろんなことができることがわかりました。
そもそも画面が時計になってたり、直接Spotify流せたり(歌詞も出ます)
あとタイマーをセットしてくれたり。

家に時計なし、タイマーなし、スピーカーがほしい。
もうこれは買ってみちゃおうぜと軽率に購入。

最初の設定も無線LANつなぐくらいでほとんど何もいりませんでした。
基本的に彼らは音声入力。
Amazon Echo の場合は「アレクサ」と声をかけると音声入力が始まります。
※ちなみに違う名前にしたりもできます

最初はアプリをいれて、
「アレクサ、今日の天気は?」
とか
「アレクサ、星野源流して」
とかそんな感じでした。

もう使ってるだけで楽しいので、ニッコニコしながら使ってました。
まぁでもいづれ使わなくなりそうだなぁなんて思いながら。

あの機器に出会うまでは…

Switch Botの魔力

Amazon Echo showを購入する時、なんか抱き合わせ販売(言葉が悪い)みたいな紹介が出ていました。

その名も「Switch Bot」。

これはAmazon Echoとは別のSWITCHBOT 株式会社というところが出している商品なのですが、これもいわゆるIoT機器の一種。
組み合わせて使うと色々出来るよというわけです。

私が買ったのはハブミニという商品。

これはスマートリモコンというもので、リモコンで操作できる機器を操作できます。
つまり
「Amazon Echo show ⇒ スマートリモコン ⇒ リモコンを操作できる機器」
ということができるわけです。

最終的にどうなったかはこちら。

接続イメージ

こんな感じになりました。
いやーたまらんすね、最高です。

「これ君なにが便利なん?」

って思ったそこのあなた、これもうあれなんです。
ジャービスです、ジャービス。
アイアンマンをサポートしてくれるアシスタントAIみたいなことができちゃうのです。

怠惰おじさんの生活風景

私の一日をご紹介しましょう。

まず朝起きます。
起きたらそのまま「アレクサ、おはよう」と言います。

アレクサには定型アクションというのが設定できます。
このおはようの一言で、勝手に以下をしてくれます。

  1. 「おはようございます」と言う

  2. 部屋の照明をON

  3. 今日の日付を知らせる

  4. 現在の時刻を知らせる

  5. 天気予報を読む

  6. 今日の予定を読み上げる

  7. 「素敵な日になりますように!」と言う

  8. テレビをON

ダラダラと起き、テレビを観ながら支度。
会社に行く前に「アレクサ、いってきます」と言います。
いってきますではこんな感じ。

  1. 「いってらっしゃい」と言う

  2. テレビをOFF

  3. 照明をOFF

  4. 空気清浄機をOFF

そのまま仕事をして帰宅。
帰ってきたら「アレクサ、ただいま」と言います。
ただいまのアクションはこちら。

  1. 「おかえりなさい」と言う

  2. テレビをON

  3. 照明をON

  4. 空気清浄機をON

料理を作る時に「アレクサ、◯分測って」と言います。
お酒を飲みながら「アレクサ、Spotifyで〇〇流して」と言います。
この辺は標準機能ですね。

眠くなったなぁと思ったら、最後に「アレクサ、おやすみ」と言います。
そのアクションはこちら。

  1. テレビをOFF

  2. 照明をOFF

  3. 「おやすみなさい、今日もおつかれさまでした」と言う

はい、ざっとこんな感じです。
キモいですか?キモいですね。
ただほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとに楽なんですこれ。

朝起きたとき、リモコン探してませんか?
天気予報、確認し忘れちゃったりしませんか?
実は必要だった荷物、忘れてませんか?
出かける時、消したかどうか気になりませんか?
帰ってきた時に荷物で手が埋まってませんか?
寝る時、真っ暗な部屋で手さぐりでベッドまで歩いてませんか?

やばくないですか?全部一言なんですこれ。
リモコンを探すという概念がなくなり(まぁテレビは使うんですが結局)
天気予報などの情報はサラッと言ってくれ、予定は声で伝えておけば話してくれるわけです。(時間をきめてリマインドも可能)

個人的にはおはよう、おやすみはすごいありがたいです。
特におやすみ、もう眠いのにリモコン探したくないんですよ。
ちなみにエアコンも登録してるので「暑いな」と思ったら「アレクサ、冷房つけて」だけでOKです。

音声認識とスマートリモコン、革命です。

怠惰な貴方にスマートスピーカー

いかがだったでしょうか。
ちなみに、彼らは融通が利きません。

「アレクサ、冷房『かけて』」と言うと「???」となります。
「アレクサ、電気つけて」⇒「便器?という単語は見つかりませんでした」とか言いやがる。
特定の曲をかけようとする時すごく難しい。

でもなんかそんなところも可愛くなるんですよね。
うーん不思議だ、親バカかもしれません。

ただとにかく、私にはぶっ刺さる商品でした。
無線LAN死んでスマートスピーカーが停止した時に

「ふえぇえ…」

とドジっ子00年代アニメヒロインみたいな声が出るくらいには生活に浸透しています、いやもう侵食かこれ。

導入の気だるさ、わかります。
設定のめんどくささ、わかります。
運用の大変さ、わかります。

ただ、その先にあるもの。
怠惰、だからこそ。
スマートスピーカー、おすすめです。

さて、私は
「Webカメラで猫がトイレしたときにAmazon Echo showが認識して『トイレしたよ、掃除して』って伝えてくれるアクション」
を考えながら寝ることにします。

アレクサ、おやすみ。
\おやすみなさい、今日もおつかれさまでした/

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