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転職活動で最終的にリクルートを選んだ話

2015年に大阪大学工学部→キーエンスへ新卒で入社
5年半本当にたくさんの経験と一生の仲間を得る事ができました。
別記事で前職については簡単にまとめていますのでご覧ください。

転職を決意し、実行するまでも本当にいろんな事がありました。たくさん失敗したし、助けてくれた人達に迷惑もかけたし、家族に心配もかけました。
自戒も込めてまとめていこうと思います。

これから転職される方、キャリアに迷っている方々の少しでも参考になればと思います。
※各時点での教訓も簡単にまとめています
お時間ない方はそこだけでも見ていってください。


目の前真っ暗の転職活動

まず先にどんな転職活動だったかをまとめると、

・転職を伝えたが急遽東京へ異動になり転職期間が伸びる
・行きたい会社が見つからず、面接受けまくるも決まらない転職先
・人材会社の方と折りが合わず、相談相手がいなくなる
・ベンチャーに内定をいただき転職を決意するも決心できない
・緊急事態宣言による選考中止
・リクルートに内定、人事との面談で入社を決意

新卒の時に就活をロクにしなかったことも影響し、会社のことも社会のことも何一つ知らない状態で転職市場に立ち向かいました。

「やりたいことが分からない」
「自分はキーエンスで何を得たのだろうか」
「社会に対してなんの価値もない人間なんじゃないか」

いろんなことを思いました。

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転職の意向を伝える

2019年の12月頃、初めて直近の上司に退職の意向を伝えました。とにかく引き止められる毎日で話が進まない。
今思えば「こういうことがしたい」「こう成長したい」
など、辞意ではなく”なりたい自分を伝える”言い方をしていました。

当然社内の人は辞めてほしいと思っていないので、その言葉のなかに目的を見つけ、如何に社内でそれが叶えることができるのかを説明されていました。(論理的思考の強い会社だったのでそれはそれは筋の通った説得をされた記憶があります)

決断ではなく、相談になってしまっていたのだと思います。
これに気づき、決意を新たにした上ではっきりを辞意を伝えました。

★教訓
転職の意向を伝えるときは、相談ではなく決断を伝える
(本当に迷っている時は相談!出なければやめる意向をただ伝える)

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本社へ異動 変わらない転職への気持ち

退職直前にまさかの異動になりました。
業務が大きく変わったこともあり最初のうちは非常に楽しく、このままここでスキルをつけていくのもいいんじゃないかと考えていました。

しかし、「人と協業できる人材になりたい」「自分の力で戦略を描ける、視座の高い人材になりたい」この想いが消えることはなく、本社に異動してすぐ転職活動を再開しました。

ただ、”環境を変えたことで会社を変えなくても働き方や成長の角度を変えることはできるのだな”と知ることができ、非常に良い経験だったと思います。

★教訓
社内で自分の目標を達成できる場所がないのか、しっかり調べる
(辞めなくても解決するケースも多い)

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なんとなく行きたいと思った会社の面接を受けまくる

転職活動開始直後はとにかく情報がありませんでした。営業系で転職している友人も少なく、ネットで調べても大した情報が出てこない。
先んじて退職した同期が入社したM&A関連の会社やコンサル会社など手当たり次第面接を受けまくりました。

この時の会社選定基準は以下の通りです

・営業のスキルを活かす事ができる
・自身の成長に繋がる
・未経験の業界(業種は営業、業界を変えたい)
・年収(600~800万程度)

しかし、
「やりたいことと何かが違う」
「自身の成長って何を指してるのかよく分からない」
など、面接をいくつ経ても、そもそも入りたい会社が定まらない状態が続きました。

今思うとそもそも選考基準が曖昧だし、社会だけでなく自分のこともわかってない状態でした。

★教訓
転職に求める条件は明確に
MustとWantを分けて整理
”成長”とは何を指しているのか?どうなっていたいのか?を語れるか

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エージェント経由で面接を受ける

そこであるエージェントに相談することにしました。その会社は営業特化の転職支援を行なっている会社でした。
エージェントと話す経験もなかった私はその人に勧められるがまま面接を再度受け続けていました。

なかなか納得のいく会社が見つからない状況が続くと、急にエージェントと連絡が取りにくくなりました。また、自分が興味を持った会社について相談をしてみても
「そこはうちは斡旋してないから対応できない」
「大手なんていっても成長する機会ないよ」
といった対応もあり、そのエージェントとの関わりはなくなりました。

やっぱり人材エージェントは転職させてなんぼ
その個人がどうなりたいかなんて興味ないんだな

と強く感じたのを覚えています。

★教訓
転職エージェント選びは慎重に
複数体験し自分に合ったエージェント選びが必須
合わないエージェントは即断る
人材エージェントは転職させて儲けていることを忘れない

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ベンチャー内定 心のモヤモヤが取れない

別のエージェントを見つけそこで再度相談しました。この頃には自分のやりたい事がある程度明確になってきており、スムーズに相談をすることができました。
非常に親身に対応もいただき、いろんな企業をご紹介いただき、その中であるベンチャー企業に内定をいただきました。

”未経験領域で経験を積みたい”
”自身の能力を活かしたい”
”人と働くスキルをつけたい”

など様々な面で希望に沿った会社でした。
ただ、最終的にこの会社に行くことはありませんでした。

リクルート内定 入社を決めた人事の言葉

同時並行で受けていたリクルートからも内定をいただきました。正直このとき大手に行くつもりはなく、話半分くらいの気持ちで人事の方との最終面談を迎えました。

「やりたいことなんてなくても、なりたい自分がいればいい」
「転職するときに”リスクを取らないといけない”と思っていないか」
「リスクを取ることが成長の要素になると思っていないか」

これらの言葉が全て自分に突き刺さりました。キーエンスから転職する時に転職というチャレンジはリスクを取る行為で、その経験により成長できるのだと、自分に言い聞かせてたように思いました。

この面談をきっかけに最終的に私はリクルートへ入社しました。働き方、社風、文化、協働する人、何もかもが違う会社です。
これからどうなるか分からないことも多いですが、今はこの会社で成長し、なりたい自分になれると信じています。

また機会を見て現職について書こうと思っています。

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転職活動を通じて

本当に迷い、悩み、間違えた転職活動だったと思います。

やりたいことを見つけていない人は価値がないのか
自分は一体何ができるのか
今までの社会人人生は無駄だったのか
頼れる人なんていないんじゃないか

など、様々な感情も生まれました。ただ、諦めず、頼れるものは頼り切った結果、自分の納得できる転職活動をすることができたと思っています。
もちろんもっと良い会社があったかもしれないし、転職をするべきでなかったかもしれない。

それでも、”自分が選べた道”は信じたいし、その道を成功にしたいと思っています。こう思えるのもやり切った結果だと信じています。

これから転職される人へ

めちゃくちゃ迷います
正解を求めたくなります
自分に対して否定的になります
怖くなります

でもその中で考え抜くこと、いつか納得できる道が見つかると信じること
そして、それをやり切れた人だけが自分で選んだ道に進み成功できるのだと私は思っています。

頼れる人がとにかくいない!相談したい!!方へ

こんな私でよければ相談にも乗るので、SNS経由でDMでもなんでもしてくださいませ〜!(コーチングも絶賛学び中ですので)

長文ここまで、ありがとうございましたっ

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