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『アート・プロデュース概論』を読んで

先日、同窓会の活動で大学を訪問しお話を伺う機会があった。今後ゼミ生たちと接点が生まれるかもしれないのでどんな授業をされているのか理解をしておこうと、境先生の著作を読むことにした。

旅先に持っていって読み始めようとすると妻が、表紙の著者の名前を見て「私、この先生に会ったことある。」と。数年前に震災ヴァイオリン(東日本大震災で被災した地域の木で製作されたヴァイオリンでこの楽器を使って1000人のアーティストが順々演奏している。妻もその1人)を演奏した際にお会いしたというのだ。確かに演奏企画は成城大学で行われており、僕も母校だったので足を運んだが、震災ヴァイオリンだけでなくこの日に行われていた「東日本大震災後のコミュニティとその変革」というシンポジウム全体の企画をなさっていたのだ。

僕は一傍聴者であったが、妻は出演者であったため、先生のことをよく覚えていた。なお、シンポジウムのことも震災ヴァイオリンのことも妻も写真付きで出てくる。


僕はイベント屋さんとして主にスポーツ関連の企画を扱う。加えて、妻が音楽家なのでコンサートも少々。僕がイベントというとこの辺りになるが、イベントの概念は本当はもっと幅広い。展示会や博覧会、学会、お祭りとその人がイメージするイベントは置かれた環境によって様々だろう。こういったイベントの定義を学術的に行うとともに、境先生はビジネスにおけるアート(芸術)の必要性を説いている。

また、中盤以降は実際にイベントを行うための手順や心がけなども述べられておし、その意味ではイベントプロデュースのための手引きでもある。後半になると、ご自身が実際に手がけた企画(前述シンポジウムなども出てくる)の紹介がされている。

本文中にも出てくるが、コンサートの企画運営もなさっている。僕のライフワークとも重なる部分があるので、このご縁をきっかけに同窓会はじめ面白い取り組みができたらと強く願っている。



【今後の予定】
8/7(土)ランナー、トレイルランナー向けテーピング講習会 Part.2

8/28(土) Duo Espoir 20周年記念リサイタル
9/26(日)第6回NAGANO Jr TRAILRUN in 富士見高原
10/10(日)トレイルシンポジウム2021

10/17(日)第13回TOKYO Jr TRAILRUN兼-U15ジュニアトレイルランチャンピオンシップ
10/31(日)第7回YAMANASHI Jr TRAILRUN in 武田の杜 

11/7(日)逗子トレイル駅伝2021兼U-12ジュニアトレイルランチャンピオンシップ

「RUNNING ZUSHI」
逗子市内池子の森自然公園内400mトラックを拠点にしたランニングチームです。
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2021-05-12 07.45.23のコピー


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