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「好き」パワーの正体って何だろう?


「推し」という言葉で顕在化した「好き」のカタチ

皆さんこんにちは!かえるです。
以前にも「推し」についてちょこっと触れたような気がするんですが、今年は私自身も「好き」パワー全開の年でした。はい、応援し続けてきた某球団の日本一に湧きました。もう丸わかりですね。本日『現代用語の基礎知識選2023ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞に選出されたばかりの、スローガン「アレ(A.R.E.)」の阪神タイガースです。

応援し続けている年月と熱量から言っても、いわゆる「大ファン」という言葉がふさわしいと思って過ごしてきたわけですが、最近では、甲子園通いもタイガースグッズのショップ通いも日常の情報収集も、「推し活」と言われる機会が増えました。

確かに、優勝パレ―ドが行われた御堂筋でたまたま出会った面々と、お互いに着ている日本一記念Tシャツを見せ合ったり、これまでどういう応援をしてきたか語り合いながら「いかに好きか」を披露する行動は、まさに「推し活」仲間の心境。普段そこまで語ることはなかったので、初めての経験でしたが。

年齢も性別も超えていくというお話

その日、大学生風の若い男性ファンがこんなことを言いながら歩いてました。「最近って、男性向きの趣味、女性向きの趣味、みたいな区切りが無くなってきてる気がする。野球とかまさにそれ」「確かに!個人差のほうが大きい」と。それを聞いて、心の中でそっと「ついでに年齢も」とつぶやいておりました。まさかのところで、年齢も性別も超えたD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)のリアルな一事例を体感した格好です。

それもこれも「好き」が始まりなので、私はなぜ阪神タイガースのことが「好き」なのか考えてみました。物心ついた時には父親が阪神ファンだったので無意識レベルでの刷り込みから始まり、あかんやんと言いながらなぜか見放せなかった時代の記憶、そして甲子園に行くとハイテンションになる怪奇現象等々、全てのミックス系でしょうね。それを経ての日本一だったのです。セリーグ優勝の後、土曜の朝から甲子園まで記念グッズを買いに行ったのも、グッズと共に「甲子園までわざわざ行って買った思い出」がほしかったからです。時空を超えて「好き」が炸裂していきました。

「共にある」という感覚

以前、共感(empathy)に関する文献をいくつか読んでから、ままし始めまして…。つまり、野球で言えば、好きな選手が、紆余曲折を乗り越えて活躍しているのを見て「よくやった!さすがだ!苦労した甲斐があったね」という認知の後に、その選手の活躍を自分のことのように喜びに感じるというような。その結果としてのグッズ入手であったり、優勝パレード見学だったりするわけです。関心のない方からすると「そこまでするか~」ですけど、「推し活」とはそういうもんですね。

例のパレ―ドの時に柵の最前列で思わず叫んだのは、「ありがとう~!」だったんです。「おめでとう~」ではなく「ありがとう~!」ですよ、優勝記念タオルかざしながら(笑)。もちろん、特に推しの選手が目の前に来たときは、名前叫びましたけどね。もうみんな自分が満足してました、完全に。これこそが「共にある」か、それ以上に自分事化しきった最終形のような状態でしょうか。

というわけでグッズの持つ力にも注目!

野球の例に限らず、全ての「推し活」でグッズが欲しくなる心理は、やはり「共にある」感覚を常に確認できるうれしさですが、それと同じぐらい「かけたエネルギー」(お金とか時間とか気苦労とかいろいろあるでしょうが)への自己満足も大きいでしょうね。そうなんです。好きなものは好きなので、推しグッズを手に入れる時に「冷静になろう」なんてもはや通用しないんです。プライオリティは、「共にある」自己満足ですよ!(笑)

SNSなどでずっと見続けていたオリジナルキャラクターにことが、いつしか印象に残って「あのかわいいイラストのグッズがほしい!」という気持ちになるんですよね~不思議と。そういう発信をしているクリエイター側の視点になると、また違うものが見えてきます。そう、フォロワーさんから「グッズあったら買います!ほしいです!」というコメントをもらった時に、どうする?って話です。

そこで、オリジナルグッズを作りたいクリエイターの方に、私たちが提供しているこちらのサービスはおすすめしています。手軽にグッズが作れてしまう魅力的なサービスなのですが、まだまだ皆さんに知っていただけてないので、改めてご案内しておきます。そしてなんと、期間限定でこんなキャンペーンやってます。興味のある方は、一度お試しいただくチャンスですので、クリエイターの皆さん、ぜひのぞいてみてください。

おわりに

グッズは単なるグッズではなく、好きを具体化したものなので、そこにあるだけで、持っているだけで夢を与えてくれます。そういう気持ち、だれにでもあるんですよね。いろんな良い出会いで、皆が笑顔になれますように


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