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2年休学・東南アジア10か国を旅する中で、社会課題解決って仕事になるの?と悩みぬいて決めた道とは

株式会社リジョブという会社で、社会人4年目をやっていますふじもんです!
好きなことは、旅と料理とお酒を飲むこと。新卒2年目から会社の女子寮の寮長をさせていただいており、最近は庭で家庭菜園をはじめて野菜を可愛がっています。
去年の夏ごろから会社のTwitterアカウント(https://twitter.com/fujimorirejob)をはじめていたのですが、今後はnoteも運用していきたいと思っているので、今回は自己紹介がてらお話ができればと思います。


● 現在やっていること

「人と人との結び目を世界中に増やし、心の豊かさ溢れる社会を創る」をビジョンにソーシャルビジネスを行うリジョブで、想いを結ぶエージェントとして働いています!

入社後はこんな感じです。

2018年:
経営幹部候補として、リジョブに入社
介護業界の人材不足を解決する介護の求人メディアの営業
「介護シェアリング」という新しい働き方を推進
▼介護シェアリング
https://relax-job.com/contents_list/lp/kaigo_sharing

2019年:
新規事業推進&新卒人事を兼務
新規事業では、アジアの雇用問題と日本の人材不足の2つを解決する「海外人材事業」の立ち上げに挑戦。
    
2020年:
事業推進・人事と事業側・組織側の両方のミッションに挑戦。
介護・福祉・リハビリ職に特化した人材紹介事業立ち上げ。

2021年:
想いを結ぶエージェントとして奮闘中。

がっつり幼少期から社会人になるまで振り返ってみたいと思います。

●虫や動物と自然の中で過ごしたこども時代

三重県の田舎で生まれ、周りは自然だらけという環境で走り回って育ちました。虫取りをしたり、秘密基地作りをしたり、戦隊ものごっこをしたり、男の子の友達とばかり外で遊ぶのが好きでした。

祖父母は農家で、お米や野菜は家で育てたもの、お肉は祖父が狩猟で狩ってきたイノシシや鹿のジビエ肉を食べて、自然の恵をうけて育ちました^^
山や畑、田んぼについていってお手伝いするのが好きでした。

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●中学の担任は実写版ヤンクミ 勉強嫌いから進学を目指して猛勉強

母親は人に迷惑かけないなら、なんでも好きなこと経験すればよいという教育方針だったので、「勉強しなさい」「〇時に帰ってきなさい」など何か制限されることは少なく、自由に育ててもらいました。こどものやることを100%尊重できるところは、私もそうなりたいなと思います。

中学に入って部活はバスケ部。部活はそれなりに真面目にやっていましたが、勉強が嫌いで授業中はひたすらに寝ていました。

あまり治安の良い中学ではなく‥先生がよく入れ替わるような学校だったのですが、中学3年の担任は他校からきた新任の先生でした。
今考えれば、実写版ヤンクミみたいな先生で(笑) 暑苦しいくらい生徒に向き合って、生徒同士をとことん向き合わせることをやるような人でした。

「人と向き合うこと」「人の気持ちや痛みをわかること」大切なことをたくさん教わったような気がします。

そんな先生の存在もあってか、バラバラだったクラスが1つになっていき受験シーズンにはみんなの受験に向けてのボルテージが上がりまくり。私も何か変なスイッチが入ったかのように、それまであまりやってこなかった勉強をとにかく頑張りました。時間という時間を削って朝から晩まで気が狂ったように勉強して、そのころ好きだった英語に強い進学校へ入学しました。

●80カ国の学生が在学する大学へ

中高と英語は好きだったのですが、実学的に「英語を使って何かをする」環境に身を置きたくて、英語を基礎としつつ「環境と開発」を専門的に学べる立命館アジア太平洋大学に進学しました。80カ国以上の学生が在学する大学は、文化も言語もごちゃまぜ。そのごちゃまぜ感も心地良かったです。

大学の場所は大分県別府市の温泉地にあります。本当に人情に溢れた素敵な町で大学生活を過ごしました。
そんな温泉地の飲み屋街でほぼ毎日バイトをしたりサークルをしたり。体力はある方だったので24時間以上ぶっ通しでバイトをしたこともありました‥(笑)
週7でお酒を飲む毎日で(笑)大学生活は充実していました。(ビールは銀色のやつが好きです。)楽しい毎日だったのですが、大学3年生になりふと自分のこれからを考えたときに、本当にやりたいことに向き合おうと休学を決断をしました。

●2年間の休学 NPOでのインターン、アジア10カ国の旅へ

休学を決めたのは、大学1年生のころに英語留学でフィリピンセブ島へ行った際に行ったボランティアの経験に原点があります。

昔から「なんのために私は生まれてきたんだろう」とよく考えているようなこどもで
「私の知らないところで苦しんでいる誰かがいること」に問題意識があったように思います。
中学のころ「ハゲワシと少女」という内戦と飢餓に苦しむアフリカのス-ダンで撮影された、うずくまるやせ細った少女と少女を捕えようとしているハゲワシの写真を見て、同じ地球でこんなことが起きているのかと感じたことはすごく記憶に残っています。

そういったことから「こどもの貧困・教育」といった課題に問題意識を持つようになり、ストリートチルドレン向けの炊き出し、小学校に文房具を持っていく活動など、平日はマンツーマンで英語の勉強をしつつ、土日はこどもに関わるボランティアに熱中していました。自分が見て聞いて感じた経験は新鮮でしたが、目の前の人たちの根本の課題はただ与えるだけでは何も解決できないなと悔しい気持ちにもなりました。

●その後の運命の出会いとなる、NPOでのインターン

その頃のモヤモヤした気持ちから、「誰かの課題の根本解決を目指すことがやりたい」と休学を決めたのです。当時、様々な社会支援活動やNPOなどの情報を集めていて、一番惹かれたのが、フィリピンの児童養護施設で過ごす子ども達の自立を支援する「NPO法人アクション」でした。アクションの理念は『こども達が自分自身の力で夢に向かっておもいきりチャレンジできる社会をつくる』。一方的に与えるんじゃなくて、こどもや女性が自分の力で立てる支援をする。これは根本だなと思いました。


現地フィリピンでは、観光客1人いないすごーく田舎町の孤児院に住み、こどもたちへの職業訓練事業や、日本人学生向けの新規スタディーツアーの企画・運営などいろんなことをさせてもらいました。
(フィリピンのビールといえば、サンミゲル。東南アジアのビールっぽい軽い感じのサンミゲルライトと、苦めでしっかりビールらしいサンミゲルピルセンが有名。私はライト時々ピルセンで、こどもたちと遊んだ後は晩酌をしていました。(笑))

2歳から18歳くらいまで、本当にいろんなバックグラウンドのこどもたちがいて、2人の妹たちを食べさせるために路上で物売りをしていた男の子の話を聞いて、環境・バックグラウンド問わずチャレンジできる社会を作りたいという思いは強くなりました。
今彼は教員を目指して学校に通っているそうで、私がゴリゴリオフィスで仕事をしている時間によく電話をかけてきます。(笑)
夢を追っている話を聞いたときは本当に嬉しかったです。

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そんなこんなでインターンシップの任期1年が終わり、もっといろんな世界が見てみたい、世界の色んな課題に触れたいと旅に出ることに。休学も延長しちゃえ!と、えいっと延長しました。

それからはバックパック1つでとりあえず「タイからスタートする」ということだけ決め、後は出会った人に話を聞いて行先を決めようという旅のスタイルで、行き当たりばったりの旅のはじまり。
(タイのビールといえば、SHINGHA・LEO・Tigerなどありますが、私はLEOときどきSHINGHA派でした。)

↓ナイトマーケット眺めながらのビールは最高でした。

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旅では、workawayというボランティアと宿やごはんが引き換えられるWEBサイトも利用しつつ、いろんなことを経験しました!

▼workaway
https://www.workaway.info/

山に登ったり海に潜ったり大好きな自然に癒され、行き当たりばったりの旅も出会った人たちに恵まれて楽しい毎日でした☆旅中の出会いと別れって特別なものがあります。

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ボランティアで思い出深いのは、カンボジアの田舎町で英語の先生として授業運営をしたこと。同じくボランティアしながら旅するヨーロピアンバックパッカーと一緒に、自由に英語の授業を作って、こどもたちに教えることをしていました。

(カンボジアのビールは、「Angkor」そう、アンコールワットのアンコールです^^)

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●旅もおわり、就活。やっぱり社会課題の根本解決になることがしたい!

NPOでのインターンやボランティアの経験から、どんなに素晴らしい活動でもそれは続かなければ意味がなく、お金やの流れやしくみを作っていかに継続し根本的に解決できるかということを考える必要があると感じるようになりました。
就活では、「社会の課題を根本的に解決しているか」「ビジョンに共感できるか」の2つを大事にしていました。

(就活中のひとつの楽しみは、同じイベントに参加した学生とそのままごはんを食べて、就活の話やこれからどんなことがしたいのかとビール飲みながら話すのが好きでした。やっぱり日本の生ビールが一番なんですよね。もうビールネタ飽きましたよね(笑))

たくさん企業は見て内定もいただいたのですが、なかなか納得できず4年の夏になりました。周りの友達は就活を終える中、もう一度自分とこれから出会う企業に向き合おう、自分の大事にしたい軸は絶対ぶらさないぞと気持ちを入れ直し、それまであまり見ていなかったベンチャー企業を見始めました。

その頃、リジョブに出会い「社会課題を事業で解決することを目指す会社」と聞き、大事にしている軸にぴったりで速攻話を聞きに行くことを決めました。
「あれ?リジョブ?なんだか聞いたことがあったな?」とも思ったんです。説明会に参加してみると謎が解けて、私がフィリピンでインターンをしたNPOとパートナーとして、プロジェクトを行っていた会社だったことが分かりました。なんだかこの会社でやらなきゃいけない何かがあるんじゃないかというどこからか来る使命感やご縁を感じました。

そのプロジェクトがこちら。
▼フィリピンのセラピスト育成講座「咲くらプロジェクト」
https://sakura.rejob.co.jp/
今は、こちらのプロジェクトの担当もさせていただいています☆


それだけでなく、
何を目的に事業をするのか?人や社会や業界に真っすぐ向き合い課題の根本解決を目指す姿勢
・難しい課題に向き合うからこその覚悟力
ビジネスで目指す持続可能性の面白さを知ったこと
もリジョブに決めた理由です。

3つ目の「持続可能性」という言葉。よく社会性のある活動や、私が大学のころ学んでいた開発の分野で聞く言葉です。ビジネスも持続できなければ意味がないが、ボランティアや誰かにお金をいただいてする活動と違うのは、支援がなくなったなど外的な要因でその活動が打ち切られることはなく、何の課題を解決するかを決めるのも、その活動が継続できるように努力するのもすべて自分たちの責任、内的な要因なんだということに納得感とワクワク感を感じました!

同じ志を持った仲間と、純粋な気持ちで世の中と向き合っていく。
私は自分が与えられる愛情の範囲を死ぬまで広げていけたらなと思っています。
また入社後の仕事の話など色々できたらなと思います!

まとめると何か武器を作るため英語を磨くべく高校進学、その武器(ツール)を使って専門分野を学ぶため大学進学、大学で途上国の開発や環境について学びこどもの貧困や教育に関心を持ちボランティア、自分が向き合った課題含め様々な社会の課題を本質的に解決したいとビジネスを選択しました。決して有能ではないですが、改めて振り返ってみればそのときどきで目の前のことや人に向き合ってきて、今いる道を開けてこれたのかな?と思います。
少しずつでも目の前のことに向き合うことが道を開くための一番の近道なのかなと、ありきたりですが最も大事なことだなとつくづく感じます。


少しでも話聞いてみたいと思ってくれた学生の方や
一緒にお酒飲んでくれるnote仲間さんTwitter仲間さん
もしいらっしゃれば、お気軽にDMくれると嬉しいです^^

Twitterの方もよければお願いします♪
https://twitter.com/fujimorirejob

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