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みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!

わたしは、この年末からのお休みを利用して、いま『LISTEN』(ケイト・マーフィ著)という本を読んでいます。



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以前私が勤めていた金融業界では、コンサルティング業務に力を入れています。金融業界でなくとも、みなさんの勤めていらっしゃる会社でも、上司の方が部下の方と1on1ミーティングを行なっていることも多いのではないでしょうか。
でも果たしてそのコンサルティングや1on1ミーティングって、うまく機能しているでしょうか?
そんなコンサルティングや1on1をうまく機能させるためのヒントを、きょうは「聞く」に焦点を絞りこの本の中からいくつかご紹介したいと思います。


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相手の話しを本気で聞く


まずは、相手の話は本気になって聞くということです。なんだ、そんなこと?と思われるかもしれません。でもたとえば、あなたは次のようなことしてませんか?

  • 話しを遮る。

  • スマホや時計、部屋の他の場所など、相手以外を見る。

  • 落ち着きがない(姿勢を頻繁に変える、ペンをカチカチさせるなど)

これらはダメな聞き手の典型です。即座にやめましょう。


優れた聞き手とは?


逆に、優れた聞き手とはどんな方なのでしょうか?

優れた聞き手とは、相手が必ずしも自分で答えが分かっていないことを承知の上で、もう少し詳しく話してもらうよう働きかけて、相手が答えを自分で気づくように手助けし、引き出すことができる人です。

相手に「好奇心」を持つ 


では、優れた聞き手になるにはどうしたらよいのでしょうか?
その答えの一つが、相手に「好奇心」を持つことだと著者はいいます。

好奇心があると、相手の話に熱心に耳を傾け、一言も漏らさないという態度に現れます。その様子は相手にも伝わり、こちらが何も質問をしなくとも、相手からより多くの情報や関連した話しの詳細を引き出すことができるという研究結果も明らかになっています。

もっとも、「好奇心」があれば事前に相手のことを下調べするでしょうし、より深い質問も臨機応変にできるかもしれません。


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きょうのまとめ


今回は、コンサルティングや1on1をうまく進めるためのヒントとして、優れた聞き手が行なっていることなど、この本に沿って書いてみました。いかがだったでしょうか?

でも実は、私がこの本の中でも特にフックがかかったのが、第12章「アドバイスしようと思って聞くと失敗する」でした。

それも含めてまだ多くの気づきがありますが、長くなりましたのでそれはまた次回ということにしたいと思います。どうぞお楽しみに!




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