Fichronicle #23 『スノードームは金ピカ』

2020年10月5日(月)

10年前に僕が好きな女優さんが出演した映画を動画アプリで観た。
10年前というか、あの頃はこうだったよなあってディスプレイに映る建物や街の姿を見てそう思った。

当時のカメラで当時の姿を映し出しているのでさらにそういう気持ちが強まった気もする。
あの映画に映る町や建物の姿は僕にとっての日本の原風景だ。もしかしたら「平成という時代における」原風景なのかもしれないけど。

2020年10月6日(火)

多摩という地名が名前の由来と言われる音楽グループの初期の曲を聴いた。

僕はこの人たちのことを少なくとも5年前から知ってる。とある映画で主人公がこのグループのヒット曲をスマホで聴いてるシーンがあって、この曲の確かメロディーだと思うけど、それが印象的だったから、曲名を調べてしっかりと聴いてみると、「良い曲！」となり、聴き込んでた時期もあったほど。

良い曲はいつまで経っても良いと再認識した。

今思うと2000年代の後半のテレビのごく一部の中でこの曲のような空気があった気がする。
あの頃は80年代の文化の空気がまだ少し存在していたのかもしれないな、と予想した。

2020年10月7日(水)

思い出した。僕が昨日こう思ったのは、金曜夜7時半から8時までのアニメ枠のCMかなにかでこの雰囲気があった気がしたからだ。でも詳しくは思い出せない。でもあったような気がする。

2020年10月8日(木)

秋が深まる、この言葉がとても似合う日だ。それもそのはず、9月1日が秋の始まりとするならば、もう一ヶ月以上経っているのだから。

2020年10月9日(金)

1992年の東京を伝える動画を以前からサムネイルとタイトルだけは認知していた。なんとなくクリックしてみると、え、なに、92年なのに画質が良いんだけど。

色々見てるとHD画質が撮れるカメラで撮影されたよう。
以前4Kのことを調べてるときに1988年にはもうHD画質が存在していたという記述を見たのを思い出し、そういうことなのかなと思った。

それにしても画質が綺麗。ぱっと見つい最近に見える。ただ人々の装いを見てると今ではないのが伝わってくる。
この画質で92年の装いを見るのはとても不思議な感覚になる。

2020年10月10日(土)

カラオケに来た。「歌う」ことが目的で来るのは久しぶりだと思う。
野菜がバンド名の由来とミュージシャンの曲や不思議な音楽を作る音楽家の曲を歌った。
点数はいつも通り平均点70点代前半だった。
一曲だけ82点。

2020年10月11日(日)

衣替えを始めた。秋も深まり、そろそろ秋服を出すかって。コートはまだ早いかな。代わりにパーカーを出した。