見出し画像

みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

いやー、こんな気持ちのいい風が部屋に流れ込む、
いまだけ、朝だけですね!
実に気持ちがいいです。
「早起きは三文の徳」
まさに、まさに。
さあ、一気にブログ書き上げたいと思います。

きょうのテーマは、「集中と多角化」です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回もこちらの本からです。
『ビジョナリーカンパニーZERO』

集中か多角化か

◆経営陣の時間とエネルギー

今回は第7章からの引用になります。

中小企業でもっとも有効な戦略のひとつが、特定の市場または製品ラインに集中し、その分野で競合より明らかに優れた存在になることだ。集中化戦略によって、競争優位性をできるだけ高めることに限られたリソースを集中投下できる。ここでいうリソースには金銭的リソースだけでなく、それよりはるかに重要な経営陣の時間とエネルギーも含まれる。

はるかに重要な経営陣の時間とエネルギー?
どういうことか?

かつての私たちがそうであったように、5つの事業に多角化すると
売り上げ構成比がわずか3%の事業が経営陣の時間、エネルギー、関心の20%を占めるようになる。そんなことをする意味はない。集中しよう。ほかの誰よりも得意なことをしよう。そうすればひとつの製品ラインに全精力を集中させると決断したときの私たちのように、素晴らしい成果が得られるだろう。

なるほど!
そういうことか!!

◆集中化戦略のメリット・デメリット

集中化戦略は、あなたが「その他大勢」になるのを防ぐ。その他大勢は戦略的にもっともまずい立場に陥りやすい。スケールメリットを享受するには小さすぎる一方、競合より高い価格を設定するほど差別化もできない。中途半端な立ち位置は命取りになる。

まさにまさに。
経営資源の限られた中小企業が採るべき戦略ですね!
ただし、デメリットもあります。

もちろん集中化戦略にもマイナスはある。ターゲット市場の規模に応じて、成長には自ずと限界が生じる。景気循環、つまり特定市場の浮き沈みに振り回されるという問題もある。それに加えて集中化戦略ではさまざまな機会に臨機応変に対応するのが難しくなる。

◆段階的多角化

こうしたデメリットの解消策として考えられる戦略が、段階的な多角化だと指摘します。

多角化は絶対ダメだということではない。ほとんどの企業が遅かれ早かれ多角化する。問題は「いつ」「どれだけ」多角化するかだ。

私たちが「段階的多角化」と呼ぶ方法を実践する企業は、多角化で大きな成功を収める傾向がある。段階的多角化とは、まずひとつの事業ラインに集中し、そこで目標を達成したら初めて2つめの分野に進出するという戦略だ。

なお、ひとつの市場で望みどおりのポジションを確立できるまで2~3年の短期で達成できることもあれば、25年以上かかることもあるといいます。

最後の判断は「ビジョン・ステートメント」で


これまでの展開で採るべき戦略としては、

  • まずは集中化戦略

  • その後は段階的多角化

でした。

そして「集中」に関し、自社がどれだけ集中しているかに役立つのが「ビジョン」だともいいます。

つまり、ビジョン・ステートメント、特に「ミッション」や「パーパス」に照らして判断すれば、ビジョンの要請を満たさないことは絶対にやらないので、おのずと「集中」度が高まってくるのだと。

学びました!


いかがでしたでしょうか。

こうしてPCを打ち込んでいる書斎に流れ込んでくる風が
徐々に生暖かくなってきました。
なので、このへんで。

どうぞ、引き続きご自愛を!

この記事が参加している募集

休日のすごし方

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?