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うれしい広告。積水ハウスさん、ユニクロさん、ありがとう!

5月6日の読売新聞に、こんな一面広告が掲載された。
母の日をイメージした広告だと思うけど、ちょっとにんまり。

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子どもが小さい頃は、こんなシーンが私にもあった。
娘3人を順番に、三つ編みする時間、なつかしい。

けれど、子どもたちが物心つく頃には、家にお母さん(私)は、ほとんどいなかった。家にいるときは、一緒に新聞を折らせたり、子ども部屋を(みんなの)託児室にしたり…。今頃、娘たちは、あのときのお母さんをどう思っていたのか。

怖くて聞けない…。もう、時効よね?

積水ハウスさんの広告の文字を、心を込めて入力しました。

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母のいる家

おかあさんは いつまでも おかあさんだ
こどもたちは どこまでも こどもたちだ

こどもたちは いつか おとなになる けれど
おとなになった こどもたちは おもいだす

おかあさんの声 おかあさんの音 おかあさんの背中
おもいだす そのたびに こどもに帰る

おとなになっても やっぱり こどもたちは
いくつになっても あなたのこどもです。

ありがとう 大好きな おかあさんがいる
その場所は いつまでもずっと わが家です

こんな場所は 世界にふたつとない
こんな不思議な 幸福な場所は
ほかにない

家に帰れば、積水ハウス


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母のいる家
お母さん=家にいる人ですか?とか、言われそうな時代。
こんな広告を出す積水ハウス、スゴイな!

少し前、ファミリーマートの「お母さん食堂」が
お母さん=ごはんをつくる人と、女性差別やジェンダーバイアスになると、
高校生の女子たちから、モノ申すがあった。

その原因で、「お母さん食堂」がなくなったのか、事実はわからないけれど、女子高生からの声は、ちょっと寂しい。

ファミマは、これに黙っていないで、「お父さん食堂」つくって、どっちが売れるかやってほしかったなぁ。

もうひとつ。ユニクロの広告に、座布団1枚!

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コピーがなかないい。

もうイッチョー! これもサイコー!
お母さんはときどき嘘をつく。共感!

このイラストもスキ。

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さて、父の日、ユニクロさんは、何かやるのかな?

でも、一番スゴイのは、旭化成ホームズの子育て共感賃貸住宅『母力』(ぼりき)!


PRではないが、10年前に、開発に関わらせていただき、
旭化成ホームズ×お母さん大学の共同開発で、『母力』が誕生。
ネーミング案もいろいろ出たけど、当時、担当してくれたK氏が、『母力』でいこう!と、即決定。

母力は、住民みんなで子どもを育てることをコンセプトにした集合住宅。
現在、首都圏(一部関西)を中心に25棟が建っている。

みんなで、子どもを育てる安心した空間で、
お母さんが笑顔になっていく、母力が上がっていく。
お母さんが笑顔になれば、お父さんも子どもも笑顔!

お母さんが笑顔だったら、世の中にあるたいがいの問題は解決すると、私は信じている。

そして最後は、やっぱり、コレ!
私がつくっている『お母さん業界新聞』!


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ちなみに、『お母さん業界新聞』のコピーは、百万母力の子育て情報紙。

「百万母力」には、一人のお母さん(一母力)もスゴイけれど、百万人のお母さん(百万母力)がつながれば、孤立した子育て社会がなくなるという願いを込めている。

今の時代、ネーミングからして「意義あり!」と言われそうだけど、2019年に、お母さん業界新聞社(旧トランタンネットワーク新聞社)に社名も変更。一応、社員にはお父さんもいるから、お父さんはいらないとは言っていないし、お父さん業界新聞をつくるお父さんも募集しています。が、なかなか、手が挙がりません。
大変で、お金にならないからです。

でも、お母さん業界新聞は、大変でも、お金がなくても、30年以上続けている。
なぜなら、お母さんだから。

それに私は、お母さんだから、お母さん業界新聞をつくっている。シンプルな答えかも。お父さんだったら、お父さん業界新聞をつくっているか?
それは、わからないけど、たぶん、ないかな?

長々と書いてしまったけれど、

母の日熱が冷めてなお、
「お母さん、お母さん、お母さん…」とエンドレスで言い続ける私たち。

要は、「お母さん」という存在を大切にする企業が増えるといいな、と。
ただそれだけを、切に思う。

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