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#映画
essay #14 幸運
映画「any day now」(邦題:チョコレートドーナツ)を観た。
人間にしかない、他の動物では起こり得ない、社会構造のなかにしか見いだせない苦しい出来事を描いた、観るべき映画のひとつだった。
友人は嗚咽するほど泣いたと言っていたし、映画が描いていた衝撃はとても大きなものだったけれど、感傷に浸るというよりは、社会に対する重たい鉛のような懐疑心が心臓に残る気持ちで、表情筋をなかなか、動かせない
映画「any day now」(邦題:チョコレートドーナツ)を観た。
人間にしかない、他の動物では起こり得ない、社会構造のなかにしか見いだせない苦しい出来事を描いた、観るべき映画のひとつだった。
友人は嗚咽するほど泣いたと言っていたし、映画が描いていた衝撃はとても大きなものだったけれど、感傷に浸るというよりは、社会に対する重たい鉛のような懐疑心が心臓に残る気持ちで、表情筋をなかなか、動かせない