エル助

父親。20年6月1日、初娘誕生。娘は①脳室拡大(脳実質低形成、脳梁形成不全、小脳低形成…

エル助

父親。20年6月1日、初娘誕生。娘は①脳室拡大(脳実質低形成、脳梁形成不全、小脳低形成)、②高乳乳酸血症の持続(ミトコンドリア病の疑い)。 娘との記録、日常のことなどを書きます。忘れちゃうからね。

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■2020/8/19(水)父と娘の授乳ラジオ

■訪問看護の”かわいい責め”さん昼、訪問看護(現在、月・水・土の14時~)。先日の方とはまた別の、娘を「かわいいかわいい」と目出まくる、通称かわいい責めさん。今後訪問看護の方には、リハビリ(身体のストレッチ)を中心にお願いする予定。 ■見守りカメラの思わぬ弊害 ベビーベッドに取り付けた見守りカメラの映像。…を、仕事の傍ら、パソコンの隅に映し続けている。…のは、よくない…娘がぐずるたびに「はああ~~~ん、どおしたのおおん!」と娘の方に駆け出していると…仕事になるわけが…ない。

    • ■2020/8/18(火)しこたま

      相変わらず、ミルクと仕事のバランスが難しい。何時分を僕が担当すると妻と僕どちらも楽なのかが見えてこない。そして娘はしこたまにかわいい。頭からちゅるんと口に入れて丸のみしたいぐらいにかわいい。

      • ■2020/8/17(月)僕らなりの日常

        ■2020/8/17(月)僕らなりの日常 鼻にチューブを入れた、娘のミルクの話。 娘のミルクの時間は1日6回。0時・4時・8時・12時・16時・20時の4時間サイクル。朝8時、夜20時は、ミルクに加え、薬もある。 ミルクは1回80ml。20分間は哺乳瓶を使って口からチャレンジし、飲み切れなかった分は経鼻チューブから直接胃に流している(大体、口から20~30mlが平均ぐらい。メタルスライム発見するぐらいの感覚で極まれに、50分ぐらいかけて80ml全部飲むこともある。メタルミ

        • ■2020/8/12(水)~16(日)-一人っ子生活

          ■2020/8/12(水)一人っ子生活さて、今日からしばらくのおひとり様生活。粛々と仕事。実家にいる妻から娘の写真。バウンサーが心地よいらしい。妻は、娘とともに初めての浴槽で入浴。幸せとのこと。早くも娘に会いたい僕。 ■2020/8/13(木)たまらん牡蠣 永田町で打合せ。のあと、上司より出産祝いをご馳走してもらう。牡蠣、バカウマ。 ×   ×   × 夕方、保健師さんから連絡。娘が帰ってきたことを報告し、顔合わせの日取りを設定。その顔合わせの際、今後、使えそうな制度や

        ■2020/8/19(水)父と娘の授乳ラジオ

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          ■2020/8/11(月)~12(火)-川の字決壊

          ■2020/8/11(月)初の親子水入らずと川の字決壊 昨晩。ベビーベッド越しの娘じゃ耐えきれなくて、布団で一緒に横になる。可愛すぎる。かぶりつき。ほっぺに初チューもした。自分の声も、自ずと甘くなってる。 ほっぺた、関節が柔らかい肉でふにふにしてる感じも、無防備で健やかに眠る感じも、小さな手も、ちゅるんとしたまつ毛も、チューブのせいかちょっとへちょっとなり始めてる鼻も、ちゃいろがちの眉毛も、全部かわいい。このまま時が止まればいいのに、と恥ずかしげもなく言えるほど。 「幸せ

          ■2020/8/11(月)~12(火)-川の字決壊

          ■2020/8/9(土)~10(日)-生後70日にして娘帰還

          日記をさぼりにさぼって只今8月25日。記憶の断片収集中。 ■8月9日(土)付添い入院1日目 今日から24時間の付添い入院生活が始まる。娘の育児方法を知りたい、娘と暮らしたい、妻の負担を減らしたい。そんな純粋な衝動もある一方で、私利私欲もある。 僕は産まれてこの方、事故や病気で入院をしたことはない。 「病院食はマズイ」なんて言葉をよく耳にするが、その真偽を確かめたこともない。 「テレビカード」なる謎アイテムも聞いたことがあるが、実際に使用したことはない。 「相室の生活」、「

          ■2020/8/9(土)~10(日)-生後70日にして娘帰還

          ■2020/8/4(火)~8(金)-最後の自由時間

          日記をさぼりにさぼって只今8月25日。記憶の断片収集中。 ■8月4日(火)解答と解決ダメージを受けている! 目に見えて落ち込んでいる! 昨日明かされた娘の「ミトコンドリア病-ピルビン酸脱酵素酸素複合体欠損症(PDHC欠損症)」疑惑。そして医師からは明確に言われたこの言葉。 『予後が長くないとはいわれているが、症例が少ないため、実際のところはわかりません。愛を持って育んで欲しいですが、想定だけはしておいてください』 予測はしていたのに、避けきれず。ボディにもろに入る。

          ■2020/8/4(火)~8(金)-最後の自由時間

          ■8月3日(月)マンキンで落ち込む『ピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症』~手技練習2日目~

          朝方、妻からLINE。娘がミルクを吐いたらしい。 娘のミルクは、20分間は口から飲ませ、飲み切れなかった分を、鼻から通したチューブで胃に直接流し込んでいる(いわゆる、経管栄養)。このチューブミルクが約30分。妻の話を聞くに、経口時に空気を飲み込みすぎると、チューブに切り替えた後、ぶべぇら!と吐乳(吐血と同じニュアンスで)するらしい。 ×   ×   × 手技練習のため病院へ。担当不在ということで、小児科入る手前の部屋で20分程度待機。しかたあるめぇ。待ちが多いのが病院だ

          ■8月3日(月)マンキンで落ち込む『ピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症』~手技練習2日目~

          ■8月2日(日)奇跡の扱い方に悩む~手技練習1日目~

          晴天。娘の手技練習(経管栄養等)のため病院へ。 日曜日なので一般客はおらず、平日の喧騒は嘘のように、静寂に包まれた病院。小児科に訪れると、どこか漂う無機質な壁、そこに不釣り合いなかわいらしい手作り動物の張り紙、カーテンで仕切られた病室、そこで生活する『映え』とは程遠い、髪も野ざらし、寝間着に近い姿で生活感溢れる人々(自分含め)。テレビドラマで見る病院は、無機質感が強く、なんなら「スタイリッシュ」とさえ思ったりもするが、実際の病院は全ての要素がちぐはぐで、何かが噛み合っていな

          ■8月2日(日)奇跡の扱い方に悩む~手技練習1日目~

          ■8月1日(土)幸せなほど怖くなる

          妻から娘の写真が送られてくる。かわいい。問答無用でかわいい。 が…かわいければかわいいほど。幸せを感じれば感じるほど。病気のことを思って怖くなる。今、目の前にある出来事だけを、感情だけを見つめるのが生きるヒケツなのはわかっちゃいるが、フウム、想像力は、厄介だ。 ×   ×   × 生活態度が悪いのも重々承知だし、次の日に予定がある日は、どうしても寝つきが悪い。もとより遠足前日は眠れないタイプだ。 ×   ×   × 終日仕事。

          ■8月1日(土)幸せなほど怖くなる

          ■7月31日(金)推しがマジ尊い

          推しが尊い。マジ尊い。尊すぎて申し訳なる。死にたくなる。 ――なんて感覚を初めて知った。人生で初めて、推しが出来た。 推しの相手? む、娘…。推しは娘…。か、かわいいんだ…。これが…。写真見てるだけでニヤニヤしてしまう。 出産前、西松屋などに妻と出向き「洋服何着せたい?」と聞かれても、「布ならなんでもいいっしょ」と鼻ホジーっと答えていた自分に卍固め。いざ買った服をお召しになった娘様の写真を見てると、ま~かわいいったらありゃしない。 そりゃ後日の面会に向けて、いそいそ

          ■7月31日(金)推しがマジ尊い

          ■7月30日(木)早口言葉みたいなピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症

          ■13:00 退院に向けた娘の付き添い入院のため、妻と共に病院へ。GCUから小児科へ転科――なのだが、移動開始は14時ということらしく、約1時間待ちぼうけ。 ×   ×   × ■14:00 娘と共に移動開始。実に、2か月ぶりに娘に触れる!初めて抱っこする!かわいい、やわらかい、見た目以上にずっしりしてる!愛おしい、愛おしい。家族3人、初めての記念撮影――が、GCUの前っていうのが、嬉しいような悲しいような。ただ、とりあえず、嬉しい。 ×   ×   × ■14:20

          ■7月30日(木)早口言葉みたいなピルビン酸脱水素酵素複合体欠損症

          ■7月29日(水)最後のおばんざい

          明日から、期日未定の娘退院まで、妻は付き添い入院。恐らく二人で夕飯を食べるのは当分ないね、ということで外食へ。 時節柄『うなぎ』てな候補があったが、去る5月31日のこと。出産のための入院日前日であるその日の昼食に食べたのが、冷凍していた『うなぎ』。そして夕飯に食べたのが、妻の希望の『オムライス』だった。 そして、時間は進んで昨晩。たまたま卵をたくさんもらった関係で『オムライス』を食べていたもので、ここでまた『うなぎ』のコンボをかますと…こう…何か…ちょっと、モヤモヤする。

          ■7月29日(水)最後のおばんざい

          ■7月28日(火)手を伸ばし続けた希望もいざ手中に収めると不安になる説

          11時、妻と共に病院のNICUへ。遺伝カウンセラさんーとの話…のはずが、担当医、小児科の先生、遺伝カウンセラーさんと重鎮揃い踏みで、身構える。普段、質問事項を事前に用意してきているが、遺伝カウンセラーとの話のみかと思っていたので、完全に捨て身でやってきてしまった。 ×   ×   × 遺伝カウンセラーさんからは、ミトコンドリア病の遺伝のメカニズムについてのかみ砕いた説明、からの、原因特定に向けての両親の遺伝子検査に協力して欲しい旨の話。が、ミトコンドリア病の可能性を告知さ

          ■7月28日(火)手を伸ばし続けた希望もいざ手中に収めると不安になる説

          ■7月27日(月)中指立てられない温和な子

          妻、病院で娘と面会。 【娘との記録】 ・顔とおでこに目立った”あせも”の正体は幼児湿疹。  塗り薬&風呂等で対応中。 ・鼠径ヘルニアは様子見。 ・ミルクは全量口から飲んでもOKになったが、実際飲めるのは70g中40g(残りはチューブ)。 ・うんちは1日1回、自力でブリブリ。 ・理学療法士さん曰く「右手中指と左手人差し指が特別固い」 ・リハビリは退院後に月1目安。成長したら2週に1回目安。 ・7月30日、小児科へ転科予定。それに向け各種検査中。 ×   ×   × 「

          ■7月27日(月)中指立てられない温和な子

          ■7月26日(日)初体験の相手はファン

          ずいぶん前に書いた某台本がオンライン上演ということで鑑賞。想像以上に良かった。お客さんの反応も上々で安心。演出しない舞台というのも初めての経験だったので新鮮だった。 稽古はもちろん、台本の最終的な改変も立ち会ってないので、どこまで自分の作品のつもりで宣伝などしていいのかというのも、なかなか悩ましい(もちろん脚本で名前はクレジットされてるし、8割は自分が書いた箇所なのだけど)。 しかし、書いた台本に「ファンイラスト」なんて貰ったのは初体験…嬉しい…。

          ■7月26日(日)初体験の相手はファン