【北欧を想う】途中下車してカフェに寄る
ヘイヘイ。
日本各地で、大雪の便りが届き始めました。
みなさんの地域の冬はいかがででしょうか。
秋のような暖かく晴れたお昼時。
所用から帰りの電車が、大きな川沿いの駅に停まりました。青空の下、気持ちよさそうに土手を散歩する人たち。
ふと、この土手の側に、北欧ノルウェーのカフェがあるのを思い出しました。
50分後のウェブミーティングが気になりましたが、「寄って行こう!」。
えい!と、列車を途中下車。なんども通り過ぎながら、初めて降りる駅。
思えば、途中下車って、あまりしたことがありません。
なんかワクワクしながら、川に向かって歩きました。
平日のお昼時、お客さんは自分だけ。
重厚な木のテーブルも、スカンジナビアのすっきりしたデザインの店内では、心地よい雰囲気です。
窓際のカウンター席から、川の土手を走る人たちを眺めながら、「ここでオンライン会議やれたら良いな」と思ったのですが、ご遠慮ください、との札がありました。残念ですが、コーヒーいっぱい楽しんだら、席を立つとしましょう。
オーダーしたハンドドリップのコーヒーは、ノルディックローストの果物のような香りと酸味がある、すっきりとしたもの。デカンタに入れてサーブして頂きました。
コロナ前、ノルウェーやスウェーデンを行き来していた頃のことを思い出しました。あちらでは、物価が高いので、カフェに入るより、ベンチでコーヒーを飲むことの方が多かったのですが、北欧はコーヒーの消費量が多いエリアです。いろんな場所でカフェのある風景がありました。
好きな街のひとつ、スウェーデンの南方、ヨーテボリ。ボルボのある街としても有名ですが、ビールやコーヒーでも知られています。自分の郷里広島のような路面電車に乗って散策をしながら、ふと立ち寄った路地裏のカフェとカプチーノ。
我に返ると、オンラインミーティングにログオンしないといけません。いつまでも座っていたい店内ですが、15分ほどの滞在でお店を出て、再び、列車に乗りました。
知らない駅で途中下車。
短い時間でも、すこしワクワクする、贅沢な時間を楽しみました。
このノルウェーのカフェ、また、ゆっくり来たいと思います。
北欧との時間が、どんどん遠くなっていく前に、北欧での旅や思いを、ときどき、noteに書いていこうかなと思います。
今日も、読んでいただいて、ありがとうございました。
ヘイドー。
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