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肩関節の画像読影 ‐CT編-

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どうも肩関節機能研究会の郷間です。
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今回の記事では、肩関節の臨床を行っていくうえで必要なCTの基本的な読影ポイントを紹介したいと思います。

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また、本記事は5月28日(日)に開催する『基礎から学ぶ画像読影』セミナーのスライド204枚のうちのほんの12枚を使用してまとめた記事となっております。


資料は全て今週の5月20日㈰にPDFを配布します。
本記事を読んで少しでもご興味を持ってくださった先生はぜひセミナーもご参加ください^^

  1. ・レントゲン

  2. ・CT

  3. ・MRI

  4. ・エコー

  5. そしてそれらの臨床応用をケースを用いて紹介いたします。

⇩詳細はこちら⇩

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🔊肩ということで早速ですがこちらの画像をご覧ください。

みなさんはこちらのレントゲン画像(Routine A-P像)を見て何か病変を見つけることはできますか?

正直、目を凝らさないとわからない(目を凝らしてもほとんどわからない)ですよね。
情報量が少なすぎます...

ではこちらのレントゲン画像(True A-P像)ではいかがでしょうか?

なにやら関節窩に骨折線が見えます。

ですが、程度などに関してはほとんどわからないですよね。

では最後にCT(MPR法 軸位断)でみてみたいと思います。

こちらのCTをみると関節窩の部分で骨折が生じていて、どの程度の範囲にまで及んでいるのかが把握しやすいですよね。


ちなみに肩甲骨骨折は稀な肩関節疾患です。
肩甲骨骨折は、肩への直接的な外傷によって引き起こされることや高エネルギーの外傷によって引き起こされることもよくあります。


では、次の画像もみていきたいと思います。
みなさんも画像を見ながらどこに骨折が生じているのかを考えてみてください。

上のレントゲン(Routine A-P像)では、とある部分が骨折しています。

ではもう少しヒントを。
先ほどご紹介したCT-MPR法軸位断でみてみましょう。

CT-MPR法でみると上腕骨小結節骨折を把握することが可能です。

つまりCTでは骨折などの骨病変が特定しやすいというメリットがあります。

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