Nature Life 八ヶ岳より

自然のめぐりを考える。 森、火、コーヒーと歩くこと。 そしてベジタブルやフルーツをつくることの喜び。 八ヶ岳山麓からライフスタイルを発信します。 農|野菜ソムリエ| 登山ガイド|MBA|公認会計士

Nature Life 八ヶ岳より

自然のめぐりを考える。 森、火、コーヒーと歩くこと。 そしてベジタブルやフルーツをつくることの喜び。 八ヶ岳山麓からライフスタイルを発信します。 農|野菜ソムリエ| 登山ガイド|MBA|公認会計士

最近の記事

大瀑布が培った歴史と文化を将来につなぐ、クラファンご協力のお願い

クラファン協力のお願いです。その自然の前に立って涙が止まらなくなる 私は、この大きな滝の前でそんな体験をしました 米子大瀑布  長野県須坂市、四阿山に続く山麓にあります この体験を、もっと多くの世界の人たちと共有したい そのために、私の仲間の山岳ガイドたちが、閉鎖された山小屋の再生に取り組んでいます 私も その一人です いま、みなさんをお迎えできる宿の基礎をつくるため、クラウドファンディングを立ち上げました ぜひ、みなさんにご協力頂けるとありがたいです どうぞ、よろ

    • PERFECT DAYS、わたしの思い

      昨日、PERFECT DAYSをみて、こう理解した。 朝が来て夜が来るけれど、同じ日々はない。空気のように生きたいけれど、人や社会との繋がりは完全に断てないし、断ちたくもない。空気のように人の役に立っていたいし、かと言って、感謝されたいわけでもない。 淡々と静かに繰り返す日々の中で、失ってきたものや捨ててきたものを後悔することもあるし、喜怒哀楽もある。時には、他人の生き方を少しだけ変えることもある。 だから同じ日は、二度とない。そういう人生は、移ろう季節の営みと陽の傾きが創

      • 【農と会計のススメ (2)】なぜ会計は、わかりにくいのか、その二つの要素

        まず、お礼です。 先日、”【農と会計のススメ】書き始めに思うこと”を投稿しました。Likesやフォローを頂き、ありがとうございます。リアクション頂いたお一人お一人に、感謝いたします。 今日も、「農と会計」について、私が思うことを書いてみます。会計が表現しようとするものとは、何でしょうか。 本稿は、特に農業経営を立ち上げた経営者の方に限らず、会計を学びたい方に、広く読んで頂ける内容にしたいと思います。 会計が苦手になる二つのハードル会計にチャレンジしたが、諦めた。はっきり言

        • 【農と会計のススメ(1)】書き始めに思うこと

          会計に対して、苦手意識をお持ちの方が少なくないかもしれません。 今日は、会計について思うことを書いてみたいと思います。 会計という分野の範囲は広く、人によって捉え方は様々だと思います。 本稿は、特に、農業に取り組み始めた若い経営者の方、農業をビジネスモデルに組み込んだスタートアップの方など、一般の事業会社以外の方にとってもヒントになれば、うれしいです。 Nature Lifeと会計のつながりさて、会計と私のNature Life、まったく関係ないようにみえます。実は、私の

          【初めてのルアー釣り】近所の川で始めてみました

          ヘイヘイ。 雪解けの水、冷たい雨の水。 八ヶ岳を源にする近所の川には、春の水が集まって流れています。 もう10年近く前、夏、小さな子供がこの川で遊んだ時のことを思い出します。 小さな手を水に入れ、岩の隙間に突っ込んだら、小さなヤマメを握っていました。集落の中を流れていて清流とは言えませんが、渓流魚が住んでいる川です。 ふと、この川でルアー釣りをしてみようかな、と思いました。 今年夏から、諸事情で八ヶ岳山麓に居られる時間が減りそうです。そのため、畑のお世話も難しくなる

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          【野菜ソムリエの畑 2023】夏、敢えて収穫しない畑はありか。実験へ。

          ヘイヘイ。 すっかりご無沙汰して、冬が終わっていました。 東京のソメイヨシノは、まだぎりぎり見頃。 八ヶ岳山麓は、ようやくすっかり春めいています。クロッカスが咲いて、チューリップの葉が伸びてきました。 畑をやっている皆さん、いよいよ今シーズンの活動本番ですね。 そして春は異動のシーズン。 今シーズンは、なかなか畑に行けなくなりそうだなぁ。 そう心配な方がいらっしゃるかもしれません。 実は、自分もそうなんです。 7月から仕事の転機を迎えることになり、夏以降は、めっきり畑作

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          【北欧を想う】途中下車してカフェに寄る

          ヘイヘイ。 日本各地で、大雪の便りが届き始めました。 みなさんの地域の冬はいかがででしょうか。 秋のような暖かく晴れたお昼時。 所用から帰りの電車が、大きな川沿いの駅に停まりました。青空の下、気持ちよさそうに土手を散歩する人たち。 ふと、この土手の側に、北欧ノルウェーのカフェがあるのを思い出しました。 50分後のウェブミーティングが気になりましたが、「寄って行こう!」。 えい!と、列車を途中下車。なんども通り過ぎながら、初めて降りる駅。 思えば、途中下車って、あまりしたこ

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          【登山ガイドとして】境界の美学〜あるツアー、八ヶ岳を南から北へ

          ヘイヘイ。 八ヶ岳を拠点に活動する登山ガイド&野菜ソムリエです。 コロナの3年、皆さんは、自然とどんな風に付き合って来られましたか? 人混みを避けて、ご家族や近しい仲間と、キャンプや登山を始められた方もいっしゃると思います。私は、登山自粛ムードの中で、登山ツアーのガイド業からは遠ざかり、野菜作りを始めた3年でした。 山について思えば、3つの年齢を加えて、もう山をご案内することはないかなと思っていたこの10月のこと。知り合いのご縁で依頼を頂き、秋の一日、四国から関東に転勤さ

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          【野菜ソムリエの畑2022】(#1)玉ねぎとニンニク、そしてパスタ

          ヘイヘイ。 みなさんは、野菜を作られていますか? 最近、東京都内の子育て中の方から、「公営貸し農園の抽選があたりました!」というお話を聞くようになりました。都会の限られた場所でも、リアルな大地で、雨さん、風さん、太陽さんを受けながら野菜を育てる喜びは、なにものにも変えがたいと思います。 私も長野県の南部、八ヶ岳の麓で畑をやっています。 とはいえ「業」といえる面積ではなく、自分なりに、野菜を育てる実験場のような感じです。私が食べたいと思う野菜たちが、できるだけ自分の生命力

          【野菜ソムリエの畑2022】(#1)玉ねぎとニンニク、そしてパスタ

          【野菜ソムリエのソロキャンプ】秋の思い出、鹿嶺高原へ

          ヘイヘイ。 すっかり深まっています。更新が滞っていましたが、秋の思い出を書いていきたいと思います。今日は、その1つ、長野県伊那市の鹿嶺高原キャンプ場で楽しんだハンモックキャンプについて書いてみます。 <2022年9月16日> 畑で夏野菜の整理と、秋植え野菜の準備に、思いのほか手間取った9月半ば。自分の畑で収穫した野菜をいくつ持ち、予定の出発時間を過ぎて、長野県諏訪郡富士見町を出発。杖突峠を越えて、伊那に向かいました。 今回向かうのは、南アルプスをはさんでちょうど反対側にあ

          【野菜ソムリエのソロキャンプ】秋の思い出、鹿嶺高原へ

          【野菜ソムリエの休日】雨と森

          雨が降ると畑に出られません。 もちろん、ビジネス農業では、レインウェアを着て畑に出て、収穫のタイミングを逃しません。 でも、とくに雨が降りしきる日は、出来るだけ畑に入りたくないです。 フカフカの畑の土がぬかるんで、そこを踏み締めることになるからです。 野菜って、畝に育っていても、根は収穫や見回り用の通路の地下まで張り出しています。ぬかるんだ土ごと、根を踏んづけてしまうし、土が固く締まると根が呼吸できなくなります。 ですので、いっそのこと、近くの森を散歩してみました。

          【野菜ソムリエの休日】雨と森

          【野菜ソムリエのレシピ】野菜ソムリエになった理由

          野菜ソムリエって、何する人なの?と聞かれます。 最近では、野菜ソムリエの資格を取得された女優さんやアイドルの方が、テレビで野菜をご紹介される場面に出会います。正確には、野菜ソムリエには、プロや上級など、いくつか階層があるのですが、その役割は一つ。 「野菜の楽しさを伝えること」 野菜の楽しさって何でしょう。 色、味、香り、水々しさ、歯ざわりなど、さまざまです。 味も香りも、好みは、人それぞれですし、それで良いと思います。 一方で、野菜の美味しさや鮮度という感覚を要素分解

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          【野菜ソムリエのランチ】ディルとサーモンの北欧サンド

          【野菜ソムリエのランチ】では、うちの畑で育った野菜やハーブで作るランチをご紹介します。今日は、北欧の香り、ハーブのディルと、初夏に収穫したジャガイモを使ったサーモンのオープンサンドです。 忙しい夏は、日の出とともに畑で作業を開始。昼どき、形は悪いけど、よく育った野菜を持ち帰り、束の間のランチタイムを取ります。 汗だく作業の後ですが、少し余裕があるときは、畑で、ランチ用のハーブや野菜をセレクトします。大のお気に入りランチは、北欧の夏を思い出す、このオープンサンド。 スウェ

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          【畑系野菜ソムリエの日記】夏が終わる

          ヘイヘイ。 すっかりnoteから遠ざかってしまいました。 いくつか台風が過ぎて、風が涼しいと思えば、すでに9月も半ばですね。 畑でクラクラするほど暑かった今年の夏。 つい先ごろまで、彩りをくれた夏野菜も終わりを迎えました。 いま、夏野菜は、だんだんと片付けを進めて、来年に向けて準備を進めています。 秋の植え付けから来年初夏の収穫まで、約8ヶ月近くかかる玉ねぎとニンニク。 その準備、いま、じっくりと土を作っています。 真冬になると強い西風が吹く八ヶ岳西南麓。 最近は暖冬

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          野菜ソムリエ Nob’s Farm通信🧅🧄🥬

          野菜ソムリエの資格を取りました。八ヶ岳山麓で、自分で育てている野菜を題材に、鮮度の高い野菜の食育を伝えたいと思っています。 野菜は、体を美しくする。新しい大地の恵み。今週のお薦め、詰め合わせ野菜で試す「食育レシピと野菜のキット」を企画するなど、新しい活動を始めました。 ルビーのような赤い玉ねぎ。北欧料理🇸🇪🇩🇰では、スモーブロ(オープンサンド)など、生のスライスが欠かせません。ピクルスにしてもイケます。 でかした育った!ホワイト六片ニンニク。素揚げで試した方からは、まるで

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          もっとハンモック、Kammok 3連発レビュー “Mantis UL, Roo Double & Single”

          ヘイヘイ。 ゆらゆら、揺れる。 空を見ていて、ふっと考えがまとまることがある。 そんな体験をしてみて欲しい。 自分も、今年は、もっと、もっとハンモックを使いたい。 歩いて、良い場所を見つけたら、ザックから取り出す。 体一つの移動に使うから、軽さとテント化には、こだわりたい。 そして、いろんなお話をしたい方にも体験して頂きたい。 森の空気の中で、思いがまとまっていくと良いですね。 【Kammok】ハンモックレビュー3連発   Mantis UL, Roo Do

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